2026年度 基礎生物学研究所 共同利用研究(随時申請)
募集中| 助成機関 | 基礎生物学研究所 |
|---|---|
| カテゴリ | 国家プロジェクト |
| 分野 | 基礎生物学ゲノム科学バイオイメージングバイオインフォマティクスモデル生物 |
| 助成額 | 旅費(交通費・日当・宿泊料)を予算の範囲内で配分(1提案代表者あたり1年度の旅費配分総額は原則50万円が上限)。研究費の助成はなく、トレーニングコースの試薬等消耗品費と研究会の会議費のみ別途配分 |
| 締切日 | 2026-10-31 |
| 公募開始日 | 2026-04-01 |
| 研究期間 | 2027年3月31日まで(原則1年以内。2年以上継続する場合は年度ごとに申請) |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | - |
| 申請システム | NOUS(自然科学共同利用・共同研究統括システム) |
概要
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 基礎生物学研究所が、大学・研究機関等に所属する所外の研究者に対して公募する共同利用研究のうち、通常の受付期間(2025年11月4日から12月4日)の後も随時申請を受け付ける枠。2026年4月1日から10月末日まで随時受付で、審査期間として概ね1か月程度を要する。随時申請の対象となるのは、新規モデル生物開発共同利用研究、個別共同利用研究、統合ゲノミクス共同利用研究、統合イメージング共同利用研究、大型スペクトログラフ共同利用実験、研究会、トレーニングコースの7事項で、超階層生物学共同利用研究と生物遺伝資源新規保存技術開発共同利用研究は随時申請の対象外。経費は基礎生物学研究所までの交通費及び日当・宿泊料を研究所の予算の範囲内で配分し、自然科学研究機構役職員旅費規程により支給される。1人の提案代表者に対する年度あたり旅費配分総額の上限は原則50万円。研究期間は2027年3月31日まで。申請は自然科学共同利用・共同研究統括システム(NOUS)から行い、事前に研究部門・研究室一覧から所内対応者を確認して打ち合わせる。問い合わせは自然科学研究機構 岡崎統合事務センター 国際研究協力課 共同利用係(電話0564-55-7133、r7133@orion.ac.jp)。
応募要件
提案代表者は、(1)大学及び公的研究機関に所属する常勤の研究者、(2)大学及び公的研究機関に所属する非常勤の研究者のうち、e-Radに「科研費の応募資格有り」として研究者情報が登録されている研究者、または研究活動を行うことを職務として大学もしくは公的研究機関に所属し実際に研究活動に従事している研究者(大学院生は除く)、(3)基礎生物学研究所長が十分な研究能力を有すると認めた者、のいずれかに該当する研究者。個別共同利用研究は所外の研究者に限られ、それ以外の公募事項は所外又は所内の研究者が提案代表者になれる。共同利用研究分担者としては、上記に加えて大学院生、学部学生、技術職員等も参加できる。年齢制限はない。
対象となる研究
随時申請の対象となる公募事項は次の7つ。(2)新規モデル生物開発共同利用研究は、生物学研究に有用な新しいモデル生物の確立および開発に向けて所外と所内の教員が共同して行う研究で、モデル生物の創成や改良、モデル生物や新規解析技術の普及を目指すワークショップ等の開催を含む。(3)個別共同利用研究は、所外の研究者が所内の教員と協力して行う個別プロジェクト研究。(4)統合ゲノミクス共同利用研究は、次世代DNAシーケンサーを使用したハイスループット遺伝子解析および大規模計算機システムを活用したゲノム関連データ解析を中心に、超階層生物学センターのトランスオミクス解析室(担当教員は重信秀治教授、吉田拓也特任准教授)、データ統合解析室(担当教員は内山郁夫准教授)と共同して行う研究。(5)統合イメージング共同利用研究は、IR-LEGOシステム、2光子顕微鏡、光シート顕微鏡等の先端光学機器を用いた実験と、生物画像処理・画像解析に関する研究(担当教員は亀井保博RMC教授、野中茂紀准教授、加藤輝RMC助教)。(6)大型スペクトログラフ共同利用実験は、光情報による細胞機能の制御、光エネルギー変換、生物における空間認識・明暗認識、紫外線による生体機能損傷と光回復の4テーマ(担当教員は亀井保博RMC教授)。(8)研究会は基礎生物学分野の重要な課題を対象とした比較的少人数の研究討論集会(担当教員は立松圭RMC准教授)。(9)トレーニングコースは基礎生物学に関連する研究技術の普及を目的とした開催(担当教員は重信秀治教授)。
採択されやすい研究像
公募要項は審査項目と配点を公表していない。採否は運営会議の議を経て基礎生物学研究所長が決定するとのみ記載されている。要項が申請書に必ず記載するよう求めているのは公募事項ごとの指定事項で、たとえば新規モデル生物開発共同利用研究では、どのような生物現象を新規モデル生物を用いて解明することが期待できるか、形質転換系開発の進行状況と予定、ゲノム解読の進行状況と予定、国際コミュニティ構築の予定の4点である。また、過去に本研究所共同利用研究に通算して5年以上採択されている場合にこれまでの研究実績(成果論文の発表等)により配分金額を調整する場合があるとの定めは、新規モデル生物開発・個別・統合ゲノミクス・統合イメージングの各共同利用研究の経費配分にのみ置かれており、随時申請の対象である大型スペクトログラフ共同利用実験、研究会、トレーニングコースには記載がない。
過去の採択傾向
2025年度の共同利用研究実施課題一覧が公式に公開されており、合計199課題が採択されている(https://www.nibb.ac.jp/collabo/invite/project/2025.pdf)。内訳は超階層生物学共同利用研究3件、新規モデル生物開発共同利用研究6件、個別共同利用研究66件、統合ゲノミクス共同利用研究82件、統合イメージング共同利用研究20件、大型スペクトログラフ共同利用実験6件、生物遺伝資源新規保存技術開発共同利用研究7件、研究会8件、トレーニングコース1件。随時申請の対象となる7事項の合計は189課題。採択者は北海道大学、東北大学、東京大学、明治大学、千葉大学、岡山大学、広島大学、兵庫県立大学、長岡技術科学大学、岩手医科大学、Rutgers Universityなど国内外の大学が中心。年度別の実施課題一覧は平成18年度分から公式サイトで公開されている。
応募方法
申請システム: NOUS(自然科学共同利用・共同研究統括システム)
必要書類:
- 共同利用研究申請書(NOUSのWeb入力様式)
記載項目:
- 公募事項の選択
- 研究課題名
- 所内対応者
- 研究組織(提案代表者、共同利用研究分担者)
- 研究目的と研究計画
- 来所予定期間
- 必要経費
- 公募事項別の指定記載事項(新規モデル生物開発の場合は形質転換系開発の進行状況と予定、ゲノム解読の進行状況と予定、国際コミュニティ構築の予定 等)