令和8年熊本地震被災地の研究者支援「緊急共同利用・共同研究」
募集中| 助成機関 | 国立遺伝学研究所 |
|---|---|
| カテゴリ | 国家プロジェクト |
| 分野 | 遺伝学生命科学ゲノム科学災害研究支援 |
| 助成額 | 1件につき上限50万円 |
| 締切日 | 随時(通年受付) |
| 公募開始日 | 2026-08-03 |
| 研究期間 | 原則3か月程度 |
| 難易度 | 低 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | - |
| 申請システム | メール |
概要
令和8年熊本地震で研究室が被災し研究遂行が困難になった研究者・学生を、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所が受け入れ、一定期間研究を継続できる場を提供する緊急支援公募。大学共同利用機関の共同利用・共同研究の枠組みを使って行われ、例年のNIG-JOINT共同研究(A)(B)に準じて募集する。所要経費は予算の範囲内で遺伝研が1件につき上限50万円までを負担し、資料の輸送費、遺伝研における研究費、遺伝研に来所するための旅費(交通費、滞在費)のいずれにも使用できる。研究期間は原則3か月程度。申請は随時受け付け、審査を迅速に行い採否をメールで通知する。申請にあたっては、募集要項に掲載された研究系・各研究施設の担当教員及び研究の概要を参照し、研究内容に関わりの深い所内教員に相談する。適当な所内対応者が見つからない場合は総務企画課研究支援室研究推進係に相談できる。申請書はWordまたはPDF形式でメール添付により kyodo-mail@nig.ac.jp へ提出する。問い合わせは国立遺伝学研究所 管理部総務企画課研究支援室研究推進係(電話055-981-6728)。
応募要件
令和8年熊本地震により研究室が被災し、研究遂行が困難になった研究者・学生。例年の国立遺伝学研究所 NIG-JOINT 共同研究(A)(B)に準じて募集される。申請にあたっては、研究内容に関わりの深い遺伝研の所内教員に事前相談することが求められる。適当な所内対応者が見つからない場合は総務企画課研究支援室研究推進係へ相談する。
対象となる研究
被災により研究遂行が困難になった研究者・学生が、遺伝研に滞在して継続する研究。遺伝研の研究系は情報研究系(系統情報、ゲノム進化、ゲノム多様性、生命ネットワーク、大量遺伝情報、ヒト集団ゲノム)、ゲノム・進化研究系(遺伝情報分析、植物遺伝、進化遺伝、生態遺伝学、比較ゲノム解析、分子生命史)、遺伝形質研究系(共生細胞進化、植物細胞遺伝、神経回路構築、神経システム病態、多細胞構築、脳機能、マウス開発)、遺伝メカニズム研究系(ゲノムダイナミクス、細胞建築、染色体生化学、物理細胞生物学、分子細胞工学、無脊椎動物遺伝)、新分野創造研究系(遺伝子量生物学、植物進化、理論生態進化)に加え、薬品・アイソトープ管理ユニット、バイオデータ研究拠点(BSI)、統合研究コア(NIGiRC)が対応する。研究テーマは遺伝研の各研究室の研究内容に関わりの深いものが対象となる。
採択されやすい研究像
公募文書の記載から逆算すると、次の3点を満たす申請が想定されている。①被災により研究室での研究遂行が困難になっている状況が具体的に説明できること。②募集要項末尾の研究系・各研究施設の担当教員及び研究の概要を参照し、研究内容に関わりの深い所内教員と事前に相談ができていること。③遺伝研に滞在して原則3か月程度で継続できる研究計画であること。審査基準は公表されていないが、公募文書は「審査を迅速に行い採否をメールにてお知らせします」としており、緊急性に応じた迅速な処理が前提となっている。
過去の採択傾向
本公募(令和8年熊本地震分)の採択実績はまだ公表されていない。先行する同種の公募として、令和6年能登半島地震被災地の研究者支援「緊急共同利用・共同研究」の採択一覧が公開されており、合計1課題(北陸先端科学技術大学院大学 共創インテリジェンス研究領域 助教、研究課題「嫌がらせ行動の進化と利他行動の進化の比較研究」、所内研究代表者は理論生態進化研究室)が採択されている(https://www.nig.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2026/03/saitakuK.pdf)。
応募方法
申請システム: メール
必要書類:
- 「緊急共同利用・共同研究」申請書(WordまたはPDF形式でメール添付)
記載項目:
- 研究課題名
- 研究組織(研究代表者、所内対応者)
- 研究目的と研究内容
- 必要経費(資料の輸送費、研究費、旅費)
- 研究期間
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
-
🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
-
🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
-
🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
-
🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
-
🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 本日(公募文書の日付である2026年8月3日)より随時申請を受け付け、審査を迅速に行い採否をメールで通知する。
- 所要経費は予算の範囲内で遺伝研が1件につき上限50万円までを負担する。
- 経費は資料の輸送費、遺伝研における研究費、遺伝研に来所するための旅費(交通費、滞在費)のいずれにも使用できる。
- 旅費等の支払いは情報・システム研究機構関連規程に基づき行われる。
- 研究期間は原則3か月程度。
- 研究終了後30日以内に所定の様式による報告書を提出する。
- 例年の国立遺伝学研究所 NIG-JOINT 共同研究(A)(B)に準じて募集される。
締切は随時(通年受付)。緊急支援のため審査は迅速に行われる。学内締切の設定は不要だが、所内対応教員への事前相談に1週間程度を見込む。被災状況により所属機関の事務機能が制限されている場合があるため、遺伝研の研究推進係へ先に相談してよい。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。