グリーンイノベーション基金事業/次世代型地熱技術の開発
募集中| 助成機関 | NEDO |
|---|---|
| カテゴリ | 国家プロジェクト |
| 分野 | エネルギー地熱発電再生可能エネルギーカーボンニュートラル |
| 助成額 | 1件あたりの上限は公募要領に記載なし(事業全体の予算上限はプロジェクト総額1,102億円、研究開発内容〔4〕共通基盤技術の開発は30億円) |
| 締切日 | 2026-11-10 |
| 公募開始日 | 2026-08-28 |
| 研究期間 | 2026年度から2030年度までの最長5か年度(当初契約・交付期間は最初のステージゲートまでの期間) |
| 難易度 | 高 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | - |
| 申請システム | jGrants |
概要
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、天候に左右されず安定供給が可能なベースロード電源である地熱発電の導入拡大を目的とするグリーンイノベーション基金事業のプロジェクト(プロジェクトコードP26014)。研究開発内容は〔1〕超臨界地熱技術の開発、〔2〕クローズドループ技術の開発、〔3〕EGS技術の開発(いずれも2/3補助に1/10インセンティブを加算)、〔4〕共通基盤技術の開発(委託)の4項目。〔1〕から〔3〕は企業等が主たる実施者となる必要があるが、★印が付く〔4〕共通基盤技術の開発は大学・研究機関等が主たる実施者となることが可能で、その場合はインセンティブを適用せず10/10委託となる。大学や研究機関等のみで〔4〕に応募することも、採択後に他の研究開発内容の実施企業等と連携することを要件として認められる。応募はJグランツで受け付け、締切は2026年11月10日(火)正午。公募説明会は2026年9月7日(月)10時30分からオンラインで開催(申込期限は9月4日)。問い合わせ先は再生可能エネルギー部 地熱担当。
応募要件
単独又は複数で受託及び補助を希望する企業等(公募ページの対象者欄は「企業(団体等を含む)、大学等」)。応募要件は、(i)2050年カーボンニュートラルの実現に向けて成果を社会実装につなげることを経営者がコミットし、そのコミットメントを明らかにした長期的な事業戦略ビジョンを提出すること、(ii)実施場所及び成果活用場所に国内を含むこと、(iii)主たる実施者が収益事業の担い手である企業等であること(企業等の支出が過半を占めること)、(iv)委託事業の場合はNEDOが指定する情報管理体制を有すること、の4点。ただし(iii)については、★印が付く研究開発内容〔4〕共通基盤技術の開発に限り、大学・研究機関等が主たる実施者(支出が過半を占める実施者)となることが可能で、採択後に他の研究開発内容の実施企業等と連携することを要件として、大学や研究機関等のみで応募することも認められる。年齢制限や推薦要件はない。応募にはGビズIDプライムアカウント又はGビズIDメンバーアカウントが必要。
対象となる研究
次世代型地熱技術の確立を目指す4つの研究開発内容。〔1〕超臨界地熱技術の開発は、調査井の掘削等を通じて超臨界地熱貯留層の存在の兆候を確認し、高温・高圧環境に対応可能な掘削・生産・発電の要素技術、坑井能力評価、耐高温・耐腐食性機材、発電システムのエンジニアリング等の基礎的知見を整理する。〔2〕クローズドループ技術の開発は、マルチラテラル方式や同軸二重管方式等の試験井掘削と循環試験を通じて安定的な熱回収システムを構築し、熱回収量の持続性評価、掘削コスト低減、長大・複雑坑井の掘削技術を開発する。〔3〕EGS技術の開発は、試験井の掘削、人工的な貯留層造成、循環試験を通じて安定的かつ低環境負荷な熱回収システムを構築し、貯留層造成技術の高度化、循環流体の回収率向上、微小振動への対応等に取り組む。〔4〕共通基盤技術の開発(★印、大学・研究機関等が主たる実施者となることが可能)は、岩石・流体の物性・地化学データの整備、発電量予測や貯留層挙動等を評価可能にするシミュレーション技術、環境影響や安全性に配慮したモニタリング技術等を開発する。目標は2030年度までに超臨界地熱流体の性状確認やクローズドループ方式/EGS方式の坑井を用いた熱回収システムの構築を行い、従来型地熱発電と同じ発電コスト(13.8円から36.8円/kWh、2025年時点)及び他のベースロード電源と同じ発電コスト(12円から19円/kWh、2025年時点)を見通せる技術を確立すること。
採択されやすい研究像
①研究開発・社会実装計画が掲げる技術水準を実現する具体的な解決方法と、野心的かつ測定可能なKPIを提示し、独自性・新規性・他技術に対する優位性・実現可能性を示した提案。②本プロジェクトだけでは解決しきれない残された技術課題とその解決の見通しまで示し、効果的・効率的な実施スケジュールと実施体制(中小・ベンチャー企業の組み込みを含む)を構築した提案。③〔4〕共通基盤技術の開発に大学や研究機関等のみで応募する場合は、実施企業等の社会実装に必要な共通基盤技術の開発に取り組むものとして、採択後に他の研究開発内容の実施企業等との具体的な連携が想定されており、かつ研究代表者やチームリーダー等の中心的人物が事業継続困難となった場合にも組織として事業を継続できる体制を構築していることが評価される。
過去の採択傾向
本プロジェクトは2026年度に開始する新規プロジェクトであり、2026年9月3日時点で採択実績は公表されていない。公募要領では、採択した案件(実施者名、プロジェクト概要)をNEDOのウェブサイト等で公開し、書面審査員・面接審査員の所属・役職・氏名も採択案件の公開時に公開すると定められている。
応募方法
申請システム: jGrants
必要書類:
- 別添1:事業戦略ビジョン
- 別紙1:積算用総括表
- 別添2:研究開発責任者及びチームリーダーの研究経歴書
- 別添3:NEDO事業遂行上に係る情報管理体制の確認票
- 別添4:提案者情報
- 別添5:その他の研究費の応募・受入状況
- 別添6:ワーク・ライフ・バランス等推進企業に関する認定等の状況
- 別添7:事業開始年度の賃金を引き上げる旨の表明資料(任意)
- 別添8:GXリーグへの加入状況または温室効果ガス排出削減のための取組状況
- 別添9:出向者派遣の意向
- 直近の事業報告書
- 直近3年分の単体/連結財務諸表(原則、円単位)
- NEDOが提示した契約書(案)について疑義がある場合はその内容を示す文書(任意)
記載項目:
- 0. コンソーシアム内における各主体の役割分担(コンソーシアムで提案する場合のみ、幹事会社が提出)
- 1. 事業戦略・事業計画(産業構造変化に対する認識、市場のセグメント・ターゲット、提供価値・ビジネスモデル、経営資源・ポジショニング、事業計画の全体像、研究開発・設備投資・マーケティング計画、資金計画)
- 2. 研究開発計画(研究開発目標、研究開発内容、実施スケジュール、研究開発体制、技術的優位性)
- 3. イノベーション推進体制(組織内の事業推進体制、経営者等の事業への関与、経営戦略における事業の位置づけ、事業推進体制の確保)
- 4. その他(想定されるリスク要因と対処方針、技術流出防止措置、提案者情報)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 jGrantsにログインGビズIDを使ってjGrantsにログインします。ログイン後、機関情報が正しく表示されていることを確認してください。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 公募の検索・選択公募一覧から対象の公募を検索し、「申請する」を選択します。公募名や配分機関名で検索できます。公募が見つからない場合は、受付開始日を確認してください。
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🔬 研究者 提案書のアップロード公募要領に指定されたフォーマットで作成した提案書をPDFでアップロードします。NEDO公募の場合、提案書の様式(ページ数・フォントサイズ・余白等)が厳密に指定されているため、公募要領を熟読してください。
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🔬 研究者 予算情報の入力研究開発費の経費内訳(人件費、設備費、旅費、その他経費など)をフォームに入力します。提案書の予算計画と金額が一致しているか必ず確認してください。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 申請内容の確認・提出すべての入力内容とアップロードファイルを最終確認し、提出します。提出後は「申請済み」ステータスに変わります。受付完了メールが届くことを確認してください。
- 研究開発内容〔1〕から〔3〕は企業等が主たる実施者(支出が過半を占める実施者)となる必要があるが、★印の〔4〕共通基盤技術の開発は大学・研究機関等が主たる実施者となることが可能で、その場合は1/10インセンティブを適用せず10/10委託となる。
- 大学や公的研究機関が提出する事業戦略ビジョンは「2. 研究開発計画」と「4. その他/(2)提案者情報」のみでよく、★印の研究開発内容に大学や研究機関等のみで応募する場合は「4. その他/(1)想定されるリスク要因と対処方針」も提出する。
- 本プロジェクトはステージゲート審査を設けており、当初契約・交付期間は最初のステージゲートまでの期間。ステージゲート通過後の費用は審査で継続が認められた場合に限り支出できる。
- 国立研究開発法人から民間企業への再委託又は共同実施(委託事業の場合)、委託又は共同研究(補助事業の場合)は原則認められない(資金の流れがないものを除く)。
- 面接審査を行う場合、提案する企業等の担当役員以上の参加が求められる。
- 非開示希望を明記した情報を除き、採択者の事業戦略ビジョンはNEDOのホームページで公開される予定。
- 公募内容に関する質問は公募説明会で受け付け、それ以降は2026年10月27日(火)までの間に限りE-mailで受け付ける。
締切は2026年11月10日(火)正午。公募説明会は2026年9月7日(月)10時30分から12時00分にオンライン(Teamsウェビナー)で開催され、申込期限は2026年9月4日(金)。学内締切は公募締切の3週間前を推奨する。GビズIDの取得に2週間以上かかる場合があること、情報管理体制の確認票(別添3)と直近の事業報告書に機関事務の関与が必要であること、締切が最終日正午であることが理由。
申請のポイント
- GビズIDプライムの取得には約2週間かかります。初めてjGrantsを利用する場合は、公募開始前に取得を済ませてください。
- NEDO公募では提案書のフォーマット(様式、ページ数上限、フォントサイズ等)が厳格に指定されています。様式不備で不受理とならないよう注意してください。
- 大型プロジェクトの場合、コンソーシアム(共同提案体)の構成が必要です。参画企業との調整に時間がかかるため、早めに体制を固めてください。
- jGrantsのシステムメンテナンスは金曜夜〜土曜に行われることが多いです。締切が月曜の場合は金曜中に提出することを推奨します。