第33回 磁気健康科学研究助成
募集中| 助成機関 | 公益財団法人渡邉財団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 医学生体医工学健康科学基礎研究 |
| 助成額 | 1件100万円程度(総額約1500万円、15件程度) |
| 締切日 | 2026-11-20 |
| 公募開始日 | 2026-08-01 |
| 研究期間 | 1年間(2027年4月1日から2028年3月31日) |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | 約40%(第32回:応募42件、採択17件) |
| 採択件数 | 17件(第32回実績) |
| 申請システム | Web |
概要
公益財団法人渡邉財団(旧磁気健康科学研究振興財団)が実施する、磁気を用いて健康の維持および増進を図る科学に関する基礎研究および応用研究への助成。第33回の対象は、磁気健康科学に関する基礎研究(テーマ自由)、応用研究(テーマ自由)、テーマ指定研究の3区分。テーマ指定研究はヒトおよび動物レベルでの磁場作用のメカニズム解明、免疫系、循環系、神経系、血流と磁場との関連の5題。総額約1500万円で1件100万円程度を15件程度に交付する。研究助成期間は2027年4月1日から2028年3月31日までの1年間。応募はオンラインのみで郵送は受け付けない。年齢と役職の制約はないが若手研究者の支援を優遇する。説明会の開催予定は公表されていない。選考結果発表は2027年2月、贈呈は2027年3月。問い合わせは同財団事務局(TEL 092-724-3605、info@watanabe-zaidan.or.jp)。
応募要件
大学、大学院(高等専門学校等の教育機関を含む)または研究機関等に属する者。年齢および役職の制約はない。提出書類は申請書と承諾書で、推薦書の提出は求められていない。承諾書には所属機関長の押印が必要。前年度助成金受領者は応募できない。応募は基礎研究、応用研究、テーマ指定研究のいずれか1件に限る。企業、財団、社団法人からの応募は対象外で、大学、公共機関等の研究を目的とする機関に所属する研究者が対象。若手研究者の支援を優遇し、磁気以外の分野で活躍し生体磁気研究に初めて挑戦する者も歓迎される。
対象となる研究
磁気健康科学に関する研究で、次の3区分のいずれか1件に応募する。①磁気健康科学に関する基礎研究(テーマ自由。例として、弱磁場から超強磁場までの磁場の生体への作用に関する基礎研究)。②磁気健康科学に関する応用研究(テーマ自由。例として、家庭用磁気治療器等を含む磁気の医療への応用研究)。③磁気健康科学に関するテーマ指定研究で、(1)ヒトおよび動物レベルでの磁場作用のメカニズムの解明、(2)免疫系と磁場との関連、(3)循環系と磁場との関連、(4)神経系と磁場との関連、(5)血流と磁場との関連の5題。第32回の採択課題には、磁気集積能を有する脂肪組織幹細胞スフェロイド移植による骨盤臓器脱に対する再生医療、超高磁場MRIによる非侵襲的3次元培養筋組織の立体構造評価、転移性尿路上皮癌に対する磁性ナノ粒子を用いた磁気温熱化学療法、生体磁場計測装置を用いた筋活動の評価と神経筋疾患の診断などが含まれる。
採択されやすい研究像
①磁気健康科学の推進に資し、将来貢献度が高いと評価される研究。財団は「磁気を用いて健康の維持及び増進を図ることをテーマにした基礎研究、応用研究、テーマ指定研究のうち有用な将来貢献度の高い研究が採用されます」と公表している。②他分野の審査員にも理解できる形で書かれた申請。申請書には「医・歯・薬・工・理学のそれぞれの専門的な内容については、他分野の人にも理解できるようご記入ください」「特に重要な専門用語等については、用語のあとに( )書きで説明を加えてください」と明記されている。選考委員の構成や専門分野は公表されていない。③若手研究者が研究代表者となる申請。公式FAQは「若手研究者の支援を優遇しておりますので、共同研究の場合は、若手研究者を研究代表者にすることをお勧めします」と述べている。④磁気以外の分野から生体磁気研究に新規参入する申請も歓迎される旨が応募要領に明記されている。
過去の採択傾向
第32回(2025年8月から11月に募集)は応募総数42件のうち17件が採択され、助成総額は1700万円だった。採択者には、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 助教 宮本大輔(磁気集積能を有する脂肪組織幹細胞スフェロイド移植による骨盤臓器脱に対する再生医療の実現)、東京大学情報理工学系研究科 助教 趙炳郁(超高磁場MRIによる非侵襲的3次元培養筋組織の立体構造評価)、名古屋市立大学大学院医学研究科 助教 永井隆(転移性尿路上皮癌に対する磁性ナノ粒子を用いた磁気温熱化学療法の開発)、九州大学先導物質化学研究所 准教授 アルブレヒト建(磁気を発光によりイメージング可能な発光ラジカルの開発)などが含まれる。財団の沿革によると、第1回磁気研究助成金贈呈式(1995年3月)は助成件数16件、助成総額2800万円。2023年6月に研究助成金累計額が4億円に達し、累積件数は372件となった。
応募方法
申請システム: Web
必要書類:
- 申請書(第33回磁気健康科学研究助成 申請書、財団指定様式)
- 承諾書(所属機関長の押印が必要、財団指定様式)
記載項目:
- 研究課題名
- 研究の要旨(200字以内、キーワードにアンダーライン)
- 研究の概要(研究の背景、目的、問題点など研究全体のイメージ)
- 研究の内容(研究上の問題解決の方法、内容、スケジュール)
- 研究の経緯(これまでの研究成果、研究の準備状況)
- 本研究の特色(内外の研究と比較して優れている点、違い)
- 予想される波及効果(医学、歯学、薬学、工学、理学へ及ぼす効果)
- 研究者の経歴(学部卒業以降の学歴、略歴、学位名と取得年月日)
- 本研究に関連して申請者が公表した主要論文(最新5件程度)
- 他機関への助成申請(過去2年間の採択分および申請中のもの)
- 助成金支出計画(研究助成金費目一覧表の科目、細目に沿って記載)
- 研究種目の選択(基礎研究、応用研究、テーマ指定研究のいずれか1つ)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
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🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
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🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
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🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- 応募は基礎研究、応用研究、テーマ指定研究のいずれか1件に限る。
- 前年度助成金受領者は応募できない。
- 助成金は所属機関の間接経費および一般管理費(オーバーヘッド)を含んだ金額である。所属機関の免除制度を利用する場合は事務局に申し出る。
- 研究との関連性が低い医療用および研究機器等の備品購入は原則として認められない。
- 人件費は研究協力者謝金のみが対象で、給与的経費は認められない。
- 特許等の知的財産権取得費は認められず、助成対象の研究から生じた特許権等が財団に帰属することはない。
- 採択者には助成金授与式への参加と、ホームページおよび会報誌掲載用の写真、メッセージ原稿、メッセージ動画の提出が求められる。
- 郵送での受付は行っていない。
締切2026年11月20日。説明会の開催予定は公表されていない。学内締切は3週間前を推奨。応募時に所属機関長の押印がある承諾書が必要で、学内の押印手続きに日数を要するため。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。