Junior Fellows of the Simons Society of Fellows(2027年開始)
募集中| 助成機関 | Simons Foundation |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 生命科学物理学数学情報科学 |
| 助成額 | 年俸102,799米ドル(2027年度から2028年度、毎年3%の自動増額)、研究費1万米ドル、受入機関に間接経費20% |
| 締切日 | 2026-09-10 |
| 公募開始日 | - |
| 研究期間 | 最長3年(開始は2027年7月1日、8月1日、9月1日のいずれか) |
| 難易度 | 高 |
| 採択率 | 1割未満(公式ページに less than 10 percent of nominees are selected と記載) |
| 採択件数 | 2027年は最大15名を採用予定 |
| 申請システム | Web(Simons Award Manager(SAM)) |
概要
サイモンズ財団が2014年に設立したSimons Society of Fellowsのジュニアフェロー制度。ニューヨーク市内の教育機関で、教育負担を負わずに独立した研究を最長3年行う若手研究者を支援する。対象分野は数学、計算機科学と情報科学、生命科学、物理科学と工学。2027年は最大15名の採用を予定し、公式ページは「This is a prestigious, competitive program through which less than 10 percent of nominees are selected.」として推薦者に対する採用割合が1割未満であることを明記している。応募は本人からではなく推薦制で、終身在職権相当の職にある研究者が推薦者となる。推薦者は年に1件しか推薦できず、自身を推薦することも被推薦者の指導者(メンター)になることもできない。推薦者と別の推薦状の書き手のうち少なくとも一方は、被推薦者の現所属機関の外部である必要がある。博士号の要件は2025年5月から2027年8月の間に満たすこと。ジュニアフェローシップは他のフェローシップやテニュアトラックの教員職と兼ねることはできず、学年度中はニューヨーク市内に居住することが求められる。受入機関はニューヨーク市内(ブルックリン、マンハッタン、スタテンアイランド、クイーンズ、ブロンクス)の教育機関で、市内の機関と提携する医療機関も対象になるが、財団のFlatiron Instituteは受入機関になれない。年俸は2027年度から2028年度が102,799米ドルで毎年3%増額、これに受入機関の規定による付加給付と、年1万米ドルの研究費、受入機関への間接経費20%が加わる。推薦の締切は2026年9月10日正午(米国東部時間)、面接は2026年10月7日、14日、21日、28日と11月4日、11日、採否の通知は2026年12月31日まで、開始は2027年7月1日、8月1日、9月1日のいずれか。国籍や現在の居住国による制限は公式ページに記載がない。問い合わせは ssof@simonsfoundation.org。
応募要件
被推薦者は、2025年5月より後、2027年8月より前に博士号の要件を満たすこと。研究分野は数学、計算機科学と情報科学、生命科学、物理科学と工学のいずれか。「A Junior Fellowship cannot be held concurrently with another fellowship or a tenure-track faculty appointment.」と定められ、他のフェローシップやテニュアトラックの教員職との兼務はできない。「Junior Fellows are expected to be in residence in New York City during the academic year.」とあり、学年度中はニューヨーク市内に居住する必要がある(学期外の居住は不要)。受入機関はニューヨーク市内の教育機関で、ポスドク研究員の身分を与え教育義務を課さないこと。Flatiron Institute は受入機関になれない。推薦者は教育機関または研究機関で終身在職権相当の職にあり、年に1件しか推薦できず、自身を推薦することも被推薦者のメンターになることもできない。推薦状のもう1名の書き手はテニュアトラックまたは終身在職権の職にあり、被推薦者本人やそのメンターであってはならない。推薦者と推薦状の書き手のうち少なくとも一方は被推薦者の現所属機関の外部であること。メンターはニューヨーク市内の受入機関でテニュアトラックまたは終身在職権の職にあり、同時に1名のジュニアフェローしか指導できず、推薦状や推薦書を書くことはできない。国籍や現在の居住国による制限は公式ページに記載がないが、居住国に関する明文の記載がないため事務局への確認を推奨する。
対象となる研究
数学、計算機科学と情報科学、生命科学、物理科学と工学の各分野の独立した研究。Simons Society of Fellows は「a community of scholars that encourages intellectual interactions across disciplines」として、ニューヨーク市の研究者共同体の中で分野をまたぐ知的交流を促すことを目的としており、週次の会食、年次の合宿、修了者会議、進路形成の講習会が組まれている。ジュニアフェローは受入機関でポスドク研究員の身分を得て、教育義務を負わずに研究に専念する。
採択されやすい研究像
公式ページは審査の配点を公表していないが、選考はニューヨーク市を拠点とする著名な研究者であるシニアフェローが担当し、対面での面接を経て決まる。提出物の構成(推薦者による2ページの推薦書、独立した第三者による2ページの推薦状、メンターの陳述0.5ページ、受入機関の書簡1ページ、被推薦者本人による最近の研究の陳述1ページと参考文献0.5ページ、3ページ以内の略歴)から逆算すると、①本人の最近の研究の意義と独自性を専門外の審査者にも通じる形で1ページに収めて示せること、②推薦者と独立した推薦状の書き手の双方から、分野の中での位置づけを裏づける評価を得られること(少なくとも一方は現所属機関の外部)、③受入機関とメンターが、教育義務を課さず独立した研究の場を用意することを明確に約束していること、④分野をまたぐ交流の場で他分野の研究者と議論できる資質が示されていること、が重要になる。
過去の採択傾向
採択者の一覧は公式サイトの Simons Society of Fellows の人名簿(https://www.simonsfoundation.org/simons-society-of-fellows/people )で公開されており、シニアフェロー、ジュニアフェロー、修了したフェローを絞り込んで閲覧できる。年度別の応募件数と採択件数は公表されていない。公表されている数値は、2027年に最大15名の採用を見込むことと、推薦者に対する採用割合が1割未満であることの2点のみ。
応募方法
申請システム: Web(Simons Award Manager(SAM))
必要書類:
- 推薦書(推薦者が執筆。2ページ以内)
- 推薦状(推薦者とは別の独立した書き手が執筆。2ページ以内)
- メンターの陳述(0.5ページ以内)
- 受入機関の書簡(1ページ以内)
- 被推薦者による最近の研究の陳述(1ページ以内、参考文献に0.5ページ)
- 被推薦者の略歴(指定のひな型を使用。3ページ以内)
記載項目:
- 被推薦者の最近の研究の内容と意義
- 推薦者から見た被推薦者の評価と推薦理由
- 独立した第三者から見た被推薦者の評価
- メンターとしての受入方針
- 受入機関としての受入条件(ポスドク研究員の身分、教育義務を課さないこと)
- 略歴(指定のひな型に沿った学歴、職歴、業績)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
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🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
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🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
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🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- 本人からは応募できない推薦制。推薦者は終身在職権相当の職にあり、年に1件しか推薦できない。
- 受入機関はニューヨーク市内の教育機関に限られ、学年度中は市内に居住する必要がある。
- 他のフェローシップやテニュアトラックの教員職と兼ねることはできない。
- 提出時に所属機関の承認署名は不要(No institutional sign-off is required for submission.)だが、受入機関の書簡は必須書類である。
- 書式は行間シングル、10ポイント以上、余白0.5インチ以上。追加の推薦状は受け付けない。
- 締切を過ぎた提出は受け付けず、延長も行わない。
- 面接は対面で行う必要がある。
- 採択はサイモンズ財団インターナショナル(Simons Foundation International)での取扱いに回される場合がある。
締切2026年9月10日正午(米国東部時間)、日本時間では9月11日午前1時。説明会の開催予定はない。学内締切は特に定められていないが、推薦者、独立した推薦状の書き手、ニューヨーク市内の受入機関とメンターの確保に時間がかかるため、実務上は締切の2か月前には全員の内諾を得ておく。日本の機関に所属する研究者が被推薦者となる場合、採択後はニューヨーク市内の受入機関に移ることになるため、現所属機関との離職や休職の手続を並行して確認する。提出時にSAM上の機関承認の署名は不要。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。