Simons Foundationの研究助成金一覧
Simons Foundationの研究助成金6件を一覧で掲載。募集中6件、直近の締切は2026年9月10日。助成額は年俸102,799米ドル(2027年度から2028年度、毎年3%の自動増額)、研究費1万米ドル、受入機関に間接経費20%など。公表されている採択率も掲載しています。
Simons Foundationの助成の概要
当サービスはSimons Foundationの公募を6件収録しています。このうち6件が募集中で、最も近い締切は2026年9月10日です。
対象となる分野は数学、理論物理学、理論計算機科学、物理学、生命科学、情報科学です。
助成額の設定は年俸102,799米ドル(2027年度から2028年度、毎年3%の自動増額)、研究費1万米ドル、受入機関に間接経費20%、最大75万米ドル(3年・間接経費20%込)、研究費支給なし(旅費・宿泊・食費は財団負担)、最大150万米ドル(3年・間接経費20%込)、最大800万米ドル(4年・間接経費20%込) などです。
応募の方法はWeb(Simons Award Manager, SAM)が3件、Web(Simons Award Manager(SAM))が2件、Web(財団Webサイトの Simons Symposia 申請フォーム)が1件です。
公式が公表している採択率がある公募は1件です。
公表されている採択率
| 公募 | 採択率 | 採択件数 |
|---|---|---|
| Junior Fellows of the Simons Society of Fellows(2027年開始) | 1割未満(公式ページに less than 10 percent of nominees are selected と記載) | 2027年は最大15名を採用予定 |
募集中の公募(6件)
Junior Fellows of the Simons Society of Fellows(2027年開始)
募集中サイモンズ財団が2014年に設立したSimons Society of Fellowsのジュニアフェロー制度。ニューヨーク市内の教育機関で、教育負担を負わずに独立した研究を最長3年行う若手研究者を支援する。対象分野は数学、計算機科学と情報科学、生命科学、物理科学と工学。2027年は最大15名の採用を予定し、公式ページは「This is a prestigious, competitive program through which less than 10 percent of nominees are selected.」として推薦者に対する採用割合が1割未満であることを明記している。応募は本人からではなく推薦制で、終身在職権相当の職にある研究者が推薦者となる。推薦者は年に1件しか推薦できず、自身を推薦することも被推薦者の指導者(メンター)になることもできない。推薦者と別の推薦状の書き手のうち少なくとも一方は、被推薦者の現所属機関の外部である必要がある。博士号の要件は2025年5月から2027年8月の間に満たすこと。ジュニアフェローシップは他のフェローシップやテニュアトラックの教員職と兼ねることはできず、学年度中はニューヨーク市内に居住することが求められる。受入機関はニューヨーク市内(ブルックリン、マンハッタン、スタテンアイランド、クイーンズ、ブロンクス)の教育機関で、市内の機関と提携する医療機関も対象になるが、財団のFlatiron Instituteは受入機関になれない。年俸は2027年度から2028年度が102,799米ドルで毎年3%増額、これに受入機関の規定による付加給付と、年1万米ドルの研究費、受入機関への間接経費20%が加わる。推薦の締切は2026年9月10日正午(米国東部時間)、面接は2026年10月7日、14日、21日、28日と11月4日、11日、採否の通知は2026年12月31日まで、開始は2027年7月1日、8月1日、9月1日のいずれか。国籍や現在の居住国による制限は公式ページに記載がない。問い合わせは ssof@simonsfoundation.org。
- 応募資格
- 被推薦者は、2025年5月より後、2027年8月より前に博士号の要件を満たすこと。研究分野は数学、計算機科学と情報科学、生命科学、物理科学と工学のいずれか。「A Junior Fellowship cannot be held concurrently with another fellowship or a tenure-track faculty appointment.」と定められ、他のフェローシップやテニュアトラックの教員職との兼務はできない。「Junior Fellows are expected to be in residence in New York City during the academic year.」とあり、学年度中はニューヨーク市内に居住する必要がある(学期外の居住は不要)。受入機関はニューヨーク市内の教育機関で、ポスドク研究員の身分を与え教育義務を課さないこと。Flatiron Institute は受入機関になれない。推薦者は教育機関または研究機関で終身在職権相当の職にあり、年に1件しか推薦できず、自身を推薦することも被推薦者のメンターになることもできない。推薦状のもう1名の書き手はテニュアトラックまたは終身在職権の職にあり、被推薦者本人やそのメンターであってはならない。推薦者と推薦状の書き手のうち少なくとも一方は被推薦者の現所属機関の外部である
- 対象となる研究
- 数学、計算機科学と情報科学、生命科学、物理科学と工学の各分野の独立した研究。Simons Society of Fellows は「a community of scholars that encourages intellectual interactions across disciplines」として、ニューヨーク市の研究者共同体の中で分野をまたぐ知的交流を促すことを目的としており、週次の会食、年次の合宿、修了者会議、進路形成の講習会が組まれている。ジュニアフェローは受入機関でポスドク研究員の身分を得て、教育義務を負わずに研究に専念する。
- 研究期間
- 最長3年(開始は2027年7月1日、8月1日、9月1日のいずれか)
- 応募方法
- Web(Simons Award Manager(SAM))
- 必要書類
- 推薦書(推薦者が執筆。2ページ以内)、推薦状(推薦者とは別の独立した書き手が執筆。2ページ以内)、メンターの陳述(0.5ページ以内)、受入機関の書簡(1ページ以内)、被推薦者による最近の研究の陳述(1ページ以内、参考文献に0.5ページ)、被推薦者の略歴(指定のひな型を使用。3ページ以内)
- 間接経費
- 20%(受入機関に別途支給)
Simons Foundation Targeted Grants to Institutes(2026年公募)
募集中サイモンズ財団の数学・物理科学(MPS)部門が、数学および理論的な基礎物理科学の分野で既に活動している研究所やセンターに対し、国際的な科学コミュニティとのつながりを強化するための資金を提供する制度。研究所のミッションを拡張・強化することが目的で、研究所の基本的な運営費や新設のための資金は対象にならず、物理的な拠点を持たない取組・コンソーシアム・組織も対象外。助成額は3年間で最大75万米ドル(間接経費20%を含む)で、年間予算は25万米ドル程度が目安。3年総額が75万米ドルを超えなければ年ごとの配分は変えられる。採択は年間最大10件を見込む。更新はなく、助成終了後にあらためて応募できる。米国内外の公私立の教育機関・非営利研究機関・研究センターが応募でき、大学内のセンターや研究所も、その主目的が科学コミュニティのつながり強化にあれば対象になる。応募はSimons Award Manager(SAM)から2026年9月30日正午(米国東部時間)まで。採否は2027年1月31日までに通知される。化学分野の研究所はMPS部門の所掌外で対象にならない。問い合わせは mps@simonsfoundation.org(技術的な質問は samsupport@simonsfoundation.org)。
- 応募資格
- Applications may be submitted by established U.S. and foreign public and private educational and nonprofit institutes and research centers. 特定大学の教員の研究の拠点になっているにすぎない研究所・センターは対象外。実験を主目的とする国立研究所(またはこれに相当する組織)は対象外。物理的な拠点を持たない取組・コンソーシアム・組織も対象外。中国の機関、およびその資金の受け皿となる団体・代理人への資金提供は行わない(中国の機関への再委託や中国の機関で働くコンサルタントへの資金も含む)。サイモンズ財団(Flatiron Instituteを含む)からW-2を受け取る職員はPIとして応募できない。
- 対象となる研究
- 数学および理論的な基礎物理科学(理論物理学・理論計算機科学を含む)の研究所・センターが行う、国際的な科学コミュニティとのつながりを強化する取組。訪問研究者プログラム、来訪者の受入、会議・ワークショップ・サマースクール・研究集会の開催、ポスドクや大学院生の受入など。化学はMPS部門の所掌外で対象にならない。
- 研究期間
- 3年(2027年6月1日〜9月1日の間に開始)
- 応募方法
- Web(Simons Award Manager, SAM)
- 必要書類
- Proposal Narrative(本文6ページ以内。参考文献・図は最大2ページまで別枠で本文中への埋め込み可)、連携機関からの支援書簡(最大2通。ページ数制限には算入されない)、Key Personnel Biosketches(SciENcv、NIH、NSF形式または2〜3ページのCV。ファイル名は Last Name_First Name_Biosketch)、Current and Pending Support(研究所単位。資金の出所と期間、概要、総額を含む)、3年分の詳細予算(各費目の積算根拠付き。積算根拠が不十分な提案は審査対象外となる)、生成AI技術の使用有無と用途の申告、申請者・関係者がサイモンズ財団またはFlatiron Instituteに関係しているかの申告
- 間接経費
- 20%(助成額に含む)
Simons Symposia(2028年開始シリーズ 提案募集)
募集中サイモンズ財団の数学・物理科学部門が、数学者・理論物理学者・理論計算機科学者が一つの主題または密接に関連する主題群について集中的に議論し共同研究を進めるシンポジウムのシリーズを公募する制度。1シリーズは1週間の会合を最大3回、2年おきに開催する(1回目が N 年なら以降は N+2 年、N+4 年)。最初の1年分が承認され、成果が良ければ最大2回分が更新される。各回の参加者は組織委員(分野を牽引する2〜4名)を含め最大23名で、1日最大4講演を5日間という日程にし、共同研究と自由な議論の時間を十分に確保する。新シリーズの最初の会合は2028年に始まる予定で、数学で最大2シリーズ、理論物理学で最大2シリーズが選ばれる。参加は招待制で、招待は組織委員の推薦に基づき財団が出す。財団が参加者全員の旅行手配を行い、旅費・宿泊費・食費を含む費用は全て財団が負担する(研究費そのものの支給はない)。応募に機関の関与や承認は不要で、米国内外を問わず応募できるため、日本の研究者も組織委員として提案できる。応募は財団Webサイト上の専用フォームから2026年9月30日正午(米国東部時間)まで。組織委員会への通知は2026年12月31日。問い合わせは Elizabeth Roy(Senior Manager, Programs and Administration、mps@simonsfoundation.org)。
- 応募資格
- Institutional involvement and approval are not required for the application, and applicants from within or outside the United States are eligible. 応募はシンポジウムの組織委員会のメンバーが行う。組織委員会は分野を牽引する2〜4名で構成する。
- 対象となる研究
- 数学・理論物理学・理論計算機科学における一つの主題、または密接に関連する主題群。募集要項は「In some areas, a tight focus on a new research development or a specific research problem would be appropriate; in others, a symposium might help set an agenda for the field.」と述べており、新しい研究の進展や具体的な研究課題への集中的な取り組みと、分野の議題を設定する性格のもののいずれもあり得る。
- 研究期間
- 1シリーズ最大3回(各回1週間、2年ごとに開催)
- 応募方法
- Web(財団Webサイトの Simons Symposia 申請フォーム)
- 必要書類
- シンポジウムの表題と学術的な要旨(3,000文字以内)および分野区分、Description of Symposium Subject(本文3ページ以内、参考文献は最大1ページ)、Organizing Committee(組織委員最大4名の氏名、所属機関、連絡先の一覧)、Key Invitees(主要な招待予定者と所属機関の一覧。組織委員を含めた参加者総数が23名を超えないこと)、Dissemination Plan(3ページ以内)、Curriculum Vitae(組織委員1名につき1通、各2ページ以内。博士号取得年、取得機関、指導教員、これまでの職歴を含む)
- 報告義務
- 成果の発信:提案時に計画を提出
Simons Foundation Solar Radiation Management(SRM)2026年公募
募集中サイモンズ財団の数学・物理科学(MPS)部門が、太陽放射管理(SRM)に関する基礎科学の空白を埋める国際共同研究を支援する公募。SRMは成層圏エアロゾル注入(SAI)、海洋雲の白色化(MCB)、巻雲の希薄化(CCT)などを含む、地球の放射収支を変えて冷却する手法群を指す。重点領域は、SAIとCCTのための環境負荷の小さい材料の探索、材料の物理化学的特性と光・雲・微量気体・自身や周囲のエアロゾルとの相互作用の室内評価、航空機排出を含む巻雲の生成を抑える手法、近傍(100km未満)の大気乱流の評価と介入への影響(主にモデリング)、改良したエアロゾルと乱流の表現の全球モデルへの組み込みと新規材料の全球・地域影響の評価。社会科学研究と、エアロゾルを実際に放出する野外実験は対象外。申請は関心表明書(LOI)を2026年10月6日正午(米国東部時間)までに提出し、通過者が2027年2月17日正午までに本提案を提出する2段階方式。助成額は3年間で最大150万米ドル(間接経費20%を含む)、年間予算は50万米ドル程度が目安で、2027年8月開始分として最大13件の採択を見込む。1提案あたりPIは最大3名。PI・参加者は米国外の機関でもよく、日本の大学・研究機関から応募できる(中国・香港の機関は対象外)。採択者には財団が費用を負担する年次会合への参加が求められる。問い合わせは mps@simonsfoundation.org。
- 応募資格
- Principal Investigators (PIs) and other project participants may be from both U.S. and non-U.S. institutions, with the exception for institutions in China as noted below. 1提案あたりPIは最大3名(Applicant PI 1名+Additional PI 最大2名)。大学に所属するPIは、応募時から助成期間を通じて博士課程を持つ学科で終身在職権を有するかテニュアトラックの教員(またはこれに相当する職)であること。国立研究所や非学術機関に所属するPIは、博士号を有する常勤・非訪問の研究職またはシニアサイエンティスト(またはこれに相当する職員)であること。Applicant PIまたはAdditional PIとして関われるのは最大2件のLOI・2件の提案までで、資金を受けられるのは1件のみ。米国内外の公私立の教育機関・非営利研究機関・研究センター・国立研究所(またはこれに相当する組織)が応募でき、いずれも間接経費上限20%に従うこと。中国(香港を含む)の機関には資金提供を行わない。サイモンズ財団(Flatiron Instituteを含む)からW-2を受け取る職員はPIとして応募できない。2027年1月に終了する
- 対象となる研究
- 太陽放射管理(SRM)に関する基礎科学の知見の空白を埋める研究。重点領域は、SAI・CCTのための環境負荷の小さい材料の探索、材料の物理化学的特性と光・雲・大気微量気体・エアロゾルとの相互作用の室内評価(既存気候モデルの微物理入力の改善を目的とする)、航空機排出を含む巻雲生成を最小化する手法、近傍(100km未満)の大気乱流とそのSAI・CCT介入への影響の評価(主にモデリング)、改良したエアロゾル・乱流表現の全球モデルへの組み込みと新規材料の全球・地域影響の評価。社会科学研究と、エアロゾルを実際に放出する野外実験(in-situ field experiments)は対象外。財団は既存の国内制度で十分に支援されていない課題を優先すると明記している。
- 研究期間
- 3年(2027年8月1日〜2030年7月31日)
- 応募方法
- Web(Simons Award Manager, SAM)
- 必要書類
- 【LOI】LOI Narrative(本文2ページ以内、参考文献・図は最大1ページ)、【LOI】Personnel Biosketches(Applicant PIとAdditional PI、再委託先PIを含む。SciENcv、NIH、NSF形式または2〜3ページのCV)、【LOI】主要論文リスト(各PIにつき5報以内)、【LOI】現行SRM採択者のみ:現在の助成の成果と今後の方向、チーム体制に関する1ページの説明(年100万米ドルを希望する場合はさらに0.5ページで根拠)、【LOI】生成AI技術の使用有無と用途の申告、【本提案】Proposal Narrative(本文5ページ。作業計画、マイルストーン、マネジメント体制を含む)、【本提案】3年分の詳細予算と積算根拠、【本提案】更新した Biosketch と論文リスト、【本提案】データ共有計画(助成期間中および終了後のアクセスと共有の方針)、【本提案】Current and Pending Support
- 間接経費
- 20%(上限。助成額に含む)
- 報告義務
- 年次会合への出席:毎年
Simons Collaborations in Mathematics and the Physical Sciences(2026年公募)
募集中サイモンズ財団の数学・物理科学(MPS)部門が、数学・理論物理学・理論計算機科学における根本的に重要な科学的問いの解決を後押しする大型の国際共同研究プログラム。新しい重要な進展によって開かれた探索領域や、既存分野に新しい進展の方向をもたらす主題を対象とし、答えが得られれば大きな科学的節目になることに疑いのない問いを求める。進捗と成否を測れる初期の活動と目標が明確に定義されていること、財団の支援がその目的達成に不可欠と見なせることも要件。共同研究は統括者(collaboration director)が率い、科学的な議題の設定、他メンバーの活動の調整、共同研究サイトの運営、財団での2日間の年次会合を含む会合の企画を担う。申請は関心表明書(LOI)を2026年10月29日正午(米国東部時間)までに統括者が提出し、通過チームが2027年2月24日正午までに本提案を提出する2段階方式。助成は年間最大200万米ドル、4年間で総額最大800万米ドル(間接経費20%を含む)で、2027年に最大3件の新規採択を見込む。統括者は博士課程を持つ学科の終身在職権を有する教員、PIとco-Iは終身在職権を有するかテニュアトラックの教員であることが要件で、米国外の機関の研究者も参加・申請できる。採択されると統括者と各PIが個別に助成を受け、所属機関ごとに支払われる。問い合わせは mps@simonsfoundation.org。
- 応募資格
- 統括者は「a tenured faculty, or equivalent, position at an educational institution with a Ph.D. program in the director's department at the time of application and for the duration of the award」を満たすこと。PIとco-Iは応募時から助成期間を通じて、教育機関で終身在職権を有するかテニュアトラックの教員(またはこれに相当する職)であること。学科・分野の制限はない。統括者、PI、co-I、その他の参加者は米国外の機関に所属していてもよい。co-Iは、PIの所属機関か、コンソーシアム契約でプロジェクトに参加する他の組織に雇用または所属していること。応募機関は、米国内外の公私立の教育機関および独立した研究センター。米国の国立研究所への資金提供およびそこに雇用される研究者への給与支援は不可(無給のメンバーとしての参加は可)。営利企業も助成対象外。PI・Additional PI・co-Iとして関われるのは最大2件のLOIと1件の本提案まで。現在助成中の共同研究のPI・Additional PI・co-I・統括者は、無償延長期間中を含め、新たなLOIや提案に参加できない。中国(香港を含む)の機関には資金提供を行
- 対象となる研究
- 数学・理論物理学・理論計算機科学における根本的に重要な主題。募集要項は「A Simons Collaboration in MPS should address a mathematical or theoretical topic of fundamental scientific importance, where a significant, new development creates a novel area for exploration or provides a new direction for progress in an established field.」と定める。問いは具体的でも概念的でもよいが、答えが得られれば大きな科学的節目になることに疑いがない水準であることが求められる。申請名称は「Simons Collaboration on [主題]」の形式に従う必要がある。
- 研究期間
- 4年(2028年1月1日〜2031年12月31日。3年目または4年目の評価を経て、さらに3年の追加支援が検討される)
- 応募方法
- Web(Simons Award Manager, SAM)
- 必要書類
- 【LOI】Proposal Narrative(本文3ページ以内、参考文献・図は最大1ページ)、【LOI】Personnel Biosketches(SciENcv、NIH、NSF形式または2〜3ページのCV)、【LOI】論文リスト(統括者は最大10報)、【LOI】Current and Pending Support、【本提案】Proposal Narrative(本文12ページ以内、参考文献・図は最大2ページ)、【本提案】全参加者の更新済み Biosketch、【本提案】4年分の詳細予算と積算根拠、【本提案】全PI・co-Iの論文リストと Current and Pending Support
- 間接経費
- 20%(助成額に含む)
- 報告義務
- 年次会合の開催と出席:毎年、進捗の管理:助成期間中
Simons Foundation Targeted Grants in MPS(数学・物理科学部門 個別助成)
募集中サイモンズ財団の数学・物理科学部門(MPS)が、理論数学、物理学、計算機科学の分野で、着想が卓越し科学的に重要な高い危険度を伴う課題を、個別に判断して支援する制度。公式ページは「no recommended or assumed funding level for this program」として想定する助成規模をあらかじめ定めておらず、支援期間は最長5年。締切はなく、意向表明書(LOI)を随時受け付ける。LOIは2ページの本文(参考文献と図表に1ページ追加可)と1ページの予算、研究代表者と関係者の略歴で構成し、提出から3か月以内に採否の連絡がある。通過した課題は6ページの本文(参考文献と図表に2ページ追加可)による本申請へ進み、こちらも3か月以内に結果が出る。研究代表者と共同研究者は、申請時から助成期間を通じて、終身在職権を持つ職またはテニュアトラックの教員職もしくは同等の職にある必要がある。公式ページは「Applications may be submitted by established U.S. and foreign public and private educational institutions and stand-alone research centers.」と明記しており、米国外の教育機関と独立した研究機関も応募できる。国籍要件はない。一方で、米国の国立研究所への助成、営利機関、中国(香港を含む)の機関およびその資金の受け皿となる団体や代理人への助成は行わない。助成は応募者の所属機関に対して交付され、間接経費は対象となる直接経費の20%までに限られる。LOIの段階では機関の承認署名は不要だが、本申請では機関の署名権限者(Signing Official)による電子署名が提出の要件となる。問い合わせは公式ページの Contact 欄(Elizabeth Roy, Senior Manager for Programs and Administration、電話 212-524-6966)。
- 応募資格
- 公式ページに「PIs and co-Investigators (co-Is) must hold a tenured or tenure-track faculty, or equivalent, position at said institutions or centers at the time of application and for the duration of the award.」と定められ、研究代表者と共同研究者は申請時から助成期間を通じて終身在職権を持つ職またはテニュアトラックの教員職もしくは同等の職にある必要がある。非常勤の教員は対象外。応募機関については「Applications may be submitted by established U.S. and foreign public and private educational institutions and stand-alone research centers.」と明記され、米国外の公立私立の教育機関および独立した研究機関も応募できるため、日本の大学や研究機関に所属する研究者も対象になる。国籍要件はない。米国の国立研究所への助成は認められず、営利機関は対象外。「SF and SFI do not provide funding to institutions in China (inc
- 対象となる研究
- 公式ページは対象を「high-risk theoretical mathematics, physics and computer science projects of exceptional promise and scientific importance on a case-by-case basis」と定めており、理論数学、理論物理学、計算機科学の分野で、着想が卓越し科学的に重要でありながら危険度の高い課題を、個別に判断して支援する。想定する助成規模と期間があらかじめ定められていないため、通常の公募の枠組みに収まらない規模や期間の構想(大規模な観測装置の設計、国際的な研究者網の形成、分野横断の共同研究の立ち上げ等)も対象になり得る。過去の採択には、観測装置の建設に連なる Simons Observatory、モアレ物質の理論研究 Moiré Materials Magic、大型ハドロン衝突型加速器の前方探索実験 FASER などが含まれる。
- 研究期間
- 最長5年
- 応募方法
- Web(Simons Award Manager(SAM))
- 必要書類
- 意向表明書(LOI)本文(2ページ以内。参考文献と図表に1ページ追加可)、LOIの予算(1ページ以内)、関係者の略歴(SciENcv、NIH、NSFのいずれかの書式、または2ページから3ページの履歴。ファイル名は Last Name_First Name_Biosketch)、本申請の本文(6ページ以内。参考文献と図表に2ページ追加可)、本申請の予算(最長5年、米ドル建て)と各費目の積算根拠、本申請の機関署名権限者(Signing Official)による電子署名
- 間接経費
- 対象となる直接経費の20%まで
- 報告義務
- サイモンズ財団の助成方針に基づく報告:助成契約に定める時期
よくある質問
Simons Foundationは今どの助成金を募集していますか。
2026年9月2日時点で募集中の公募は6件です。Junior Fellows of the Simons Society of Fellows(2027年開始)(締切 2026年9月10日)、Simons Foundation Targeted Grants to Institutes(2026年公募)(締切 2026年9月30日)、Simons Symposia(2028年開始シリーズ 提案募集)(締切 2026年9月30日)、Simons Foundation Solar Radiation Management(SRM)2026年公募(締切 2026年10月6日)、Simons Collaborations in Mathematics and the Physical Sciences(2026年公募)(締切 2026年10月29日)。締切は各公募の公式ページで最終確認してください。
Simons Foundationの助成金はいくらもらえますか。
当サービスが収録している6件の公募では、年俸102,799米ドル(2027年度から2028年度、毎年3%の自動増額)、研究費1万米ドル、受入機関に間接経費20%、最大75万米ドル(3年・間接経費20%込)、研究費支給なし(旅費・宿泊・食費は財団負担)、最大150万米ドル(3年・間接経費20%込)、最大800万米ドル(4年・間接経費20%込)、上限額の定めなし(想定する助成規模はあらかじめ定められておらず、課題ごとに必要額を判断。間接経費は対象直接経費の20%まで) となっています。金額は公募ごとに異なるため、応募する公募の募集要項で確認してください。
Simons Foundationの助成金の採択率はどれくらいですか。
公式に公表されている値は次の通りです。Junior Fellows of the Simons Society of Fellows(2027年開始)は1割未満(公式ページに less than 10 percent of nominees are selected と記載)(採択2027年は最大15名を採用予定)。公表がない公募については当サービスでも採択率を掲載していません。
Simons Foundationの助成金には誰が応募できますか。
被推薦者は、2025年5月より後、2027年8月より前に博士号の要件を満たすこと。研究分野は数学、計算機科学と情報科学、生命科学、物理科学と工学のいずれか。「A Junior Fellowship cannot be held concurrently with another fellowship or a tenure-track faculty appointment.」と定められ、他のフェローシップやテニュアトラックの教員職との 公募ごとに条件が違うため、各公募のページで応募資格を確認してください。
Simons Foundationの助成金はどうやって応募しますか。
当サービスが収録している公募では、Web(Simons Award Manager, SAM)が3件、Web(Simons Award Manager(SAM))が2件、Web(財団Webサイトの Simons Symposia 申請フォーム)が1件です。必要書類と提出先は各公募のページにまとめています。