2027年度 ガラス基礎研究振興プログラム
募集中| 助成機関 | ガラス産業連合会/一般社団法人ニューガラスフォーラム |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 材料ガラス化学物理 |
| 助成額 | 1件300万円から900万円(研究期間3年間の総額)。調査研究として採択された場合は上限100万円/年 |
| 締切日 | 2026-12-11 |
| 公募開始日 | 2026-08-20 |
| 研究期間 | 3年間(2027年4月から)。調査研究として採択された場合は2027年4月からの1年間 |
| 難易度 | 高 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | 2件(2026年度実績)。総採択数は原則2件から5件、ほかに調査研究が若干数 |
| 申請システム | メール |
概要
ガラス産業連合会と一般社団法人ニューガラスフォーラムが、短期的な視点にとらわれないガラス科学の発展に資する研究提案を行う若手研究者に対して実施する研究助成。無機成分を含む広義のガラスを対象とした基礎研究が対象で、これまでガラス分野で研究してきた方向けのガラスエキスパートコースと、他分野の知見をガラスに適用するガラスチャレンジコースの2コース制。1件あたりの助成額は300万円から900万円(研究期間3年間の総額)で、研究期間は2027年4月から3年間。採択に至らなかったものの発展性が見込まれた提案は、上限100万円/年、期間1年間の調査研究として採択される場合がある。総採択数は原則2件から5件、ほかに調査研究が若干数。応募受付期間は2026年8月20日から12月11日(事務局必着)で、Web説明会が9月24日16時からと10月15日16時からの2回予定されており、申込は9月18日まで。書類選考は2026年12月14日から2027年1月28日、ヒアリング審査会は2027年2月20日に日本ガラス工業センターで行われ、採否通知は2027年3月末、助成金の振込は2027年5月予定。助成金は研究者個人の口座には振り込まれず、所属機関宛に寄付金として贈呈される。問い合わせはニューガラスフォーラム ガラス研究振興協力会事務局(matsuno@ngf.or.jp、kitaoka@ngf.or.jp)。
応募要件
個人もしくはグループでの応募を認める。研究代表者(主たる研究者)は、研究期間中、日本の大学、その附置研究所、高等専門学校等の教育機関または公的研究機関に所属する職員であり、日本国内で研究に従事する研究者であること。任期付研究者の場合は、応募時点において、申請する研究期間のうち少なくとも初年度の雇用が見込まれること。所属機関において外部研究費の受給にかかわる制約がないこと。当研究支援金を所属機関が研究費として管理する前提のもとに、所属長が応募を承認していること。研究代表者が1982年4月2日以降生まれであること(45才以下)。
対象となる研究
ガラスに関係する基礎研究で、研究者の自由な発想に基づくもの。無機成分を含む広義のガラスを対象とし、種々のガラスに適用できる純粋な学問的テーマ、共通基盤的なテーマ、ガラス以外にも適用できる普遍的なテーマを含む。コースはⅠ.ガラスエキスパートコース(ガラス分野で研究してきた方が、これまでの研究手法とは異なる方法でガラスの研究に取り組むもの)とⅡ.ガラスチャレンジコース(ガラス以外の科学・工学の分野で研究してきた方が、これまでの知見をガラスに適用し新しい視点を導入するもの)の2つ。どちらのコースでも、これまでの研究の単なる延長ではなく、新機軸を生み出すことが期待されている。
採択されやすい研究像
応募要項5.選考基準に示された4項目に沿って評価される。①将来のガラスの科学技術に資する研究テーマであること、②研究内容に新規性・独創性があること、③研究計画・方法に妥当性があること、④研究経費の使途に妥当性があること。あわせて、趣旨として「成功すれば新しい研究分野を開拓できるが失敗に終わる危険性もあるような、チャレンジングなテーマの提案」「数十年後・百年後にガラス産業に貢献する可能性を秘めた研究提案」が求められている。申請書では研究期間3年間終了後の研究展開まで記載する。
過去の採択傾向
ニューガラスフォーラムが公表している採択テーマ一覧(2022年度から2026年度)によると、2026年度はチャレンジコースで安達眞聡(京都大学大学院工学研究科機械理工学専攻 准教授)「AFMによるガラス表面の粉体付着力分解解析と新しい表面設計学理の構築」830万円、三浦章(北海道大学大学院工学研究院応用化学部門 教授)「高時間分解能PDF解析で迫る過冷却液体状態からの結晶化メカニズム解明」740万円の2件。2025年度はエキスパートコースで奈須滉(北海道大学大学院理学研究院化学部門 助教)「酸硫化物における特異的なユニット形成と結晶化速度が及ぼすガラス化挙動への影響解明」700万円、チャレンジコースで平野知之(広島大学大学院先進理工系科学研究科 助教)「無容器法としての火炎プロセスで切り拓くニューガラスサイエンス」700万円。2024年度は森龍也(筑波大学 助教)800万円、桑静(岩手大学 准教授)450万円、高松誠一(東京大学大学院工学系研究科 准教授)450万円の3件。2023年度は大幸裕介(名古屋工業大学 准教授)850万円、李誠鎬(産業技術総合研究所 主任研究員)700万円の2件で、ほかに調査研究1件を採択。2022年度は岸哲生(東京工業大学 助教)880万円、寺門信明(東北大学大学院工学研究科 助教)700万円の2件。申請者の所属・肩書は採択時の情報で、助成金は初年度に3年間分を一括供与されている。応募件数は公表されていない。
応募方法
申請システム: メール
必要書類:
- 申請書(指定様式のWordファイル)
- 論文別刷(過去5年間に発表したもので、申請される研究と関連した論文1件を事務局まで電子メールで送付)
記載項目:
- 研究代表者(申請者)の氏名、生年月日と年齢、所属機関、職位(常勤かそれ以外、任期付の場合は期限)、所属機関所在地、連絡先
- 研究課題名
- コース選択(Ⅰ.ガラスエキスパートコース/Ⅱ.ガラスチャレンジコース)
- 研究の要約
- 助成申請額(研究期間を通じた合計額)と年度別の経費割合
- 研究組織(研究代表者および研究分担者の氏名、年齢、所属機関、職、役割分担、経費割合)
- 研究代表者の略歴、研究分野、業績(学歴・職歴、これまでに行った主な研究、受賞関係)
- 研究の目的および研究方法(背景と経緯、目的と目標、プログラム趣旨との関係、研究計画、先行性と独創性、学術的または社会的な意義と波及効果、研究期間終了後の研究展開)を4ページ以内
- 助成金使途内訳(設備・備品費、消耗品費、旅費、謝金・外注作業費、その他、共通経費(オーバーヘッド))
- 研究資金の受領状況(2022年度以降に受領した競争的研究資金、申請中または申請予定の研究資金)
- 関連論文リスト(1ページ)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
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🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
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🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
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🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 研究助成金を研究者個人の口座へ振り込むことはできない。所属機関宛に寄付金として贈呈される
- 間接経費を別途支払うことはできない。共通経費の計上が必要な場合は申請総額に含める
- 労務費(給与や社会保険費等)には充当できない
- 汎用性のある機器(パソコン、複写機など)は設備・備品費の対象外
- 研究代表者が1982年4月2日以降生まれ(45才以下)であることが応募資格
- 研究支援期間中の意見交換会(毎年年末開催、非公開)への参加が必須
- 申請書の提出方法は応募要項に明記がなく、論文別刷は事務局宛の電子メールと指定されているため、申請書の送付方法は事務局に確認する
締切は2026年12月11日(事務局必着)。所属長の応募承認と共通経費の計上額の確定が必要なため、機関内締切は締切の3週間前を目安にする。助成金は所属機関宛の寄付金として2027年5月に振り込まれるため、受入手続きは採否通知(2027年3月末)後に開始する。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。