2026年度(第53回)園芸振興松島財団 研究助成
募集中| 助成機関 | 公益財団法人 園芸振興松島財団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 農学農業食品科学 |
| 助成額 | 1件100万円(別途 松島光代特別助成10万円を贈呈する場合あり) |
| 締切日 | 2026-10-31 |
| 公募開始日 | - |
| 研究期間 | 2027年4月から2029年3月末(2年間) |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | 25〜33%(財団の助成Q&Aに「年度により応募件数が変わりますが、ここ数年は3~4倍で推移しております」と記載。応募件数そのものは非公表) |
| 採択件数 | 8件(2025年度・第52回。ほかに松島光代特別助成1件。2024年度・第51回も8件) |
| 申請システム | メール |
概要
わが国における青果物(花きを除き、イモ類を含む)の生産、流通および消費に関する研究活動を対象とする助成。生産と流通の有機的関連と実用性を重視して選考し、高度に学術的なものは避け、国や学術団体等の助成や表彰の対象になりにくいテーマや個人・団体も積極的に含める方針をとる。当面は生産・流通面における省力・省資源に資する調査、研究、開発、普及活動を重点的に取り上げる。助成額は1件につき100万円(申請額がこれに満たない場合は申請額)で、別途 松島光代特別助成として1件10万円を贈呈する場合がある。助成期間は2027年4月から2029年3月末までの2年間で、その期間に成果が得られる研究内容とする。申込書(その1)(その2)を財団ホームページからダウンロードし、記入のうえPDF化して事務局メールアドレス(info@matsushima-foundation.or.jp)へ送付する。ファイルにはパスワードを設定し、別のメールで連絡する。締切は2026年10月31日。対象者の発表は2027年2月下旬、贈呈式は2027年3月24日。財団の助成Q&Aによると競争倍率はここ数年3倍から4倍で推移している。
応募要件
わが国における青果物(花きを除き、イモ類を含む)の生産、流通および消費に関する研究活動に従事する個人またはグループ。研究成果は2029年3月末日までに得られ、その成果がわが国の青果物の生産、流通および消費の現場において近い将来利用され得るものであること。助成は原則として1回に限り、同一個人あるいはグループの同一年度における応募は1件まで。過去に当財団の研究助成を授与された者は応募できない(別課題であっても応募不可)。所属機関の種類を限定する記載は募集要領になく、大学、公設試験研究機関、国立研究開発法人などの採択実績がある。女性研究者や若手研究者の支援も視野に入れており、申込書に性別と年齢の欄が設けられている。年齢による応募制限はない。
対象となる研究
わが国における青果物(花きを除き、イモ類を含む)の生産、流通および消費に関する研究活動。2029年3月末日までに研究成果が期待され、その成果がわが国の青果物の生産、流通および消費の現場において近い将来利用され得るものとする。当面は生産・流通面における省力・省資源に資する調査、研究、開発、普及活動を重点的に取り上げる。実際の採択課題は、収穫時の機械的ストレスと品質、接ぎ木苗を利用した水耕栽培、病害の遺伝子診断技術、果実特性予測システム、貯蔵・鮮度保持技術など、現場の栽培と流通に直結するテーマが中心。
採択されやすい研究像
募集要領は選考方針を明示している。①生産と流通の有機的関連と実用性を重視する、②高度に学術的なものは避ける、③国や学術団体等の助成や表彰の対象になりにくいテーマや個人・団体も積極的に含める、④当面は生産・流通面における省力・省資源に資するものを重点的に取り上げる。したがって、基礎科学としての新規性を前面に出すより、2年間で現場に返せる技術や手法を、省力化・省資源化の効果まで含めて示した計画が適合する。選考は主として申込書によるが、必要に応じて問い合わせや現地調査を併用することもある。
過去の採択傾向
財団は研究助成ページで各回の対象課題、所属、氏名を公表している。2025年度(第52回)は8件で、井上栄一(茨城大学農学部)「ニホングリ堅果への収穫時の機械的ストレスと品質」、大石真実(大阪府立環境農林水産総合研究所)「接ぎ木苗を利用したナス水耕栽培の確立」、川邑菜々美(農研機構東北農業研究センター)「タマネギべと病の感染関連遺伝子の解明による新規防除技術の開発」、小山健斗(北海道大学大学院農学研究院)「収穫時の茎端部の保護(At-Harvest管理)による青果物の腐敗抑制」、近藤文哉(信州大学農学部)「ピーマンF1育種を省力化・高速化する果実特性予測システムの確立と実用化」、境垣内岳雄(農研機構九州沖縄農業研究センター)「サツマイモ不溶性食物繊維含量の簡易測定法の開発とペースト用赤紫肉色育種での応用」、竹下稔(宮崎大学)「ユズにおけるカンキツトリステザウイルス病害の高感度遺伝子診断技術の開発」、松本辰也(新潟食料農業大学食料産業学部)「美しく高品質な青ナシを生産するための栽培体系の確立」。あわせて第21回松島光代特別助成として橋本梨沙(三重県農業研究所)が選ばれた。2024年度(第51回)も8件で、農研機構、栃木県農業総合研究センター、北海道立総合研究機構、山形大学、岡山大学、三重県農業研究所、大阪府立環境農林水産総合研究所が名を連ねる。国公立の農業試験研究機関と大学農学部がほぼ半々を占める。職名は公表されていない。
応募方法
申請システム: メール
必要書類:
- 2026年度(第53回)研究助成申込書(その1)(財団指定様式、PDF化)
- 2026年度(第53回)研究助成申込書(その2)(財団指定様式、研究1から研究3の3ページ以内、PDF化)
記載項目:
- 氏名(ふりがな)、グループ研究の場合はグループ名
- 所属機関の名称、職名、所在地
- 学歴(最終学校名、課程名、卒業・修了年)
- 性別、年齢(年代の選択)
- 過去の松島財団助成授与の有無(研究助成、特別助成、振興奨励)
- 連絡先(E-mail、電話)
- 研究課題
- 応募者名(グループの場合は代表者名、グループメンバー名と所属機関、申請者名と所属機関・肩書)
- 研究経費(消耗品費、機械・器具費、調査旅費、労務費、その他。備考に積算を明示)
- 研究協力者の氏名、所属機関、職名、役割
- 最近の主な研究実績
- 研究目的/意義(15行程度目安、図表可)
- 研究計画(60行程度目安、図表可。グループ研究の場合は構成と分担関係を明記)
- 人権の保護および法令等の遵守への対応
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
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🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
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🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
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🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 助成金は代表者の所属する機関に全額振り込まれ、その後の配分は代表者が実施する
- 間接経費は助成額100万円の内数として計上でき、財団は率の基準を設けず所属機関の規程によるとしている
- 論文作成・投稿、学会参加の費用(参加登録料と旅費の双方)、主たる従事者に対する報酬は助成対象外。研究補助者への報酬(社会保険費用、交通費を含む)は認められる
- 研究期間は2027年4月から2029年3月末までの2年間で、総額100万円が上限。年度ごとの配分は自由
- 研究開始の4月に人事異動がある場合は研究が実施できないため辞退となる
- 過去に当財団の研究助成を授与された者は、別課題であっても応募できない
- グループでの応募では、構成メンバーへの助成金の配分が可能。研究計画欄に構成機関名と分担を明記する
- 申込書(その2)は様式の研究1から研究3の3ページ以内に収め、フォント(MS明朝10.5ポイント)や行数などのページ設定を変更しない
締切2026年10月31日(メール提出、PDFにパスワード設定が必須)。説明会の開催予定はない。学内締切は財団締切の2週間前を推奨。押印や機関長の承諾書は不要だが、募集要領が助成金受領手続きの事前確認を求めており、助成金が代表者の所属機関へ全額振り込まれるため、経理担当部署との調整と間接経費率の確認に日数を見込む。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。