創薬支援推進事業・創薬総合支援事業(創薬ブースター)シーズ提案募集(令和8年秋とりまとめ)
募集中| 助成機関 | AMED |
|---|---|
| カテゴリ | 国家プロジェクト |
| 分野 | 創薬ライフサイエンス医学バイオ |
| 助成額 | 800万〜3,000万円程度/年(ステージ別の実験調査費の目安) |
| 締切日 | 2026-09-24 |
| 研究期間 | 検証ステージⅠ(アイデアの検証)原則1年/検証ステージⅡ(標的妥当性の検証)原則2年/検証ステージⅢ(有用性の検証)原則3年/候補物質特定ステージⅠ(リード物質の最適化)原則2年/候補物質特定ステージⅡ(前臨床開発)原則2年 |
| 難易度 | 高 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | 21件(令和7年秋)/12件(令和7年春)/22件(令和6年秋)。予算に応じて1回あたり10〜20課題程度を選定 |
| 申請システム | メール(電子メール添付) |
概要
AMED創薬事業部が国内の大学・公的研究機関等の研究者から創薬シーズの提案を通年で受け付け、医薬品としての実用化可能性が高いと判断したシーズに、製薬企業出身の創薬コーディネーターによる伴走支援、理化学研究所・医薬基盤健康栄養研究所・産業技術総合研究所が持つ技術支援、CRO試験費用の負担、知財戦略の策定、企業導出の支援をワンストップで提供する。研究者に研究費を直接交付する助成ではなく、AMEDが経費を負担し、実験の一部を所属機関との委託実験調査契約により委託する形をとる。支援は検証ステージI〜IIIと候補物質特定ステージI・IIの5段階で、実験調査費の目安は年800万円〜3,000万円程度で、これとは別に、研究計画に必要な試験費用(CRO費用)を支援する場合がある。既に企業と共同研究中のシーズは原則対象外。令和8年秋のとりまとめ日は9月24日(木)正午。
応募要件
国内の大学、公的研究機関等で雇用され、創薬研究に取り組んでいる研究者で創薬シーズを保有している研究者(PI)。企業からのシーズ提案はできない。既に同一テーマで企業と共同で研究・開発を実施しているシーズは原則として支援対象外(創薬ブースターが伴走支援を行うべき事項があり、当該企業が医薬品の製造販売業許可を有していない日本法人である場合は対象となることがある)。
対象となる研究
支援対象は「疾患の原因と想定される新規標的機能分子、パスウェイ、変異遺伝子等」および「医薬品としての実用化が見込まれる新規物質(低分子化合物、ペプチド等の中分子化合物、天然物化合物、抗体、核酸、遺伝子等)」。First in Classの創薬に注力し、医療機器及び診断薬は対象外(治療薬を伴うコンパニオン診断薬の提案は対象)。疾患領域は問わず、例示としてがん、難病・希少疾患、肝炎、感染症、糖尿病、脳心血管系疾患、精神神経疾患、小児疾患等が挙げられている。モダリティは低分子化合物、中分子(ペプチド等)、天然物、核酸、抗体、細胞治療、遺伝子治療等。
採択されやすい研究像
公式資料「シーズ提案に関する評価の観点」および「(ご案内)創薬ブースターへのシーズ提案の募集」5に基づく。「創薬標的の新規性、独創性に加え、研究仮説の確からしさ、アンメットニーズ解消の可能性、技術面でのリスク等の観点から、医薬品としての実用化の可能性を総合的に調査・評価」し、「評価にあたっては、創薬標的の新規性と研究仮説の確からしさが最も重視されます」と明記されている。評価の観点は治療領域・モダリティ・支援ステージにより項目や重み付けが異なり、「提案の段階では必ずしもすべてが満たされている必要はありません」とされる。
過去の採択傾向
AMED公式ページに「過去のとりまとめにおける各件数」の表が掲載されている。令和7年秋: 評価数113件・ヒアリング数26件・支援テーマ数21件。令和7年春: 評価数88件・ヒアリング数21件・支援テーマ数12件。令和6年秋: 評価数80件・ヒアリング数29件・支援テーマ数22件。個別の支援テーマは「支援中テーマ一覧」(https://www.amed.go.jp/program/list/11/02/theme_list.html )および「終了テーマ一覧」(https://www.amed.go.jp/program/list/11/02/theme_list-end.html )で公開されている。
応募方法
申請システム: メール(電子メール添付)
必要書類:
- 創薬シーズ提案書(Word様式。青文字の記載例と緑色吹き出しの説明文を削除してWordファイルで提出)
記載項目:
- ①創薬テーマ名
- ②希望する創薬ステージ
- ③提案者情報
- ④標的疾患名(想定適応疾患)
- ⑤めざす医薬品の形態(主たるモダリティー)
- ⑥標的疾患の概要
- ⑦研究仮説(創薬コンセプト)の概要(800字程度)
- ⑧TPP(Target Product Profile)※検証ステージⅠは記載不要
- ⑨提案の背景(2000字程度)
- ⑩科学的・技術的優位性(800字程度迄)
- ⑪実験計画(実験項目・目的・必要経費の概算を年度毎に記載)
- ⑫特許出願状況
- ⑬論文・学会発表歴等
- ⑭競争的研究費等獲得歴
- ⑮製薬企業等との共同研究歴
- ⑯分担研究者等
- ⑰創薬ナビ等での相談歴
- ⑱提案の経緯
- ⑲創薬ブースター関連文書の確認
- ⑳性差を考慮した研究開発の推進について
- ㉑備考
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
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🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
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🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
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🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 支援決定後、AMEDと研究開発に参加する全ての機関の間で、AMEDが指定する様式に則した共同研究契約を締結する。
- 実験調査をPI等に委託する場合は、AMEDが実験調査計画書を作成し、PI等の所属機関とAMEDとの間で委託実験調査契約を締結する。
- 委託実験調査費は直接経費(物品費・旅費・人件費・謝金・その他)と一般管理費(上限10%)からなり、競争的研究費によるAMED委託研究開発費とは扱いが異なる。
- 設備・備品の購入、改造、リース及びレンタルは原則として認められない。書籍購入、学会参加及び海外渡航に伴う参加費及び旅費も原則として認められない。
- 費目間の経費流用を希望する場合は、金額の多少にかかわらず事前に創薬事業部に相談し承認を得る必要がある。
- 支援決定後に学会や論文等で試験結果等を発表しようとする場合は、事前に創薬事業部と協議する。研究戦略上の観点から情報の開示を制限されることがある。
- 原則として四半期毎に研究進捗等の報告書を提出し、開始1年後に支援開始時に設定したマイルストンの達成状況を評価してGo/No-go判断が行われる。
- 複数のシーズの同時提案は可能だが、複数課題の支援は受けられない。支援課題となった場合はいずれかを選択する。
- 提案は通年で受け付けており、評価は年2回(例年3月下旬・9月下旬のとりまとめ)実施される。今回のとりまとめ日は令和8年9月24日(木)正午。
- 説明会が令和8年8月4日(火)および8月27日(木)にZoomウェビナーで開催される。
創薬シーズ提案書は研究者からAMEDへ電子メールで直接送付する形式で、公式資料に機関内締切の定めは無い。ただし支援決定後は所属機関とAMEDの共同研究契約・委託実験調査契約が前提になるため、産学連携部門と知財部門への事前相談を提案前に済ませておく必要がある。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。