2026年度 研究助成金(内分泌疾患研究)
募集中| 助成機関 | 山口内分泌疾患研究振興財団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 医学内分泌疾患臨床研究 |
| 助成額 | 1件100万円(総助成件数8件) |
| 締切日 | 2026-09-30 |
| 公募開始日 | 2026-06-01 |
| 研究期間 | 記載なし(募集要項に研究期間の定めはない。2027年3月末までに助成金を贈呈、2028年5月31日までに研究成果報告書および収支決算報告書を提出) |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | 8件(2026年度の総助成件数) |
| 申請システム | 郵送 |
概要
公益財団法人山口内分泌疾患研究振興財団が、内分泌疾患に関する成因、診断、治療、予防等の各面にわたる研究を助成する制度。募集は毎年6月1日から9月30日まで行われ、2026年度の募集が開始されている。助成額は1件100万円で総助成件数は8件。選考は審査委員会が行い、助成金対象は基礎・内科4件、産婦人科2件、泌尿器科2件を原則とする。ヒト検体解析や動物実験を含む研究でIRB未承認の場合は申請を控えるよう募集要項に記載されている。応募は所定の交付申請書(A4版6枚以内)を財団事務局へ送付する方式で、申請書7ページ目の推薦書に推薦者の記入が必要。採否は2027年1月中に応募者および推薦者へ通知され、助成金は2027年3月末までに贈呈される。問い合わせは財団事務局(TEL 03-5484-8367、office@yamaguchi-endocrine.org)。
応募要件
日本国内における研究であること。申請の時点で45歳以下であり、昨年度において当財団の研究助成を受けていない研究計画ならびに研究者。推薦者が必須で、大学・大病院に所属する場合は教授職以上(特任教授・特命教授は推薦者になれるが、客員教授・名誉教授は不可)、病院の場合は病院長・部長以上、研究機関の場合は施設長とする。1推薦者からの推薦は1件まで。ヒト検体解析や動物実験を含む研究でIRB未承認の場合は申請を控えるよう募集要項に記載されている。
対象となる研究
内分泌疾患に関する成因、診断、治療、予防等に関する研究。募集要項では、内分泌疾患の治療は近年長足の進歩を遂げてきたが、なお原因が不明で治療方法が未確立の疾患が少なくないため、基礎的、臨床的に一層の研究推進が必要であるとしている。選考では助成金対象を基礎・内科4件、産婦人科2件、泌尿器科2件とすることを原則としており、内科系だけでなく産婦人科領域、泌尿器科領域の内分泌研究にも枠が確保されている。ヒト検体解析や動物実験を含む研究は、IRB(倫理審査委員会)の承認を得ていることが前提となる。
採択されやすい研究像
①募集要項の分野枠に沿った研究であること。基礎・内科4件、産婦人科2件、泌尿器科2件が原則のため、産婦人科領域および泌尿器科領域の内分泌疾患研究は枠との適合性が高い。②倫理面の準備が完了していること。申請書13の「研究における医学倫理的配慮」でIRB承認番号または動物実験倫理委員会承認番号を記載する欄があり、未承認の場合は申請自体を控えるよう明記されている。③申請書の体裁が指定どおりであること。フォントはMS明朝10.5pt(最小9pt)、A4版6枚以内で、不鮮明な図表やグラフは減点の対象になると申請書に明記されている。④推薦者の要件を満たすこと。大学・大病院では教授職以上、病院では病院長・部長以上、研究機関では施設長の推薦が必要で、1推薦者からの推薦は1件に限られる。
過去の採択傾向
財団の「研究助成金対象者一覧」に年度ごとの受賞者が公表されている。2025年度は8名が採択され、内訳は基礎・内科領域5名、産婦人科領域1名、泌尿器科領域2名。採択課題は「シングルセル解析に基づくPAの病態解明」(九州大学大学院医学研究院病態制御内科学分野 助教)、「液相分離タンパク質と性決定」(大阪大学大学院生命機能研究科 准教授)、「腎特異的グルカゴンシグナルの役割解明」(滋賀医科大学内科学講座糖尿病内分泌・腎臓内科 助教)、「PPGL免疫逃避機序の多階層空間解析」(慶應義塾大学医学部石井・石橋記念講座 特任助教)、「副腎可塑性の分子基盤解明」(東京科学大学病院糖尿病・内分泌・代謝内科 助教)、「血糖変動に基づく妊婦管理の基盤構築」(名古屋大学医学部附属病院産婦人科 助教)、「副腎オルガノイドを用いた副腎再生」(関西医科大学腎泌尿器外科学講座 大学院生)、「SASP誘導NEPC分化と治療標的」(愛媛大学医学部附属病院泌尿器科 特任講師)。2025年度受賞者8名の職名は、原文の表記で准教授1名、特任講師1名、助教4名、特任助教1名、大学院生1名。応募件数および採択率は公表されていない。
応募方法
申請システム: 郵送
必要書類:
- 2026年度研究助成金交付申請書(所定様式、A4版6枚以内)
- 推薦書(交付申請書7ページ目に推薦者が記入し捺印)
記載項目:
- 申請者(主たる研究者)の氏名、学位、生年月日、所属機関、役職、所在地、連絡先
- 対象研究テーマおよびその略称(20字以内)
- この研究の専門領域
- この研究に要する総費用
- 研究助成金の使途(当財団の助成金の使用内訳)
- 申請者の経歴(大学からの経歴)
- 共同研究者氏名、所属機関、役職、学位
- この研究テーマについての他の助成機関への助成申請の有無
- 研究の目的・動機
- 研究実施計画の概要
- この研究から期待される効果、研究の発展性等
- 参考論文(著者情報は記載せず、申請者が含まれる論文には文頭に〇印)
- 研究における医学倫理的配慮(IRB承認番号、動物実験倫理委員会承認番号等)
- 推薦書(推薦者氏名、研究機関名、役職名、所在地、連絡先)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
-
🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
-
🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
-
🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
-
🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
-
🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- ヒト検体解析や動物実験を含む研究でIRB未承認の場合は申請を控えるよう募集要項に記載されている。
- 推薦者は大学・大病院なら教授職以上(特任教授・特命教授は可、客員教授・名誉教授は不可)、病院なら病院長・部長以上、研究機関なら施設長に限られる。
- 1推薦者からの推薦は1件まで。
- 申請書はA4版6枚以内、使用フォントはMS明朝10.5pt(最小9pt)。3から5ページ(項目9、10、11)のレイアウト変更は指定フォントかつ指定ページ内であれば可能だが、その他のレイアウト変更は不可。
- 参考論文欄には著者情報を記載せず、申請者が含まれる論文には文頭に〇印を付ける。不鮮明な図表やグラフは減点の対象となる。
- 昨年度に当財団の研究助成を受けた研究計画および研究者は応募できない。
- 助成金対象は基礎・内科4件、産婦人科2件、泌尿器科2件を原則とする。
締切2026年9月30日(当日消印のものまで有効)。応募説明会の開催は公表されていない。学内締切は公募締切の2週間前を推奨。推薦者の記入と押印を得る時間と、郵送での到達に日数を要するため。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。