第11回 高木賞(高木賞・高木賞臨床研究奨励賞)
近日公開| 助成機関 | マルホ・高木皮膚科学振興財団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 医学皮膚科学臨床研究 |
| 助成額 | 高木賞は1件500万円を上限に総額最大2,500万円(4件以上)、高木賞臨床研究奨励賞は1件50万円(最大10件) |
| 締切日 | 2026-11-30 |
| 公募開始日 | 2026-10-01 |
| 研究期間 | 2027年4月から2年間(助成金は2027年4月に一括交付) |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | 18件(第10回実績。高木賞8件、高木賞臨床研究奨励賞10件) |
| 申請システム | メール |
概要
わが国の皮膚科学および皮膚科診療の向上に貢献することを目的とする研究助成。対象は皮膚科領域における診断、予防、治療に直結する臨床研究(疫学調査を含む)、または臨床に即した病態研究で、純粋な基礎研究および特定製品の販売促進につながる研究は対象外。高木賞は1件500万円を上限に総額最大2,500万円を4件以上へ助成し、高木賞臨床研究奨励賞は1件50万円を最大10件へ助成する。臨床研究奨励賞は疫学調査、疾患の原因や背景因子の調査など実地の臨床で行われる研究を重視する。助成期間は2027年4月から2年間で、助成金は当該研究に直接要する物品購入費と研究実施に必要な費用(外部委託費用を含む)に充てる。飲食等の費用には使用できない。応募は2026年10月1日から11月30日まで、所属部門長を宛先の写しに加えたメールで受け付ける。受賞者は2027年3月に通知され、贈呈式は2027年4月17日に東京品川で開催予定。既収録の同財団 奨学寄付事業(id=998)とは別制度。
応募要件
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で、日本国内の大学もしくは医療機関(クリニックを含む)に所属する個人あるいは研究グループの代表者。応募者は申請時に満50歳以下(疫学調査を行う応募者は年齢を問わない)。1施設(教室・診療科)から複数の応募が可能だが、個々の応募について所属部門長(教授・部長等)の確認が必要で、応募メールの写しに応募確認者を含める。大学院生、学生、企業に所属する研究者は研究グループには所属できるが応募資格はない。大学寄付講座からの応募は、特定企業の出資が50%を超えない寄付講座に限り、応募者が同大学の皮膚科診療に携わり、応募確認者が皮膚科診療部門の長であることを条件に受け付ける。他の財団あるいは法人の助成を受けている、または受ける予定の研究は対象外だが、使途の相違点が明示できれば応募可能。
対象となる研究
高木賞、高木賞臨床研究奨励賞ともに皮膚科領域における診断、予防、治療に直結する臨床研究(疫学調査を含む)あるいは臨床に即した病態研究。高木賞臨床研究奨励賞では疫学調査、疾患の原因や背景因子の調査等を含めた実地の臨床で行われる研究(臨床検体を使用する研究を含む)および臨床上の疑問や問題の解決に繋がる研究を重視する。純粋な基礎研究あるいは特定製品の販売促進に繋がる研究は対象外。
採択されやすい研究像
募集要項は審査について「選考委員による書面評価の集計結果に基づき、若手研究者の育成を考慮し、選考委員会で審査後、理事会にて受賞者を決定します。審査は『研究の科学的特色・新規性』『皮膚科領域における診断・予防・治療に対して想定されるインパクト』『研究計画の妥当性(倫理性を含む)』及び『皮膚科臨床に対する直結度』を勘案して厳正に実施します。」と定めている。応募申請書も、研究の概要(400字以内)、研究の背景と目的(800字以内)、研究の科学的特色・新規性(800字以内)、皮膚科領域における診断・予防・治療に対するインパクト(800字以内)と、この4つの審査観点に対応した記入欄で構成されている。若手研究者の育成が考慮される旨も明記されている。
過去の採択傾向
第10回(2026年4月助成開始)の受賞者は財団サイトで公表されている。高木賞は8件で、福本毅(京都府立医科大学 教授)500万円、松岡悠美(大阪大学 教授)500万円、伊東孝政(北海道大学 助教)250万円、伊東可寛(慶應義塾大学 専任講師)250万円、川上聡経(京都大学 助教)250万円、斎藤勇輝(新潟大学 助教)250万円、松村裕(大阪大学 助教)250万円、森実真(岡山大学 教授)250万円。高木賞臨床研究奨励賞は10件で各50万円、荒川明子(滋賀医科大学 准教授)、片桐一元(獨協医科大学 教授)、小池雄太(長崎大学 講師)、後藤和哉(京都大学 助教)、洲崎玲子(東京女子医科大学 非常勤講師)、高村さおり(埼玉医科大学総合医療センター 講師)、萩野哲平(日本医科大学千葉北総病院 講師)、三宅智子(岡山大学 助教)、武藤雄介(東北大学 助教)、山下雄太(名古屋大学 病院助教)。所属はいずれも応募当時のもの。応募件数は公表されていない。
応募方法
申請システム: メール
必要書類:
- 高木賞応募申請書(高木賞に応募する場合。財団サイトからWord様式をダウンロード)
- 高木賞臨床研究奨励賞応募申請書(臨床研究奨励賞に応募する場合。財団サイトからWord様式をダウンロード)
- 寄付講座からの応募の場合は出資者と出資比率の記載
記載項目:
- 応募者(研究グループ代表者)情報(所属機関、役職、氏名、生年月日、申請時点の年齢、住所、電話番号、メールアドレス、皮膚科専門医取得年)
- 希望助成金額(高木賞は上限500万円)
- 研究テーマ
- 疫学調査に該当するかの選択
- 寄付講座の場合の出資者と出資比率
- 応募確認者情報(所属機関、役職、氏名、メールアドレス)
- 応募者(研究グループ代表者)略歴
- 研究グループの構成員(氏名、所属機関、役職、役割)
- 研究の概要(400字以内。図表・写真は使用不可)
- 研究の背景と目的(800字以内)
- 研究の科学的特色・新規性(800字以内)
- 皮膚科領域における診断・予防・治療に対するインパクト(800字以内)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
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🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
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🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
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🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 応募はメール送付のみ。宛先はmtoffice@mt-hifukagaku.or.jp、写しに所属部門長等の応募確認者を必ず含める
- 申請書はWordファイルのまま送信する(PDF化しない)
- 応募申請書受理後の内容変更は認められない(財団事務局から修正を依頼することはある)
- 研究の概要欄の記載内容は助成決定後に財団ホームページで公表されるため、写真・図・表を使用できない
- 助成金は所属医療機関などの規則に準じ、所属機関を通じて受賞者個人に対し支払われる
- 間接費・管理費は所属機関の規則に準じて支払われるが、要望があれば財団が減免の要請書を管理部署に提出する
- 応募者本人への給与としての助成金使用はできない。飲食等の費用にも使用できない
- 助成期間の途中で異動・転勤した場合、同じ研究を継続できれば助成先機関を変更できるが、継続できない場合は残余助成金を返金する
締切は2026年11月30日(メール必着)。所属部門長を応募確認者として写しに含める必要があり、寄付講座所属の場合は出資比率の確認も要るため、機関内締切は財団締切の3週間前を見込むのが実務上の目安。押印書類はなく、電子データのみで完結する。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。