第47回(2026年度)薬学研究奨励財団 研究助成金(グループA・基礎的研究)
募集中| 助成機関 | 公益財団法人薬学研究奨励財団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 薬学化学生命科学医学 |
| 助成額 | 1件80万円以内、10件程度(総額800万円以内) |
| 締切日 | 2026-09-30 |
| 公募開始日 | 2026-08-01 |
| 研究期間 | 研究助成金は2029年3月末までに全額使用し、所定の会計報告書を提出。研究報告書は2030年1月末までに提出 |
| 難易度 | 高 |
| 採択率 | 9.9%(第46回・2025年度、応募101件に対し採択10件) |
| 採択件数 | 10件(第46回・2025年度。第45回・2024年度も10件) |
| 申請システム | 郵送 |
概要
公益財団法人薬学研究奨励財団が、将来性が期待される若手研究者に重点を置いた薬学研究を奨励するという設立の趣旨に基づいて交付する研究助成金のうち、基礎的研究を対象とするグループA。対象は化学系、物理系、生物系、医療系の各分野およびこれらの複合分野の基礎的研究で、1件80万円以内を10件程度、総額800万円以内で採択する。申請には所属している講座や研究室の責任者(所属長、教授、部長等以上)の推薦が必要で、自薦はできない。2026年度から推薦者1名が推薦できるのはグループAとBを合わせて1件のみに変更された。同一年度に各グループへ重複して応募することはできず、過去に当財団から研究助成金を受領した者の応募も認められない。申請書1部、そのコピー1部、返信用封筒を書留等の追跡できる方法で財団事務局へ郵送する。応募期間は2026年8月1日から9月30日必着、採否通知は2027年1月中旬、贈呈は2027年3月。研究助成金は2029年3月末までに全額使用し、研究報告書は2030年1月末までに提出する。
応募要件
薬学および関連諸分野の研究者。申請には申請者が所属している講座や研究室の責任者(所属長、教授、部長等以上)の推薦が必要で、所定欄に推薦者の自署または記名と押印を受ける。自薦はできない。2026年度より推薦者1名が推薦できるのはグループAとグループBを合わせて1件のみ。同一年度に研究助成の各グループへ重複して応募することはできない。過去に当財団から研究助成金を受領した者の応募は認められない。学部生と大学院生は原則として応募できないが、研究現場を持つ社会人大学院生等は応募できる。研究する場所が日本国内であれば、海外からの応募も可能。募集要項に年齢の上限規定はないが、将来性が期待される若手研究者に重点を置くという財団設立の趣旨に基づいて授与される。
対象となる研究
化学系、物理系、生物系、医療系の各分野およびこれらの複合分野の基礎的研究。申請書では審査希望部門として化学系、物理系、生物系、医療系のいずれかに丸印を付け、系にまたがるものは主たる系に二重丸、従たる系に丸を付けて2つの系を選ぶこともできる。第46回の採択課題には天然物の全合成、抗微生物薬の中枢移行性、アルツハイマー病の病態形成、オルガネラ間相互作用と心不全、骨転移、mRNA送達によるワクチン基盤技術、抗体を用いた抗がん剤開発、非天然アミノ酸合成、タンパク質医薬の製剤材料、胎内薬物治療などが含まれる。
採択されやすい研究像
選考の配点や評価項目は公表されていない。募集要項が示す方針は、将来性が期待される若手研究者に重点を置いた薬学研究を奨励するという財団設立の趣旨に基づいて授与するという1点である。申請書の記載項目からは、①研究の目的と特色、②国内および国外における関連研究の状況、③本研究課題に関連するこれまでの研究経過、④研究計画の大要、⑤職歴および研究略歴、⑥最近5年間の主な研究報告10報以内、が評価の材料になることが読み取れる。助成金の使途は申請課題研究の実施に直接必要な費用に限られ、学会等の年度会員費は認められない。申請者の勤務先以外からの2024年度以降の受領あるいは受領予定の研究費も申告する。
過去の採択傾向
財団サイトの歴代受領者ページに第1回から第46回までの受領者が公開されている。第46回(2025年度)のグループAは応募101件に対し10件が採択された。課題例は「創薬基盤の確立を志向した三次元的複雑骨格を有するphlegmadine類の全合成」(名古屋大学大学院創薬科学研究科・助教)、「抗微生物薬の中枢移行性を規定する分子メカニズムの解明」(京都大学医学部附属病院薬剤部・特定助教)、「多糖キャリアを用いた抗原提示細胞選択的mRNA送達による次世代ワクチン基盤技術の開発」(東京薬科大学薬学部・准教授)。第45回(2024年度)は応募120件に対し10件が採択され、課題例は「新規抗菌薬リード創製を指向した新奇骨格含有天然物の全合成」(公益財団法人微生物化学研究会微生物化学研究所化学部・上級研究員)、「連続ラジカル環化反応を鍵とするノルピマランジテルペノイド類の網羅的全合成」(北海道大学大学院薬学研究院・助教)。採択者の所属は大学の薬学部や薬学研究科、大学病院薬剤部が中心である。
応募方法
申請システム: 郵送
必要書類:
- 2026年度研究助成金グループA申請書 1部(財団所定様式、全4ページ)
- 申請書のコピー 1部(片面印刷、両面印刷どちらでも可)
- 採否について通知する返信用封筒(長3サイズ、申請者本人住所宛名明記、110円切手貼付)
記載項目:
- 審査希望部門(化学系、物理系、生物系、医療系)
- 研究課題
- 申請者情報(氏名とフリガナ、生年月日、年齢、最終学歴と卒業修了年と学位、勤務先および職位、主な所属学会3学会以内、所在地、電話、電子メール)
- 共同研究者(氏名、生年月日、勤務先および職位、分担研究事項)
- 推薦者(氏名の自署または記名押印、勤務先および職位)
- 研究の目的・特色
- 国内、国外における関連研究の状況
- 助成金希望額(上限80万円)と研究助成金の使途内訳
- 申請者の勤務先以外からの2024年度以降の受領あるいは受領予定の研究費
- 本研究課題に関連するこれまでの研究経過
- 研究計画の大要
- 職歴および研究略歴
- 研究報告(論文、学会発表等。最近5年間の主なもの10報以内)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
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🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
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🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
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🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 自薦はできない。推薦者1名が推薦できるのはグループAとグループBを合わせて1件のみ
- 同一年度に研究助成の各グループへ重複して応募することはできない
- 過去に当財団から研究助成金を受領した者の応募は認められない
- 提出物は申請書1部、申請書のコピー1部、返信用封筒の3点で、書留等の追跡できる方法で郵送する
- 申請書の頁数は変更できない。枠内に書ききれない場合は文字サイズや各項目欄の高さを調整する
- 提出された申請書は採択と不採択にかかわらず返却されない
- 助成が決定した場合、氏名、所属、研究題目が財団ホームページや事業報告書等で一般公開される
- 学部生と大学院生は原則として応募できないが、研究現場を持つ社会人大学院生等は応募できる
- 選考委員に配布される書類は原則白黒印刷となるため、カラーでなければ理解を妨げる図は事前に申し出る
- 研究成果を論文として発表する場合は財団の助成による旨を記載する
締切は2026年9月30日必着。所属長や教授の押印と書留等での郵送手配が要るため、機関内締切は財団締切の2週間前を見込むのが実務上の目安。推薦枠が1推薦者につきグループAとB合わせて1件のみに絞られたため、研究室や講座の中で誰が応募するかを先に決める必要がある。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。