2026年度 薬力学研究会 研究助成金
募集中| 助成機関 | 公益財団法人薬力学研究会 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 薬力学薬理学創薬医学歯学薬学 |
| 助成額 | 1件100万円 |
| 締切日 | 2026-09-30 |
| 公募開始日 | 2026-07-03 |
| 研究期間 | 原則1年(助成金は贈呈後1年間で使用) |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | 4件程度 |
| 申請システム | メール |
概要
公益財団法人薬力学研究会が、薬力学の研究に従事する若手研究者に対して行う研究助成金である。財団は昭和39年(1964年)3月に大正製薬株式会社からの寄附金および岡田正弘氏持分の特許権の専用実施権設定対価の一時金をもって設立され、平成25年(2013年)4月1日に公益財団法人へ移行した。本助成金の主な原資は、故大島博幸東京医科歯科大学名誉教授からの若手研究者への研究奨励助成を目的とした寄附金であり、医学・医療、歯学・歯科医療、薬学等の学術の発展と、国民の疾病予防および健康維持増進に寄与すると判断される研究に対して贈呈される。1件あたり100万円を4件程度助成し、助成金の使途は応募される研究に係る消耗品費、設備費、旅費等が対象。助成期間は原則1年で、助成金は贈呈後1年間で使用する。提出書類はすべて電子データで事務局宛にメール送付するのが原則で、郵送での提出も可能。採否は令和9年(2027年)1月中旬頃に発表される予定である。
応募要件
日本国内の大学・研究機関等に在籍する研究者であること。2026年4月1日現在40歳以下の研究者を対象とし、産前・産後休業または育児休業を取った者は、40歳以下の制限にその日数を加算することができる。応募後に所属機関の異動が決まっていても応募は可能だが、新たな勤務先においても応募された研究を続けられること、および新たな勤務先への助成金(研究費)の移行が可能で機関(組織)管理が可能であることが前提となる。応募要項には推薦者および会員資格に関する記載はない。
対象となる研究
薬力学に関する学術の振興を図り、我が国の医学・医療、歯学・歯科医療、薬学等の学術の発展と、国民の疾病予防および健康維持増進に寄与する研究。財団の設立目的は薬力学の研究を奨励助成し、その速やかなる進歩発展を図り人類の福祉に貢献することとされ、事業内容は薬力学の研究に従事する者に対する研究費の補助、薬力学に関する研究設備・教材に対する助成、薬力学に関する学術講演会・研究討論会の開催およびそれらに対する補助である。本助成金は故大島博幸東京医科歯科大学名誉教授からの若手研究者への研究奨励助成を目的とした寄附金を主な原資としており、応募要項では「この目的達成に貢献すると判断される研究に対し、研究助成金を贈呈します」とされている。過去の受賞課題を見ると、受容体やイオンチャネルを標的とした薬理学的研究、オルガノイドを用いた病態解明と創薬、mRNA医薬やペプチド医薬の作用機序研究、抗腫瘍免疫や自然免疫の制御による治療戦略など、医学・歯学・薬学の各領域にわたる基礎から橋渡しまでの研究が採択されている。
採択されやすい研究像
①薬物と生体の相互作用を軸に据えた研究であること。財団の目的は薬力学の研究の奨励助成であり、事業内容も薬力学の研究に従事する者への研究費の補助と定められているため、対象疾患の病態解明にとどまらず、薬剤や候補化合物の作用機序、標的分子の制御、創薬展開まで筋道が見える設計が趣旨に合致する。②助成金の使途が消耗品費、設備費、旅費等に収まる1年完結の計画であること。応募要項は助成期間を原則1年とし、助成金は贈呈後1年間で使用することと定めているため、1年で結論が出る規模に絞り込んだ計画が求められる。③研究成果を財団主催の講演会で発表できること。応募要項は「研究助成金受賞者は、当財団主催の講演会において、速やかに研究成果に係る講演を行わなければなりません」と定めている。開催時期は年により異なるため、発表可能な成果が期間内に得られる見通しを立てておく必要がある。
過去の採択傾向
財団は助成金取得者と研究内容をPDFで公表している(公益財団法人化後の一覧)。令和6年度は4名が採択され、課題名はカイニン酸型グルタミン酸受容体阻害薬の抗腫瘍免疫応答増強効果に関する検討(国立がん研究センター研究所)、患者由来オルガノイドを用いた慢性腎臓病共通病態の探索と創薬(東京科学大学 大学院医歯学総合研究科)、オートファジー創薬の実現に向けた、ヒト糖尿病性腎臓病の病態解明(大阪大学 大学院医学系研究科)、mRNA製剤に固有の免疫活性化機構の解明(東京理科大学 生命医科学研究所)である。令和5年度は3名で、バイオインフォマティクスに基づく間質性肺炎合併肺癌、術後急性増悪のメカニズム解析(愛知県がんセンター 呼吸器外科部医長)、メッセンジャーRNA医薬の部位特異的科学修飾導入による翻訳活性への影響解明(名古屋大学 理学研究科物質理学専攻 特任助教)、受容体型チロシンキナーゼEphA2の非定型的活性化を介した細胞遊走(富山大学 学術研究部がん細胞生物学研究室 助教)。令和4年度は4名で、大学院4年の学生から教授まで採択されている。令和3年度は4名。応募件数は公表されていないため採択率は算出できない。
応募方法
申請システム: メール
必要書類:
- 研究助成申請書(別紙申請書に準ずる)
- 研究概要書(2,000字程度、A4版)
- 主要論文リスト(A4版)
- その他(参考となる資料等、A4版)
記載項目:
- 所属・役職
- 申請者氏名(ふりがな)
- 生年月日
- 連絡先(Tel、e-mail)
- 研究課題名
- 学歴
- 博士号
- 免許・資格等
- 略歴
- 研究歴等
- 研究概要(2,000字程度)
- 主要論文リスト
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
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🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
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🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
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🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 2026年4月1日現在40歳以下が対象。産前・産後休業または育児休業を取った者は、その日数を40歳以下の制限に加算することができる。
- 助成金を支給する際に、財団から所属機関に対し当基金の趣旨に鑑み研究共通経費等への充当の免除を依頼する。
- 提出期限は令和8年9月30日(水)まで必着。電子データでのメール送付が原則だが、事務局宛の郵送での提出も可能。
- 研究助成金受賞者は、財団主催の講演会において速やかに研究成果に係る講演を行わなければならない。
- 研究終了後に研究成果報告書および会計報告(帳簿の写し)を提出する必要がある。
- 研究概要書、主要論文リスト、その他資料の様式は任意である。
締切2026年9月30日必着。説明会の開催予定は公表されていない。学内締切は2週間前を推奨。応募自体は電子データのメール送付で完結し推薦者も不要だが、助成金の受入れが機関(組織)管理を前提としており、研究共通経費等への充当免除の依頼が入るため、経理担当部署との事前確認に日数を要する。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。