CIFAR Global Scholars Program(2027-2029 コホート)
募集中| 助成機関 | Canadian Institute for Advanced Research (CIFAR) |
|---|---|
| カテゴリ | 国際フェローシップ |
| 分野 | 学際研究生命科学自然科学社会科学人文学 |
| 助成額 | 10万カナダドル(2年間、使途を限定しない研究支援) |
| 締切日 | 2026-11-04 |
| 公募開始日 | 2026-09-02 |
| 研究期間 | 2年間(2027年4月1日から2029年3月31日) |
| 難易度 | 高 |
| 採択率 | 約6% |
| 採択件数 | 募集対象の研究プログラムごとに最大3名 |
| 申請システム | Web |
概要
カナダの研究機関 CIFAR が、独立した研究代表者になって間もない若手教員を対象に実施する国際プログラムです。採択者は CIFAR の学際研究プログラムのいずれかに2年間参加し、世界の研究者と対等な立場で議論します。支給されるのは使途を限定しない研究支援10万カナダドルで、研究費、授業負担の軽減、大学院生やポスドクの支援、学会渡航などに充てられます。加えて指導助言、Azrieli Foundation による研究リーダーシップ研修、CIFAR のシード資金への応募機会が得られます。2026年度は5つの研究プログラムが募集中で、締切は2026年11月4日正午(米国東部標準時)。問い合わせは global.scholars@cifar.ca。
応募要件
博士号またはこれに相当する学位を持ち、高等教育機関または研究機関で常勤の職に就いていること。その職は、研究代表者として独立した研究を主導する責任と、学位取得に向けた大学院生の指導または教育の責任を含む必要がある。テニュアトラック制度がある国や機関では常勤のテニュアトラック職、それ以外では同等の独立性と専任(終身)教員職への道筋を持つ職が該当する(原文 equivalent positions that provide comparable independence and a pathway to a permanent faculty appointment will be considered)。博士号取得後の最初の当該職への就任が2022年7月1日以降かつ2026年12月31日以前であること。2027年4月1日から2029年3月31日までの全期間にわたり在職が保証されていること。ポスドク研究員は応募できない。2027年3月23日から25日のオンライン面接に対応できること、有効な旅券を持つこと、英語で議論できることも条件。日本の大学に所属したまま応募でき、採択後も所属を移す必要はない。公式の逐語引用は次のとおり。No. CIFAR is seeking to develop a diverse and global cohort. There are no geographic restrictions on who may apply. / No. CIFAR Global Scholars remain at their home institution and country throughout their two-year term. The research funding associated with the award is administered through the recipient's institutional department.
対象となる研究
CIFAR の学際研究プログラムのうち、当該年度に募集を行っているプログラムの主題と目的を補完する研究。2026年度から2027年度は、Boundaries, Membership & Belonging、Brain, Mind & Consciousness、Fungal Kingdom: Threats & Opportunities、Healthy Microbiomes in a Changing World、Innovation, Equity & the Future of Prosperity の5プログラムが募集している。自然科学、生物医科学、社会科学に加え人文学からの応募も歓迎されている。公式FAQでは、通常の研究助成とは異なり特定の研究課題の詳細な提案書は求めておらず、応募者の研究の背景と、今後の着想が選んだプログラムの学際的な交流にどう寄与し、そこから何を得るかを理解したいと明記されている。
採択されやすい研究像
①審査は Inclusive research excellence、Potential contribution to the program、Leadership potential の3基準で行われ、論文だけでなく政策文書、データセット、オープンサイエンスの成果、学会運営、能力構築、アウトリーチも評価対象になるため、業績を幅広い形で提示する。②応募先プログラムの主題に自分の研究がどう寄与し、逆にそこから何を得るかを具体的に書き、異分野の Fellow や Advisor と組んで進めたい研究領域まで踏み込む。③学術界の外の共同体(政策立案者、産業界、教育者、社会福祉の実務者など)とどう関わってきたか、あるいは今後関わりたいかを1,000語で説明する項目があるため、研究の外への広がりを準備する。④面接では分野を越えて関わる意欲と能力、伝達力、リーダーシップと波及力が評価されるため、書面と面接の主張を揃える。
過去の採択傾向
公式資料には、過去のコホートの氏名、年次、参加プログラム、所属機関が掲載されている。掲載されている例は次のとおり。Ann Gregory(CIFAR Azrieli Global Scholar 2024-2026、CIFAR MacMillan Multiscale Human Program、University of Calgary)、Artem Babaian(2025-2027、Fungal Kingdom: Threats & Opportunities、University of Toronto)、Nicole Wu(2023-2025、Innovation, Equity & the Future of Prosperity、University of Hong Kong)、Feyaad Allie(2025-2027、Boundaries, Membership & Belonging、Harvard University)、Sahba Besharati(2021-2023、Brain, Mind & Consciousness、University of the Witwatersrand)、Boróka Bó(2025-2027、Innovation, Equity & the Future of Prosperity、University College Dublin)、Dalitso Ruwe(2023-2025、Boundaries, Membership & Belonging、Queen's University)。採択規模については、募集を行う研究プログラムごとに最大3名を受け入れること、2016年の制度開始以降、適格な応募者のうち年平均6%が選ばれてきたことが公式FAQに記載されている。
応募方法
申請システム: Web
必要書類:
- Academic CV(出版物リストを含む。PDF形式。標準的な学術様式であれば形式は問わない)
- Narrative CV(1,000語以内。UKRI の Resume for Research and Innovation を参考にした4つの主題領域から選んで記述)
- Reference Letters 2通(推薦者が CIFAR から届く自動送信メールの手順に従って直接アップロードする)
記載項目:
- CIFAR Global Scholar の経験から得たいと考えるもの(研究支援金以外。400語以内)
- プログラム参加を通じて強化したいリーダーシップまたは伝達の技能3点(100語以内)
- 一般向けの平易な言葉による研究関心の説明(100語以内、公開用)
- 研究背景と今後の方向性、応募先プログラムへの寄与、参加による研究の進展(1,000語以内)
- 学術界の外の共同体との関わりと、関連する専門家集団の特定(1,000語以内)
- 個人的な経緯に関する任意の補足情報(250語以内。キャリア中断、出向、ボランティア活動など)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
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🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
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🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
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🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- 特定の研究課題についての詳細な提案書は求められない。応募者の研究背景と、学際的な交流への寄与および期待が問われる。
- 面接日は2027年3月23日から25日で固定。都合がつかない応募者は選考対象にならないと明記されている。
- CIFAR は間接経費を負担しない。非営利の慈善団体として、この資金に対して間接経費や管理費を課さないよう要請しており、福利厚生費にも充てられない。
- 採択者は所属機関と国にとどまったまま2年間の任期を務める。転籍の必要はない。
- 複数のプログラムに応募する場合は、プログラムごとに別々の応募を完成させる必要がある。
- 応募回数の上限はなく、資格を満たす期間内であれば何度でも応募できる。
- 選考過程は英語で行われる(原文 The process is conducted in English, a commonly accepted language of international scientific collaboration.)。応募資格として、話す英語と書く英語に堪能であることが求められる。提出書類の言語を指定する記述は募集要項にも公募ページにもない。
- 推薦書がすべて届くまで応募は完成せず、締切までに完成しなかった応募は審査されない。提出後の編集はできない。
締切2026年11月4日正午(米国東部標準時、UTC-5。日本時間では11月5日午前2時)。公式の説明会は案内されておらず、質問は global.scholars@cifar.ca へ直接行う。学内締切は締切の3週間前を推奨。推薦書2通は推薦者が CIFAR からの自動送信メールを受け取ってから直接アップロードする仕組みで、応募者側では代理提出できず、2通が揃うまで応募が完成しないため。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。