2026年度 交流助成(海外派遣)第3回
近日公開| 助成機関 | 中谷財団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 医工学生命科学医学工学情報科学 |
| 助成額 | 1件最大40万円(渡航費+滞在費) |
| 締切日 | 2026-12-28 |
| 公募開始日 | 2026-12-01 |
| 研究期間 | 第3回の対象は2027年1月から2027年4月に開催される国際会議・学会等。滞在費の対象は現地宿泊数の上限7泊 |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | 48名(2025年度に財団の助成実績ページへ掲載された対象者数) |
| 申請システム | Web |
概要
海外で開催される国際会議・学会等に参加して研究発表を行うとともに、海外の専門家と交流を行い、対象研究分野の発展に貢献する研究者・技術者を対象とした助成。対象研究分野はBME(Bio Medical Engineering、生命科学と理工学の融合境界領域)分野で、医療や人々の健康に貢献しうる独創的でイノベーティブな研究を基礎から応用まで広く対象とする。助成額は1件最大40万円で、渡航費(主要航空会社エコノミークラス往復割引運賃)と滞在費(一律1泊15,000円×現地宿泊数、上限7泊)が対象。第3回は2027年1月から4月に開催されるものが対象で、募集期間は2026年12月1日から12月28日、決定時期は2027年2月末。応募は財団ウェブシステム(マイページ)から行い、所属機関長の推薦書・出張承諾書と国際会議からの正式な採択通知書の提出が必須。説明会の開催は公表されていない。問い合わせは中谷財団神戸分室事務局(交流助成担当、info-kouryu@nakatani-foundation.jp)。電話での問い合わせは受け付けていない。
応募要件
日本の大学およびこれに準ずる研究機関に属する研究者または技術者。大学院生も対象(博士後期課程へ進学し研究者を目指す者を応援するとされる)。募集締切日に40歳以下の者。病院所属の研究者(医師および技師等、研究活動をしている者)も対象。国際会議・学会等からの正式な採択通知書(発表形式を含む)の提出が必須で、遅くとも応募締切りの翌月20日までに提出する必要がある。同一研究科(専攻)から同一の国際会議・学会等への採択は最大2名まで(応募自体は制限しない)。応募書類として所属機関長(大学は学部長以上、大学院は研究科長以上、病院は病院長以上)の推薦書・出張承諾書が必要。
対象となる研究
BME(Bio Medical Engineering)分野、すなわち生命科学と理工学の融合境界領域の研究。募集要項は「生物学、医学等を生命科学とし、物理学や化学等の応用を工学としたうえで数学やAIなど情報科学も含むことを明確にする意味で工に理を加えて理工学とし、それらが連携した研究領域が対象であることを示す融合境界領域という言葉で表現しました」と説明しており、医療の発展や健康の増進を見据えた幅広い研究分野において基礎から応用まで広く対象とする。助成の対象となる活動は、海外で開催される国際会議・学会等に参加して研究発表を行い、海外の専門家と交流することであり、研究費そのものではなく渡航費と滞在費が支出対象である点に注意する。
採択されやすい研究像
①BME分野の研究であること。申請書様式は冒頭で「申請者の現在の研究課題について」を求め、説明の観点として「新規性・独創性」「発展性・波及効果」を明示しているため、この2点に沿って現在の研究課題を具体的かつ簡潔に述べた申請が適合する。②交流の実質があること。申請書様式は「会議(研究会)に参加する目的を、ご自身の発表のみならず他の研究者との交流によって得ようとすることを含め、具体的かつ簡潔に記載ください」と求めており、発表だけでなく誰とどのような交流を行うかを書けることが求められる。③発表の位置づけが高いこと。申請書様式には発表形式(招待講演、特別講演、一般論文発表のオーラルまたはポスター、その他)のチェック欄に加えて「採択の難易度」欄があり、採択率20%以下と思われる場合にチェックする設計になっている。したがって採択の難しい発表形式であることは申請時に自己申告する材料になる。なお審査基準の配点は公表されていないため、これら以外の採択像を断定することはできない。
過去の採択傾向
財団は助成実績ページ(https://www.nakatani-foundation.jp/grant_exchange/grant_exchange_01/achievements/ )で年度ごとに対象者の氏名、所属機関・職名、会議名、開催地、時期、成果報告書を公表している。掲載されている対象者数は2025年度48名、2024年度40名、2023(令和5)年度29名、令和4年度17名、令和3年度4名、令和2年度1名、令和元年度38名、平成30年度28名、平成29年度27名、平成28年度31名。2015(平成27)年度以前の採択実績は年報に掲載されている。2025年度の掲載例としては、京都府立医科大学大学院医学研究科 助教(第40回国際生理科学連合大会、ドイツ・フランクフルト)、近畿大学生物理工学部 講師(レーザー・電気光学欧州会議、ドイツ・ミュンヘン)、東京大学大学院工学系研究科 博士課程(第47回IEEE医用生体工学国際会議、デンマーク・コペンハーゲン)などがあり、助教・講師・准教授から修士課程・博士課程の大学院生まで幅広く採択されている。申請件数および採択率は公表されていない。
応募方法
申請システム: Web
必要書類:
- 助成申請確認書(申請完了時に自動生成されメール送信される)
- 海外派遣 推薦書(所属機関長の推薦書・出張承諾書。公印が必要)
- 申請書様式(3ページ)
- 国際会議・学会等からの正式な採択通知書(発表形式が確認できるもの)
記載項目:
- 申請者の現在の研究課題について(新規性・独創性、発展性・波及効果等。図表挿入可)
- 参加される会議(研究会)について:学会の概要
- 参加される会議(研究会)について:会議に参加する目的(自身の発表のみならず他の研究者との交流によって得ようとすることを含む)
- 参加される会議(研究会)について:発表、講演する論文の題目及び内容
- 発表形式(招待講演/特別講演/一般論文発表(オーラル)/一般論文発表(ポスター)/その他)
- 採択の難易度(採択率20%以下と思われる場合にチェック)
- 派遣期間の日程計画(往路から復路まで、会議前後の日程を含む月日・経路・訪問先・内容)
- 助成申請金額の内訳:渡航費(出発地・到着地を記入し日本円で記載)
- 助成申請金額の内訳:宿泊費(1泊あたり15,000円×宿泊数)
- 所属機関長の推薦理由(推薦書。推薦者が記入)
- 出張の承諾(推薦書。所属機関長の職・氏名・公印)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
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🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
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🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
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🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- 助成は研究費ではなく渡航費と滞在費が対象で、1件最大40万円が上限である。
- 渡航費は応募時点での主要航空会社のエコノミー割引運賃を算出基準とし、ビジネスクラスでの申請はできない。
- 滞在費は一律1泊あたり15,000円で、現地宿泊数の上限は7泊である。
- 科研費を除き、原則として他財団の助成と重複した助成受給は遠慮するよう求められている。
- 2026年度より交流プログラム【海外派遣】については、成果報告書に加えて会計報告書(財団指定様式)の提出が必要になった。
- 成果報告書は助成決定者の顔写真とともに財団のWebサイト等に掲載され、助成実績(氏名、所属機関等)も公表される。
- 申請書は各ページの枠内に収まるように作成し、フォントサイズは11で入力する。枚数を超えるとアップロードできない。
- 公式ページに掲載されている様式は申請書サンプルであり、正式な書類は応募サイト(マイページ)からダウンロードする必要がある。サンプルでの応募はできない。
- 電話での問い合わせは受け付けておらず、財団ホームページの問い合わせフォームを使う。
締切2026年12月28日(第3回、募集開始は2026年12月1日)。説明会の開催は公表されていない。学内締切は3週間前を推奨。所属機関長の推薦書・出張承諾書に公印が必要で、年末をはさむ募集期間のため機関内の決裁が止まりやすい。あわせて国際会議の正式な採択通知の提出期限(2027年1月20日)も管理する必要がある。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。