2026年度 松籟科学技術振興財団 研究助成
募集中| 助成機関 | 松籟科学技術振興財団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 材料エレクトロニクス化学バイオマス環境・エネルギー |
| 助成額 | 200万円(1件当たり) |
| 締切日 | 2026-09-30 |
| 公募開始日 | 2026-07-21 |
| 研究期間 | 研究実施期間は申請者が申請書に記載する(新規実施の場合は2027年3月が期間内に含まれること)。助成金の使用期間は、特段の理由がない限り2年後の研究報告提出まで(2026年度助成は2027年3月交付、2029年7月に研究報告書提出)。 |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | 23.3%(2025年度・第43回実績) |
| 採択件数 | 16件程度(2026年度予定) |
| 申請システム | メール |
概要
ハリマ化成グループ創業者の長谷川末吉が1983年に設立した公益財団法人松籟科学技術振興財団が、科学技術に関する調査・研究の実施者に助成金を交付する制度。2026年度は課題A「植物有用成分およびバイオマス資源の高度利用に関わる研究」、課題B「エレクトロニクスの次世代を担う材料および周辺技術に関わる研究」、課題C「持続可能な社会を実現する有機系新素材およびその機能化に関わる研究」の3課題を対象とする。応募できるのは日本に居住し、国内の国公私立大学、国公立研究機関あるいはそれに準じる研究機関に所属する常勤の研究者で、研究機関長の推薦を受けた原則45歳以下(学生・院生を除く)。助成額は1件当たり200万円、16件程度を予定。公募期間は2026年7月21日から9月30日で、財団所定の研究助成金交付申請書に記入のうえ、WordとPDFを shorai-joseikin@harima.co.jp へメール送信する。選考は12月の選考委員会で行い、助成金は2027年3月に所属機関が指定する口座へ振り込まれる。問い合わせ先は財団事務局(TEL 06-6229-0966、shorai@harima.co.jp)。
応募要件
(1) 日本に居住し、国内の国公私立大学、国公立研究機関あるいはそれに準じる研究機関に所属する常勤の研究者。(2) 応募する研究テーマについての計画、実施に主体的に関わる研究者で、申請時の研究期間を通じて当該助成研究を継続できること。(3) 研究機関長の推薦を受けた45歳以下(原則)の研究者(学生、院生は除く)。(4) 本助成金を受けた者は、受けた年度より起算して3年間は応募することができない。(5) 同一の研究テーマで他の機関・財団に助成申請することは差し支えないが、他の機関・財団から資金援助(含科研費)を受けている、または受けることが決まっている場合はその団体名を記入する。なお財団サイトの募集要項ページでは、対象機関として高等専門学校も明記されている。
対象となる研究
以下の3つの一般研究課題に関する研究を助成対象とする。課題A「植物有用成分およびバイオマス資源の高度利用に関わる研究」、課題B「エレクトロニクスの次世代を担う材料および周辺技術に関わる研究」、課題C「持続可能な社会を実現する有機系新素材およびその機能化に関わる研究」。財団は「科学技術、特に天然物の有効利用、生理活性物質、有機新素材及び電子材料等」の指定課題分野を対象としており、応用技術に直接結びつかない基礎研究への支援を設立の趣意に掲げている。申請書では課題A・B・Cのいずれか1つに丸を付けて応募する。
過去の採択傾向
財団公表の贈呈先一覧によると、1983年度の第1回から2024年度の第42回まで、延べ823名の研究実施者に対し総額9億3,290万円の研究助成金を贈呈している。件数は第42回(2024年度)が16件、第43回(2025年度)が21件(課題A 7件、課題B 4件、課題C 10件、贈呈総額4,200万円)。第43回は応募90件(課題A 33件、課題B 17件、課題C 40件)に対する21件の採択で、採択率は23.3%(財団要覧2026の選考委員長報告による公表値)。第43回の採択者の所属は東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、九州大学、広島大学、香川大学、北里大学、早稲田大学、東京科学大学、京都工芸繊維大学、大阪公立大学、兵庫県立大学、安田女子大学、物質・材料研究機構、微生物化学研究会など、国公私立大学と公的研究機関に広がっている。財団は、研究助成事業を通じて野依良治博士、鈴木章博士が後にノーベル化学賞を受賞したことを公表している。
応募方法
申請システム: メール
必要書類:
- 研究助成金交付申請書(財団所定様式 kenkyu_shinsei_2026.docx。WordとPDFの両方を送付。WordからPDF出力し電子印鑑を押印したものであればPDFのみで可)
- 別紙/推薦書(学部長または所属機関の長の意見、役職・氏名・押印)
記載項目:
- 指定研究課題(課題A・B・Cのいずれかを選択)と研究の表題
- 申請者に関する事項(所属機関名・職名、所在地、連絡先、生年月日、最終学校名・卒業年月、学位名・授与大学名・取得年月)
- 推薦者の所属・職名・氏名
- 現在行っている主要な研究テーマ(過去3年間にわたって具体的に記入)
- 助成金を受けようとする研究の具体的内容、範囲
- 本研究の実施に関する研究指導者および協力者の氏名・所属・役職
- 助成金の主要な使途(人件費、旅費、調査費、会議費、計測機器・実験器具費、材料費、計算機他・他団体器具等使用料、その他の8項目の内訳と合計)
- 研究実施期間(始期および終期見込み)と研究報告書提出予定時期
- 本研究に関連して他の機関・財団から受けている資金援助(含科研費)の団体名
- 本研究に関連して発表した主要な報文等(投稿中のものを含む)
- 本研究に関連した所属学会
- その他の参考事項、希望事項
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
-
🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
-
🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
-
🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
-
🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
-
🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 申請書の提出先メールアドレス(shorai-joseikin@harima.co.jp)と問い合わせ先メールアドレス(shorai@harima.co.jp)は異なるので注意する。
- 本助成金を受けた者は、受けた年度より起算して3年間は応募できない。
- 同一の研究テーマで他機関・財団に助成申請することは差し支えないが、他機関・財団から資金援助(含科研費)を受けている、または受けることが決まっている場合は団体名を申請書に記入する。
- 助成金は原則として全額を研究費に充てられるよう、所属機関内で間接的な経費についての免除手続きを行う。
- 助成金は2027年3月に、所属する大学または研究機関が指定する金融機関の口座へ振り込まれる。
- 研究報告書の提出予定時期は2029年7月(助成金交付から2年後)。使途報告は申請書の使途項目に沿った内容でよく、領収書等は不要。
- 異動・退職等で研究を継続できなくなった場合は、使用額・使途と残額を報告し、財団指定口座へ残金を返金したうえで活動実績の報告書を提出する。ただし異動先の大学または公的研究機関で申請テーマの研究を継続する場合は、助成金を異動先へ移管できる。
- メール送付の際に必要であればパスワードを設定する。
研究機関長(学部長または所属機関の長)の推薦書に押印が必要なため、所属機関の推薦手続きの所要期間を見込み、公募締切(2026年9月30日)の2〜3週間前に機関内締切を置くのが一般的。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。