第36回(令和9年度)市村清新技術財団 植物研究助成
近日公開| 助成機関 | 公益財団法人 市村清新技術財団 |
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| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 生態学生物多様性計測技術環境科学 |
| 助成額 | 1件150万円以内+間接経費30%(所属機関へ別途支給) |
| 締切日 | 2026-11-30 |
| 公募開始日 | 2026-11-10 |
| 研究期間 | 1年(令和9年4月1日から翌年3月31日)。継続は(ア)(ウ)が3年、(イ)が2年を限度とし、助成累積年数は6年まで |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | 第35回(令和8年度)は23テーマに助成。第1回(平成4年度)から第35回(令和8年度)までの助成実績は延べ569件、総助成額8億9,452万円 |
| 申請システム | Web登録+郵送(Web登録システムでマイページを取得して申請書を作成・登録し、印刷した申請書類1部を郵送する。Web登録だけでは申請は受理されない) |
概要
植物の生態・環境およびその計測技術、保全・再生・省資源の研究への助成で、あわせて財団の植物研究園(静岡県熱海市)を研究フィールドとして提供する。対象は(ア)植物研究園を利活用した植物の生態解明、(イ)植物の生態研究に用いる計測技術の開発、(ウ)植物生態機能の利用による緑の回復・植物多様性の保全再生・省資源の3区分。助成限度額は1件150万円で、所属機関には間接経費として助成金の30%が別途支給される。応募には所属機関長・部局長の推薦が必要で、同一の学部・研究科・部局等から2件以内。Web登録システムで申請書を登録したうえ印刷物1部を郵送し、受付は令和8年11月10日から11月30日(締切日消印有効)。マイページの取得と申請書の作成・保存は令和8年9月10日から行えるが、申請書の登録は受付開始日の令和8年11月10日以降となる。結果は令和9年3月上旬に書面で通知。問い合わせは財団(03-3775-2021、zaidan-mado@sgkz.or.jp)。
応募要件
大学の研究者または公的研究機関(文部科学省の科学研究費の申請資格のある機関)に所属する常勤の研究者。代表研究者は研究の取りまとめを行い、研究助成金の管理および報告事務等を含めて研究計画の推進に責任を持ちうる者とする。応募には所属機関長・部局長(総長・学長、理事長、研究科長、学部長、研究所長等)の推薦が必要で、候補者の推薦および申請は同一の学部・研究科・部局等から2件以内。申請されたテーマに関し国や他の助成機関から助成を受けている場合は対象外(申請中の場合は応募可だが、採択決定時にいずれかを選び他機関の助成を受ける場合は辞退する)。過去に当助成を受けた申請者も再度申請できるが、助成累積年数は今回の申請を含め6年が限度。
対象となる研究
(ア)植物研究園(静岡県熱海市)を利活用し、工学的・先端的手法を用いた植物の生態解明を目的とした研究。植物研究園および伊豆半島、函南原生林等の周辺地域の植物・菌類の生態解明を目的としたものとする。(イ)植物の生態研究に用いるための計測技術の開発研究。植物の生態を工学的に測定する計測技術の開発を目的とした研究で、実用化が可能なもの。研究対象地域は限定しない。(ウ)植物生態機能の利用による緑の回復、植物多様性の保全・再生、省資源に関する研究。持続可能な緑の回復・再生、植物生態系の改善・回復・保全、植物を利用した省エネ・省資源対策を目的とした研究。研究対象地域は限定しない。申請時にWeb登録システムの基本情報でこの3区分のいずれかを選択する。
採択されやすい研究像
公式に審査基準の記載なし。募集要項9は「当財団に設けた審査会において、慎重かつ厳重な審査の上、助成採択者を決定します。」とのみ述べ、評価項目や配点は公表されていない。「審査の内容に関するお問い合わせには一切応じることは出来ません。」とされ、審査内容の照会もできない。募集要項と申請書記入要領から読み取れる範囲では、(1)助成対象研究(ア)(イ)(ウ)のいずれかに明確に当てはまること((ア)は植物研究園と伊豆半島・函南原生林等の周辺地域が対象地域であることが要件で、申請書の旅費欄に植物研究園の利用等予定回数を明記する必要がある。(イ)は実用化が可能な計測技術であることが要件)、(2)申請書の研究概要で背景・目的・研究方法・期待される成果を他分野への波及効果を踏まえて1,000字程度にまとめ、別項目で「本研究分野の国内外の動向及び位置付け」として国内外の研究動向と本研究との差異を記述すること、(3)所属機関長・部局長の推薦を得られること(同一の学部・研究科・部局等から2件以内に絞られるため、学内での選別を通る必要がある)、の3点が実質的な前提になる。第35回の採択23テーマは生態・計測・保全の3区分に分かれ、新規と継続の両方が含まれている。申請テーマについて国や他の助成機関から助成を受けている場合は対象外である点にも注意が必要。
過去の採択傾向
財団は助成の実績ページ(https://www.sgkz.or.jp/project/plant/results.html )で第31回(令和4年度)以降の採択テーマ、代表研究者の所属・職名・氏名、新規/継続の別、区分(生態/計測/保全)を公表している。第35回(令和8年度)は「第35回は以下の23テーマに助成いたしました。」として23件が掲載されており、生態区分では渡辺洋一(千葉大学大学院園芸学研究院 准教授)「伊豆半島固有変種アマギシャクナゲ自生地における外来系統侵入の仮説検証」(新規)、富田瑞樹(東京情報大学総合情報学部 教授)「UAVとメタゲノム解析を用いた植物-土壌フィードバックの評価」(継続)、廣瀬大(日本大学薬学部 教授)「伊豆半島における蜂蜜と蜜源植物中における好乾性真菌の多様性-生態解明と抗チョーク病物質の探索-」(新規)など、計測区分では冨永淳(広島大学大学院統合生命科学研究科 准教授)「新規ガス交換測定原理にもとづく植物ウェアラブル型光合成センサの開発」(新規)、大井崇生(高知工科大学理工学群 准教授)「ポータブルX線撮影機器による野外植物の非破壊内部観察法の確立」(新規)、森信之介(慶應義塾大学理工学部 専任講師)「花の香りのゆくえを追う-シュリーレン法による光学的可視化と応用展開-」(新規)など、保全区分では伊東拓朗(東北大学学術資源研究公開センター 助教)「海洋島嶼におけるサンショウ属の被食防衛形質喪失過程の検証」(新規)、吉田聡子(奈良先端科学技術大学院大学デジタルグリーンイノベーションセンター 教授)「侵入外来生物スクミリンゴガイ耐性イネの解析」(継続)などが採択されている。財団は助成の概要ページで「第1回(平成4年度)から第35回(令和8年度)までの助成実績は延べ569件、総助成額は8億9,452万円となっています。」と公表している。応募件数と採択率は公表されていない。
応募方法
申請システム: Web登録+郵送(Web登録システムでマイページを取得して申請書を作成・登録し、印刷した申請書類1部を郵送する。Web登録だけでは申請は受理されない)
必要書類:
- 植物研究助成候補者推薦書(財団所定の様式。所属機関長・部局長が押印)
- 植物研究助成申請書(財団所定の様式。新規申請用と継続申請用で様式が異なる。表紙・基本情報に押印が必要)
- 添付書類(申請テーマに関する著書・論文等3件まで。共著・共同研究論文はなるべく申請者が筆頭著者もしくは責任著者であるものが望ましい)
- 植物研究助成継続申請報告書(継続申請の場合。押印が必要)
記載項目:
- 研究課題種類((ア)(イ)(ウ)のいずれかを選択)
- 新規・継続の別
- 研究課題名(30文字以内。括弧は使用しない)
- 希望助成金額(千円単位は切り捨て)
- 代表研究者、不在時連絡先および推薦者の詳細
- 研究概要(背景、目的、研究方法、期待される成果を他分野への波及効果を踏まえて1,000字程度)
- 研究課題に関する経過(新規は研究開始から現在までに実施した事項とその結果・成果を時系列で箇条書き、継続は報告事項の概要)
- 本研究分野の国内外の動向及び位置付け(国内・海外の研究動向と本研究との差異)
- 研究スケジュール(目標達成のために実施する項目と実施内容を時系列で記述)
- 研究関係者(参加者。本研究に参画する共同研究者)
- 支出計画(助成申請額および助成金の使途。費目・金額は植物研究助成金使途費目一覧を参照。研究課題(ア)は旅費欄に植物研究園の利用等予定回数を明記)
- 推薦文(推薦書。所属機関長・部局長が記載)
資金の受入れと機関の手続き
この資金情報の確認日:
| 資金の受入れ | 併用可根拠の原文を見る
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|---|---|
| 資金の性格 | 記載なし根拠の原文を見る
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| 間接経費 | 外付け 上限: 助成金額の30% 根拠の原文を見る
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| 機関長承認 | 応募時に必要根拠の原文を見る
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「記載なし」は、確認した資料に定めを見つけられなかった項目です。承認不要や間接経費の利用可を意味しません。
資金の取扱いの出典を開く募集要項・申請様式・出典
公募データの更新日:
募集要項の抽出日:
申請様式
- 第36回(令和9年度)植物研究助成募集要項
- 植物研究助成申請書<基本情報>
- 植物研究助成申請書<本編>(新規申請用)
- 植物研究助成申請書<本編>(継続申請用)
- 植物研究助成候補者推薦書
- 植物研究助成申請書記入要領
- 植物研究助成金使途費目一覧
- 植物研究助成継続申請報告書(継続申請用)
更新日・確認日・抽出日は対象の情報ごとに異なります。応募する年度・回次と、公式ページに掲載された最新の要項・様式を確認してください。
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
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🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
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🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
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🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- Web登録と郵送の両方が必要。Web登録だけでは申請は受理されない
- 受付期間は令和8年11月10日から11月30日(締切日消印有効)。マイページ取得と申請書の作成・保存は2026年9月10日から可能だが、登録は受付期間中のみ
- 推薦は同一の学部・研究科・部局等から2件以内。3件以上の応募があった場合は財団から推薦者へ2件の選択を依頼する
- 推薦書、申請書表紙(基本情報)、継続申請報告書は押印が必要
- 郵送書類にホッチキスは絶対に使用しない(書類は種別にクリップでまとめる)。両面コピーもしない(添付論文は両面可)
- 申請書<本編>は新規申請用と継続申請用で様式が異なる
- 研究課題名は30文字以内で、題名の中に括弧は使用しない
- 助成金の管理を所属機関にゆだねることもでき、所属機関には間接経費として助成金の30%が別途支給される
- 助成決定後に所属機関から送付される奨学寄附金申込書等について、当財団は対応しない
- 旅費は総額の30%以下であること。海外への渡航費は対象外
- 設備機器・備品費は1件20万円以上の場合、見積書の添付が必要
- 申請テーマに関し国や他の助成機関から助成を受けている場合は対象外
- 過去に当助成を受けた申請者も再度申請できるが、助成累積年数は今回の申請を含め6年が限度
- 助成金贈呈式は令和9年5月中旬に植物研究園(静岡県熱海市)で行われ、代表研究者は出席を求められる
財団は学内締切を定めていないが、同一の学部・研究科・部局等からの推薦が2件以内に限られるため、部局内での候補者選定が事実上の学内締切になる。推薦書と申請書表紙には押印が必要で、Web登録に加えて印刷した申請書類1部を締切日消印有効で郵送する必要があるため、受付締切(2026年11月30日)の1か月以上前から部局との調整と押印手続きを始めることを推奨する。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。