CRI Technology Impact Award(2026年11月LOI締切)
募集中| 助成機関 | Cancer Research Institute |
|---|---|
| カテゴリ | 国際研究グラント |
| 分野 | 医学がん工学医療機器AI |
| 助成額 | 最大US$600,000(2年から4年) |
| 締切日 | 2026-11-16 |
| 公募開始日 | 2027-07-01 |
| 研究期間 | 2年から4年 |
| 難易度 | 高 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | - |
| 申請システム | Web |
概要
米国のCancer Research Instituteが、まだ作られても試されてもいない段階の技術構想に、2年から4年で最大US$600,000のシード資金を出す。計算システム生物学、高度ながん分子プロファイリング、免疫応答の実時間可視化、腫瘍と免疫の相互作用を再現する多細胞培養系、新しい治療技術などが例示されている。既存技術の継続や改良、および臨床試験は対象外。間接経費は助成総額の10%までが別途上乗せされる。応募は2段階で、Letter of Intentの締切が2026年11月16日、招請された本申請の締切が2027年3月12日。国籍要件はなく非営利機関であれば米国外でも実施できる。問い合わせはgrants@cancerresearch.org。
応募要件
応募者は非営利の研究センターまたは研究機関でテニュアトラックの職に就いていることが条件。臨床のがん免疫学者と技術開発者の連携が推奨され、Co-PIによる応募も認められている。所属機関がテニュアトラックのassistant professorまたはassociate professor相当とみなす職位であれば、名称が異なっても応募できる(FAQ)。国籍制限はなく国外機関でも応募できる。公式の記載は次のとおり。“Applicants must hold a tenure-track position at a not for profit research center or institution. Clinical cancer immunologists and technology developers are encouraged to collaborate. Co-PIs are eligible and encouraged to apply.”(公募ページ)“Yes, CRI-supported research can be performed in the United States or abroad, as long as it is conducted at a non-profit institution.”(FAQ)“Yes, CRI has no citizenship restrictions for any of its funding programs.”(FAQ)
対象となる研究
がん免疫療法の景色を変えうる、開発前段階の技術構想。公式ページは例として、大規模データを解析し細胞と分子のネットワークをより正確にモデル化して治療への反応と抵抗性を説明し予測する計算システム生物学、免疫療法の主要な障壁を特定し標的同定と治療判断を改善する高度ながんおよび分子プロファイリング技術、マウスやヒトで治療への分子および細胞レベルの免疫応答を追跡する実時間可視化技術、腫瘍と免疫系の相互作用を再現し治療試験や機序研究を可能にする複雑な多細胞培養系、腫瘍免疫を安全かつ効果的に新しい方法で高める治療技術を挙げている。
採択されやすい研究像
公式が示す評価の言葉から逆算すると次の像になる。①新規性、創造性、技術的な高度さを備えること(novelty, creativity, technical sophistication)。②何より、がん免疫療法の将来を形づくる変革の可能性があること(transformative potential to shape the future of cancer immunotherapy)。③既存技術の継続や改良ではなく、まだ存在しない道具、基盤、系を生む構想であること。既存技術(single cell解析や空間解析など)を、装置、デバイス、アルゴリズムの実質的な開発を伴わずに適用するだけの提案は、通常は要件に合致しないもの(non-responsive)として扱われる。
過去の採択傾向
公式ページは2025年の採択者としてAyano Kohlgruber, PhD(Boston Children’s Hospital)を紹介している。CRIは受給者名簿(CRI Funded Scientists、grant=tech-impact-award)でTechnology Impact Awardの受給者20名を氏名と所属付きで公開している(2026年9月3日確認)。掲載されているのは次のとおり。Michael Birnbaum, PhD(Massachusetts Institute of Technology)、Brian Brown, PhD(Icahn School of Medicine at Mount Sinai)、Peter Bruno, PhD(University of California, San Francisco)、Mark Chong, PhD(St. Vincent’s Hospital Applied Medical Research Institute)、Alexis Combes, PhD(University of California, San Francisco)、Ang Cui, PhD(Mass General Brigham)、Arpita Desai, MD(University of California, San Francisco)、Nadia Guerra, PhD(Imperial College London)、Masakazu Kamata, PhD(University of Alabama at Birmingham)、Ayano Kohlgruber, PhD(Boston Children’s Hospital)、Matthew Krummel, PhD(University of California, San Francisco)、Rik G.H. Lindeboom, PhD(The Netherlands Cancer Institute)、Jie Luo, PhD(Purdue University)、Robert Manguso, PhD(Massachusetts General Hospital)、Yifat Merbl, PhD(Weizmann Institute of Science)、Karin Pelka, PhD(The J. David Gladstone Institutes)、Daniel Puleston, PhD(Icahn School of Medicine at Mount Sinai)、Debattama Sen, PhD(Massachusetts General Hospital)、Ekaterina Vinogradova, PhD(The Rockefeller University)、Allon Wagner, PhD(University of California, Berkeley)。英国、オランダ、イスラエル、オーストラリアの機関の研究者も採択されており、国外機関でも応募できることの裏づけになる。回ごとの採択件数と採択率はCRIが公表していない。
応募方法
申請システム: Web
必要書類:
- An initial research concept(研究計画の簡潔な記述、specific aimsと工程、提案する技術基盤ががん免疫療法をどう変えうるかの説明。3ページ以内。PDF)
- Brief description of your current research(PDF)
- Curriculum vitae(PDF)
- Bibliography(過去5年または提案研究に関連する論文に限る。PDF)
- 該当する場合は、参加メンバー全員のcurriculum vitaeと各自の研究の focus の説明(PDF)
記載項目:
- 提案する研究計画(specific aimsと工程を含む)
- 提案する技術基盤ががん免疫療法をどう変えうるか
- 現在の研究の概要
- 業績目録(過去5年または関連論文)
- 参加メンバーの構成と各自の研究の焦点
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
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🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
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🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
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🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- 既存技術の継続や改良を目的とする提案は支援対象外。
- 既存技術を装置、デバイス、アルゴリズムの実質的な開発なしに適用するだけの提案は、通常は要件に合致しないものとして扱われる。
- 臨床試験は支援しない。ただし独立に資金を得た臨床試験で採取された検体を、技術開発に適する場合に用いることはできる。臨床試験の支援はCRI Clinical Innovatorが対象。
- CLIPとTechnology Impact Awardに内容の重なる提案を同時に出すことはできない。
- 1申請につきPIは1名で、財務と科学の報告の全責任を負う。他の貢献者はCo-Investigatorとして記載する。
- ページ数の上限を超えた申請は失格になる。
締切2026年11月16日(Letter of Intent、米国東部時間23時59分)。本申請は招請制で2027年3月12日。説明会の開催は公表されていない。学内締切は3週間前を推奨。Co-PIや連携先との役割分担の確定と、招請後の本申請まで約1か月しかない点に備えるため。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。