CRI Clinical Innovator(2026年12月Protocol Concept締切)
募集中| 助成機関 | Cancer Research Institute |
|---|---|
| カテゴリ | 国際研究グラント |
| 分野 | 医学がん医療免疫学 |
| 助成額 | 1試験あたり最大US$1M |
| 締切日 | 2026-12-01 |
| 研究期間 | 要確認(公募ページに助成期間の記載がない) |
| 難易度 | 高 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | - |
| 申請システム | Web |
概要
米国のCancer Research Instituteが、研究者主導の免疫療法臨床試験に1試験あたり最大US$1Mを助成する。対象は第I/II相または第II相の試験で、新規の免疫療法、臨床効果の機序解明、予測バイオマーカーの発見と検証に重点が置かれる。資金は研究責任者の給与、患者に係る費用、消耗品、相関解析、データ解析に充てられ、支払いは節目ごとに行われる。間接経費は助成総額の10%までが別途上乗せされる。応募は2段階で、Initial Protocol Conceptの締切が2026年12月1日、本申請の締切が2027年4月9日。国籍要件はなく非営利機関であれば米国外でも実施できる。問い合わせはgrants@cancerresearch.org。
応募要件
応募者は提案する試験の研究責任者(Principal Investigator)であることが条件。営利機関での研究は支援対象外。国籍制限はなく国外機関でも応募できる。公式の記載は次のとおり。“Candidates must be the Principal Investigator (PI) of the proposed study. CRI has no citizenship restrictions, and research supported by the award may be conducted at medical schools or research centers in the United States or abroad. Please note that CRI does not support research at for-profit institutions.”(公募ページ)“Yes, CRI-supported research can be performed in the United States or abroad, as long as it is conducted at a non-profit institution.”(FAQ)“Yes, CRI has no citizenship restrictions for any of its funding programs.”(FAQ)なお、ヒトを対象とする研究では申請時に倫理審査の承認は不要でpendingと記載できるが、採択の受諾後に該当する承認番号の提出が必要になる(FAQ)。
対象となる研究
研究者主導で設計され実施される、革新的な免疫療法の第I/II相または第II相の臨床試験。公式ページは重点を3つ挙げている。新規の免疫療法の手法(Novel immunotherapy approaches)、臨床効果の機序に踏み込む研究(Mechanistic investigations into clinical response)、予測バイオマーカーの発見および検証(The discovery and/or validation of predictive biomarkers)である。検体採取、相関解析、先進的なデータ解析に標準化された手法を組み込み、結果が再現可能で共有可能なものになることが競争力につながるとされている。加えてChordoma Foundationとの提携により、脊索腫(chordoma)を対象とする提案も募集され、採択されれば共同助成となる。
採択されやすい研究像
公式が示す評価の観点から逆算すると次の像になる。①新規性(novelty)があり、既存の試験の焼き直しでないこと。②実行可能性(feasibility)が示され、症例数、適格基準、検体採取計画、生物統計の計画が具体的であること。③科学的な根拠(scientific rationale)と臨床への波及(potential for clinical impact)が明確であること。加えて、検体採取、相関解析、データ解析に標準化された手法を組み込み、結果を分野全体で再現し共有できる形にすることが競争力を高めるとされている。
過去の採択傾向
公式ページは2025年の採択者としてNina Bhardwaj, MD, PhD(Icahn School of Medicine at Mount Sinai)を紹介している。CRIは受給者名簿(CRI Funded Scientists、grant=clinical-innovator)でClinical Innovatorの受給者9名を氏名と所属付きで公開している(2026年9月3日確認)。掲載されているのは次のとおり。Paolo Bossi, MD(IRCCS Humanitas Research Hospital)、Rachael Safyan, MD(University of Washington)、Jennifer L. Clarke, MD(University of California, San Francisco)、Julio Delgado, MD(Institut d’Investigacions Biomèdiques August Pi i Sunyer (Spain))、Craig Haifer, PhD(St. Vincent’s Hospital Applied Medical Research Institute)、Sabine Heitzeneder, MD(Stanford University)、David Oh, MD, PhD(University of California, San Francisco)、Bilal A. Siddiqui, MD(The University of Texas MD Anderson Cancer Center)、Aimee Talleur, MD(St. Jude Children’s Research Hospital)。回ごとの採択件数と採択率はCRIが公表していない。
応募方法
申請システム: Web
必要書類:
- A brief protocol concept(試験の根拠、主要評価項目、副次評価項目、治療する患者数、患者の適格基準、検体採取計画、生物統計の計画。試験概略図と文献を除き2ページ以内。PDF)
- A separate 1-page study schema(臨床試験の設計を示す概略図。1ページ。PDF)
- A brief translational plan(トランスレーショナルな目的と根拠、用いる予定の測定法と検査する検体。文献を除き1ページ以内。PDF)
- Biographical sketches for PI(s) and co-PI(s)(文献目録は過去5年または提案する試験に関連する論文に限る。PDF)
記載項目:
- 試験の根拠(Study rationale)
- 主要評価項目(Primary objectives)
- 副次評価項目(Secondary objectives)
- 治療する患者数(Number of patients to be treated)
- 患者の適格基準(Patient eligibility criteria)
- 検体採取計画(Sample collection plan)
- 生物統計の計画(Biostatistics plan)
- トランスレーショナルな目的と根拠、用いる測定法と検体
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
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🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
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🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
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🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- 支払いは進捗の節目ごとに行われ、試験の完遂を担保する仕組みになっている。
- CRIが試験設計について助言を行う場合がある。
- CRIはCRI iATLAS等の基盤を通じたデータ共有を推奨している。
- 本申請ではプロトコル本体の提出が求められる。
- 脊索腫(chordoma)を対象とする提案はChordoma Foundationとの共同助成の対象になり、同財団のモデルと腫瘍検体(95検体のTMAを含む)が利用できる。
- 営利機関での研究は支援対象外。
締切2026年12月1日(Initial Protocol Concept、米国東部時間23時59分)。本申請は招請制で2027年4月9日。説明会の開催は公表されていない。学内締切は4週間前を推奨。臨床試験の実施体制と倫理審査の手続きに時間がかかり、本申請ではプロトコル本体の提出が必要になるため。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。