CRI IGNITE Award(2027年1月締切)
募集中| 助成機関 | Cancer Research Institute |
|---|---|
| カテゴリ | 国際フェローシップ |
| 分野 | 医学がん生命科学免疫学 |
| 助成額 | 総額US$1.05M(2段階、最長5年) |
| 締切日 | 2027-01-11 |
| 研究期間 | 第1段階 最長2年、第2段階 最長3年(合計最長5年) |
| 難易度 | 高 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | - |
| 申請システム | Web |
概要
米国のCancer Research Instituteが、優れた博士研究員を独立したテニュアトラック研究者へ移行させるために設けた2段階の助成。第1段階は最長2年で年US$150,000(給与支援US$90,000と研究費US$60,000)、第2段階は最長3年で年US$250,000となり、合計US$1.05M。第2段階は受入機関が十分なstart-up package(新任教員の研究室立ち上げ経費)と研究専従時間65%以上を用意することが条件。国籍要件はなく米国外の非営利機関でも実施でき、日本の大学に所属したまま応募できる。締切は2027年1月11日で、結果は10週間から12週間で通知される。説明会の開催は公表されていない。問い合わせはgrants@cancerresearch.org。
応募要件
第1段階は、応募時点でメンターの下の博士研究員であること、ポスドク歴が5年を超えないこと(超える場合はCRIへ照会のうえ例外が認められることがある)、移行前に最低12か月のメンター付き研究に取り組むこと、学術界、産業界を問わず独立した研究職またはテニュアトラック職に就いた経験がないことが条件。第2段階は第1段階の採択者で、テニュアトラックの常勤assistant professor(または同等)の職の提示を受けて受諾し、第1段階を12か月以上実施した者が対象。国籍制限はなく国外機関でも応募できる。公式の記載は次のとおり。“Open to U.S. and international researchers; CRI does not have citizenship requirements”(公募ページ) “May conduct research in the U.S. or abroad”(公募ページ)“Yes, CRI-supported research can be performed in the United States or abroad, as long as it is conducted at a non-profit institution.”(FAQ)“Yes, CRI has no citizenship restrictions for any of its funding programs.”(FAQ)
対象となる研究
がん免疫学に関係する生物医学または臨床研究。研究計画は第1段階と第2段階の両方にまたがって書き、メンター付きの期間で何を達成すれば独立した研究プログラムを立ち上げられるのかを説明する必要がある。公式ページは、研究計画に両段階を通じたsignificance(重要性)、innovation(新規性)、approach(手法)を記載し、詳細な根拠、実験手法、想定される結果と代替案を示すこと、独立段階の計画も査読者が評価できる程度に具体化することを求めている。
採択されやすい研究像
公式の提出要件から逆算すると次の像になる。①これまでの研究と訓練が第1段階のメンター付き活動へ論理的につながり、第2段階の独立研究へ橋渡しされる筋書きが描けていること。②メンターから科学的に分離する計画(自分が独立時に持ち出す研究要素、試薬やモデルの引き継ぎ)が具体的に書かれていること。③研究計画に重要性、新規性、手法が示され、独立段階の部分まで査読者が評価できる詳細さで書かれていること。加えて、研究能力だけでなく、申請書作成、発表、リーダーシップ、研究室運営といった能力開発計画が本人の必要に即して設計されていることが求められる。
過去の採択傾向
公式のCRI IGNITE Awardページには過去の採択者が掲載されていない(2026年9月3日確認。掲載されているのはプログラム共同座長のE. John Wherry, PhD(University of Pennsylvania School of Medicine)である)。採択率と採択件数はCRIが公表していない。
応募方法
申請システム: Web
必要書類:
- Candidate’s CV and bibliography
- Letter of Support from Mentor/Co-Mentors(指導実績、指導計画、独立への移行戦略、持ち出せる研究要素と試薬の確認を含む)
- Mentor and/or Co-mentors Biosketches
- List of Mentor and/or Co-mentors Current Research Support
- Two Letters of Recommendation from others besides mentor
- Detailed budget for years 1-2(テンプレートが提供される)
- 第2段階:Detailed budget for years 3-5、Applicant’s Biographical Sketch、New Resources Page(s)、Final Progress Report for the mentored phase、Letter of Support from mentored phase mentor、Department or Division Chairpersonの機関確約書、テニュアトラック職の正式なoffer letterの写し
記載項目:
- Background and Accomplishments(500語以内)
- Publication History(重要な論文1件から3件と、その意義の説明)
- Career Goals and Objectives(500語以内。メンターからの科学的分離の計画を含む)
- Career Development Plan During Award Period(500語以内)
- Project Title
- Lay Summary
- Technical Summary
- Specific Aims
- Research Plan(2ページから3ページ。両段階にまたがる計画)
- 第2段階:Updated Specific Aims and Research Plan(2ページ以内)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
-
🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
-
🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
-
🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
-
🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- IGNITEはmentored awardに当たるため、間接経費は認められない。
- 第2段階への移行は自動ではなく、CRIに連絡して招請の手続きを確認する必要がある。
- 第2段階のoffer letterは、IGNITEの継続を条件にしたものであってはならない。最終的な採択開始前に署名済みの写しが要る。
- 第2段階では機関が研究専従時間65%以上を保証しなければならない。
- CRIはNIHと同水準のsalary capを適用している。
締切2027年1月11日(米国東部時間23時59分)。説明会の開催は公表されていない。学内締切は4週間前を推奨。機関署名者の署名に加え、第2段階で必要になる研究専従時間65%とstart-up packageの機関確約を早期に部局と調整する必要があるため。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。