2026年度 iPSアカデミアジャパン研究助成
近日公開| 助成機関 | iPSアカデミアジャパン株式会社 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 再生医療生命科学医学創薬若手 |
| 助成額 | 1件200万円(5件程度) |
| 締切日 | 2026-10-30 |
| 公募開始日 | 2026-09-01 |
| 研究期間 | 助成金使用期間は採択結果通知の受領後から2027年12月末まで |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | 20〜25%(選考委員長総評による公表値。2018年度は応募25件に対し5件、2019年度は応募24件に対し6件。近年の応募件数は非公表) |
| 採択件数 | 5件(2025年度実績。2024年度は6件、2023年度は5件。募集要項の記載は「5件程度」) |
| 申請システム | メール |
概要
iPSアカデミアジャパン株式会社が設立10周年記念事業として2018年度に創設した若手研究者向けの研究助成。iPS細胞分野(iPS細胞技術およびその応用技術)に関する日本国内での基礎研究および応用研究が対象で、創造性の高い研究に意欲的に取り組み顕著な業績を上げることが期待できる若手研究者を支援する。助成額は1件200万円、助成件数は5件程度。応募資格は、国内の大学または公的な試験研究機関に所属し対象研究分野の研究開発に従事していること、応募時に学位(博士号)を取得していること、1986年4月2日以降の出生または博士号取得後5年未満かつ45歳未満(2026年4月1日現在)であることの3点をすべて満たすこと。外国籍も応募できる。応募期間は2026年9月1日から10月30日17時必着で、申請書(様式1)と推薦書(様式2)をPDF化してjosei@ips-ac.co.jpへメールで送付する。推薦者は所属機関の所属長(部局長)。選考結果は2026年12月下旬に個別通知、2027年1月中旬までに採択者を同社ホームページに掲載する。贈呈式および研究発表会は2027年3月8日に京都大学内で開催予定。
応募要件
次の3点をすべて満たす者。ⅰ)国内の大学または公的な試験研究機関に所属し、対象研究分野の研究開発に従事している者。ⅱ)応募時に学位(博士号)を取得している者。ⅲ)1986年4月2日以降に出生した者(外国籍も可)、または学位(博士号)取得後5年未満かつ45歳未満(2026年4月1日現在)の者(外国籍も可)。産前・産後の休暇、育児休業を取得した者は、その累計取得期間を応募資格年齢または「学位取得後5年」に加算できる。応募資格のある公的研究機関の範囲は、国、地方公共団体、(特定)国立研究開発法人、(地方)独立行政法人、(一般・公益)社団法人、(一般・公益)財団法人、医療法人の(附属)試験研究機関等。任期制雇用の研究者も、助成期間満了(2027年12月末)まで日本国内の大学または公的な試験研究機関に在籍して研究を行う見込みがあれば応募できる。過去に本助成を受領した者は採択されない。
対象となる研究
iPS細胞分野(iPS細胞技術およびその応用技術)に関する日本国内での基礎研究および応用研究。実際の採択課題は、多能性幹細胞の分化制御や翻訳制御の分子機構解明、疾患特異的iPS細胞を用いた病態解明、iPS細胞由来細胞の免疫制御、オルガノイドを用いた疾患モデリング、ゲノム編集とスクリーニング技術の開発など、基礎から応用まで幅広い。
採択されやすい研究像
募集要項は選考の観点を明記している。①応募研究課題の独創性、②研究成果の将来性、③応募者のこれまでの研究実績、④研究活動に対する意欲・姿勢。課題そのものの評価に加えて、応募者個人の実績と姿勢が明示的に評価対象に入る点が特徴で、申請書には「研究者としての将来展望」として抱負、ライフプラン、将来展望を1,000字以内で書く欄が設けられている。研究計画は概要(目的・背景・意義500字、計画概要500字)に加え、詳細を図表込み3ページ以内で、目的・背景・意義(国内外の研究状況と解決すべき課題)、実施計画、期待される成果と発展性の3項目に沿って書く。
過去の採択傾向
同社は「これまでの採択者」として、氏名、所属、職名、研究課題を毎年公表している。2025年度は5件で、牟安峰(京都大学大学院生命科学研究科 助教)「内因性アルデヒド代謝障害による造血分化ストレスの分子機構解明」、陳思婧(千葉大学大学院医学研究院 特任助教)「iPS細胞由来巨核球が解き明かす免疫巨核球の実態」、大久保周子(京都大学iPS細胞研究所 助教)「ヒト多能性幹細胞における翻訳制御因子DDX3Xの機能解析」、藤瀬賢志郎(金沢大学医薬保健研究域 助教)「新規シナプスCiliary-Synapseの分子基盤と神経疾患への関連解析」、仙波雄一郎(九州大学大学院医学研究院 助教)「STAT3変異高IgE症候群における治療標的細胞サブセットおよび病的バリアントの網羅的同定と遺伝子治療基盤技術の確立」。2024年度は6件、2023年度は5件。所属先の集計も公表されており、2018年度から2022年度までの27名の内訳は京都大学iPS細胞研究所11名、慶應義塾大学医学部ほか11大学13名、理化学研究所ほか1研究機関3名。応募件数は2018年度25件、2019年度24件が選考委員長総評で公表されているが、それ以降は非公表。
応募方法
申請システム: メール
必要書類:
- 申請書(様式1。ワードファイルをPDF化したもの)
- 推薦書(様式2。推薦者に記載してもらった書面をPDF化したもの)
記載項目:
- 申請者氏名、生年月日、所属機関・職名、研究課題(題目)
- 研究計画(概要): 研究の目的・背景・意義(500字以内)、研究計画概要(500字以内)
- 研究計画(詳細、図表を含めて3ページ以内): 研究の目的・背景・意義(国内外の研究状況と解決すべき課題)、研究の実施計画(課題を解決するための具体的方法)、期待される成果と研究の発展性
- 助成金の主たる使途(費目、内訳、予算。合計200万円)
- 研究業績(最近5年間の主要論文、著書、受賞歴)
- 研究者としての将来展望(抱負、ライフプラン、将来展望等を1,000字以内)
- 申請者略歴(学部卒業以降。学位取得年月、産前・産後の休暇や育児休業の期間を記載)
- 推薦書: 推薦者の氏名(押印)、所属機関・職名、所在地、電話、推薦の理由
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
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🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
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🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
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🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 助成金の受領口座は受領者個人の口座、所属する研究室等の口座のいずれも選べる
- 所属機関への間接経費(オーバーヘッド等)は助成金の使用対象外。所属機関の口座振込を希望する場合はオーバーヘッド免除手続きが必要
- 個人口座への振込を希望する場合、源泉税は助成金の使用対象外で、必要な手続きは受領者自身が行う
- 助成金使用期間は採択結果通知の受領後から2027年12月末までで、残金は返還する
- 採択者は2027年3月8日の贈呈式および研究発表会に出席して研究計画を発表し、2028年2月または3月の研究発表会で研究成果を発表する義務がある
- 一人の研究者が複数の研究課題で応募できるが、採択されるのは1件のみ
- 過去に本助成を受領した者は採択されない
- 選考の結果、採択課題が無い場合もあり得る
- 申請書は英語での応募も受け付けるが、推薦書は日本語のみ
- メール件名には必ず「助成応募」と明記する
締切2026年10月30日17時必着(メール提出)。説明会の開催予定はない。学内締切は財団締切の3週間前を推奨。推薦書に所属長(部局長。大学では医学部長や学長を含む教授以上)の作成と押印が要るため部局決裁の日数を見込む。研究室等の口座で受け取る場合は採択後にオーバーヘッド免除手続きが必要なため、経理担当部署に事前相談しておく。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。