第42回 明治安田厚生事業団 若手研究者のための健康科学研究助成
募集中| 助成機関 | 公益財団法人 明治安田厚生事業団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 健康科学健康増進公衆衛生社会実装研究運動・身体活動体力医学 |
| 助成額 | 総額1,500万円。指定課題は1件につき300万円(1件以内)、一般課題は1件につき100万円(12件以内) |
| 締切日 | 2026-10-01 |
| 公募開始日 | 2026-07-01 |
| 研究期間 | 2年間(受贈決定通知2026年12月上旬から成果報告書提出期限2029年1月19日まで) |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | - |
| 申請システム | メール提出(財団の研究助成ページから申請書ファイルをダウンロードして作成し、事務局メールアドレス josei@my-zaidan.or.jp へ送付。パスワード設定ファイル・圧縮ファイルは受理不可。受理通知メールで受付完了) |
概要
明治安田厚生事業団が1984年(財団設立20周年記念)に発足させた、若手研究者向けの健康科学分野の研究助成である。エビデンスに基づく健康づくりの方法を日常生活に定着させるための研究や、健康科学分野で先駆的・挑戦的と思われる研究を対象とする。指定課題「健康増進のための実装研究」と一般課題「健康増進に寄与する学術研究」の2区分があり、研究者1人につきいずれか1件のみ応募できる。2026年7月6日に第42回の公募開始が公式に告知され、締切は2026年10月1日(木)必着、選考結果は2026年12月上旬までに本人宛書状で通知される。
応募要件
健康科学研究に従事し、修士以上の学位を有する方(医学・歯学・薬学の学士などを含む)で、かつ所属長または指導教官の推薦を受けた方。所属機関の種類は問わず、大学、民間の研究機関、病院、行政、企業などから応募できる(公式よくあるご質問「所属の制限はありますか?」に「修士以上の学位を有する方(医学・歯学・薬学の学士などを含む)は大学、民間の研究機関、病院、行政、企業など、所属機関の種類は問いません。外国からの応募は可能です。同じ所属からの複数応募も可能です」と明記)。指定課題は50歳未満(ただし第38回以降の指定課題受贈者、および応募開始時点で当該研究助成を受贈中の方は除く)(詳細は募集要項)
対象となる研究
指定課題は「健康増進のための実装研究」(エビデンスに基づく健康増進策を社会に普及・定着させる方法の開発とその評価を行う社会実装型の研究)。一般課題は「健康増進に寄与する学術研究」。いずれもいわゆる疾病の治療そのものおよび創薬に関するテーマは除く。営利を目的とする研究、すでに完了している研究は対象外。
採択されやすい研究像
公式が示す助成対象は「エビデンスに基づく健康づくりの方法を日常生活に定着させるための研究」および「健康科学分野において先駆的・挑戦的な取り組みと思われる研究」で、応募要項は「拡大深化する健康問題を見据え、斬新で独創性に富んだ研究課題」を求めている。指定課題「健康増進のための実装研究」は、エビデンスに基づく健康増進策を社会に普及・定着させる方法の開発とその評価を行う社会実装型の研究であり、指定課題用の研究計画書には、社会実装を目指す健康増進自体のエビデンスの提示、研究全体の概要と助成期間における研究実施内容の書き分け、本研究成果が健康増進策(事業)として社会にもたらす便益、ヘルスケア分野以外での施策や業種への波及効果、実装研究全体の予算総額と助成金の使用予定概要を記入する欄が設けられている。つまり指定課題では、既存エビデンスを前提に普及・定着の方法とその評価計画を示し、事業としての社会的便益と他分野への波及まで書けることが求められている。一般課題「健康増進に寄与する学術研究」の研究計画書には「本研究成果は広く一般の健康増進にどのように役立つか」の欄があり、学術研究であっても一般の健康増進への還元を明示することが求められる。いずれの課題も、疾病の治療そのものおよび創薬に関するテーマ、営利を目的とする研究、すでに完了している研究は対象外。(詳細は募集要項)
過去の採択傾向
応募要項(助成の趣旨)に「これまでの助成状況をみると、応募総数は7,643件にのぼり、そのなかから厳正な審査を経て732件が選ばれ、助成総額は6億9,300万円に達しました」と記載されている。財団は「受贈者一覧」ページで第36回(2019年度)から第41回(2025年度)までの受贈者PDFを公開している。第41回(2025年度)は指定課題1件(300万円)、一般課題12件(一律100万円)で、指定課題は根本裕太(神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科)「eスポーツを用いた多因子介入プログラムの普及研究 ―心身機能低下者ならびに社会経済的地位の低い高齢者を主要ターゲットとした地域介入研究―」。一般課題の採択課題には、井原康貴(愛媛大学医学部附属病院臨床研究支援センター)「日常歩数が生活習慣および認知症予防に及ぼす影響の検証 ―全国規模リアルワールドデータを用いた研究―」、大川貴史(群馬大学大学院保健学研究科)「大規模保険者データによるリスク因子解明に基づく、個人に最適化されたメタボリックシンドローム発症予防プログラムの構築」、種子島岳(東京大学大学院医学研究科)「ロコモティブシンドロームと脳構造の相互関連の解明 ―大規模地域住民コホート10年間の追跡―」、橋本紗希(福岡大学大学院スポーツ健康科学研究科)「地域在住高齢者における日常生活下の座位中断と認知機能および要介護認定の関連について ―15年間の前向きコホート研究―」、村本勇貴(慶應義塾大学医学部)「高強度な運動に伴う疲労の可視化と水素ガス吸入による疲労の制御 ―揮発性酸化脂質を用いた非侵襲的な手法の応用―」などが含まれる(所属は応募時のもの)。また優秀賞は「その年に提出された成果報告書の中から選考委員の推薦により選出されたもの」で、第38回は石原暢(神戸大学大学院)「運動・スポーツが子どもの社会性に与える影響とその神経基盤 ―fNIRS ハイパースキャニング研究―」、第37回は角田憲治(山口県立大学)(詳細は募集要項)
応募方法
申請システム: メール提出(財団の研究助成ページから申請書ファイルをダウンロードして作成し、事務局メールアドレス josei@my-zaidan.or.jp へ送付。パスワード設定ファイル・圧縮ファイルは受理不可。受理通知メールで受付完了)
必要書類:
- 申請書(申請者情報):指定課題・一般課題共通(Excel)
- 研究計画書:指定課題用(Word)または一般課題用(Word)
記載項目:
- 申請区分の選択(a.指定課題 / b.一般課題のいずれかひとつ)
- 申請者情報:氏名、フリガナ、生年月日(西暦)、現年齢、性別、取得学位
- 所属1(大学、研究機関名)、所属2(学部、学科、部署名)、所属3(職名。学生の場合は博士課程等の表記)
- 連絡先(郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス)および書類等の送付先(所属先・自宅のいずれかを選択)
- 学歴(例:20××.○大学○学部○学科卒、○課程修了)
- 職歴(例:20××.○大学○学部○学科助教、○○研究員)
- 主な業績(最新のものから5つ以内:著者名(発行年):論文タイトル, 雑誌名, 号数, ページ)
- 研究テーマ(研究計画書と同一のテーマ)
- テーマ分類(1.トレーニング効果 2.栄養 3.疲労・ストレス・休養 4.加齢変化・発育・発達 5.生活習慣病予防 6.疾病予防と健康管理 7.運動療法 8.スポーツ障害・リハビリ 9.その他の病理・生理・生化学 10.その他 から選択)
- 共同研究者(氏名・所属、最大6名)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
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🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
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🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
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🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 機関の公印や機関長の押印を要する書類は公式に指定されていない。必要なのは申請書(申請者情報・Excel)の推薦者欄への所属長または指導教官の情報記入のみ。
- 所属機関の種類は問われない(大学、民間の研究機関、病院、行政、企業など)。外国からの応募も可能。同じ所属からの複数応募も可能(公式よくあるご質問)。
- 研究者1人につき指定課題・一般課題のいずれか1件のみ応募可。
- 提出はメールのみ(josei@my-zaidan.or.jp)。パスワード設定ファイル・圧縮ファイルは受理不可。受理通知メールの受領をもって受付完了となるため、送信して終わりにしない。
- 審査は匿名で行われる。研究計画に申請者・共同研究者・機関・地域を特定できる情報(参考文献や図表を含む)を書くと受理されない。
- 審査はモノクロ(グレースケール)印刷された研究計画で行われるため、図表はカラー依存の表現を避ける。
- 助成金は本人個人口座への振込で、機関へのオーバーヘッド(間接経費)は認められない。オーバーヘッド免除に関する書類が必要な場合は事務局に申し出る。
- 対象研究は事前に倫理委員会の承認を得ることが条件(応募要項⑮e)。
推奨する学内締切は2026年9月17日(公募締切2026年10月1日必着の2週間前)。逆算根拠は次の3点。(1) 応募資格に「所属長または指導教官の推薦を受けた方」が必須で、推薦者の氏名・所属を申請書(申請者情報・Excel)の推薦者欄に記入してもらう必要があるため、依頼から回収に14日を見込む。(2) 機関の公印・押印を要する書類や機関としての応募承認書類は公式に指定されておらず、提出はメール1通(Excel+Wordのセット)なので、事務手続き自体は7日程度で足りる。ただし助成金が本人個人口座への振込で機関へのオーバーヘッド(間接経費)が認められないため、学内の受入方法とオーバーヘッド免除書類の要否確認に数日を確保する。(3) 審査対象が研究計画部分のみで、申請者・共同研究者・機関・地域を特定できる記述があると受理されないため、提出前に第三者による匿名性点検を3日確保する。(詳細は募集要項)
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。