2026年度(令和8年度)野口遵研究助成金
募集中| 助成機関 | 公益財団法人野口研究所 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 材料科学エネルギー環境エレクトロニクス生命科学医学 |
| 助成額 | 1件につき原則220万円 |
| 締切日 | 2026-10-30 |
| 公募開始日 | 2026-09-01 |
| 研究期間 | 2027年4月から2028年3月までの1年間 |
| 難易度 | 高 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | 10件から15件 |
| 申請システム | Web |
概要
公益財団法人野口研究所が、独創的で新しい産業振興につながるポテンシャルを持つ基礎的研究を進める若手研究者を対象に贈呈する研究助成金。産業応用までには課題が多く短期的な産業有用性は見えにくい研究であっても、ロジックがしっかりしていて実現できた場合の学術性や発展性が強く期待される研究の孵化を支援することを狙いとする。募集課題は、エネルギー・資源・環境・エレクトロニクスの革新に寄与する新材料や新プロセスに関する研究、ライフサイエンスの進展に寄与する研究、メディカルサイエンスの発展に寄与する研究の3課題。助成額は1件につき原則220万円で、所属研究機関へ奨学寄附金として支払われる。採択件数は10件から15件。募集期間は2026年9月1日9時から10月30日正午まで、専用の応募システムから申請する。問い合わせ先は野口遵研究助成金事務局(josei@noguchi.or.jp)。
応募要件
常勤・非常勤を問わず国内の大学・大学共同利用機関および高等専門学校に勤務する研究者。2026年11月1日時点で満年齢39歳以下であること。応募にあたり所属長の推薦を受けられること(学部長、研究科長などの相当職の自筆署名または公印押印が必要)。募集要項では女性研究者や異動・着任したばかりの研究者の積極的な応募を期待するとされている。
対象となる研究
募集課題は3つ。課題1はエネルギー・資源・環境・エレクトロニクスの革新に寄与する新材料や新プロセスに関する研究で、持続可能な地球環境と人類社会を実現するためのカーボンニュートラル推進、省エネルギー・創エネルギー、再生可能エネルギー利用、エコシステムのための新素材開発、新プロセス開発、新分析・解析法、電子材料や電子デバイスの開発などを含む。課題2はライフサイエンスの進展に寄与する研究で、生命現象に関する基盤的理解の深化、微生物・動植物・ヒトを含む生物機能の解明、それらの成果を活かした広範な生命科学分野の発展や新たな価値創出、産業応用につながる研究などを含む。課題3はメディカルサイエンスの発展に寄与する研究で、ヒトの健康や疾患に関わる生命科学的理解の深化、アンメットメディカルニーズの克服、健康寿命の延伸に資する新たな診断・治療・予防手法の創出につながる基礎的研究および臨床研究などを含む。
採択されやすい研究像
①独創性の高い研究。選考は「研究の独創性」「実現できた時の学術性・発展性」「ゴールまでのロジック」の3つの観点から行われると募集要項に明記されている。②短期的な実用化ではなく、若手研究者の独立した挑戦的な基礎研究。選考委員長のメッセージでは、見通しのある短期的な実用化研究に資金が傾きがちな中で、自発的・内発的なブレークスルーに挑戦する基礎研究を支援したいと述べられている。③ゴールまでの筋道が説明できる研究。産業応用までの課題が多く短期的な産業有用性が見えにくくても、ロジックがしっかりしていて実現時の学術性や発展性が強く期待されるものが対象とされる。なお選考委員長のメッセージでは女性研究者の積極的な応募が期待されている。
過去の採択傾向
野口研究所は2009年度の制度発足以降、採択者一覧を年度別にウェブサイトで公開している。2025年度(令和7年度)の採択件名は13件で、大阪大学大学院工学研究科の中谷勇希氏「規則性合金の規則化度の制御による選択性の向上とその解明」、九州大学薬学研究院の妹尾暁暢氏「タンパク質間相互作用阻害に基づく人喰いバクテリアに対する菌種特異的抗菌剤の開発」、東京大学先端科学技術研究センターの北折曉氏「オルタマグネット半導体スピントロニクスの材料開拓」、京都大学化学研究所の橋川祥史氏「究極の超分子溶媒和を可能とする光学活性フラーレンの創出」、九州大学生体防御医学研究所の伊藤美菜子氏「糖脂質を認識する抗体の中枢神経系疾患に対する治療効果」などが採択されている(所属機関・職位は採択時点)。申請件数は公表されていない。
応募方法
申請システム: Web
必要書類:
- 所属長推薦書
- 添付書類(研究計画の概要、図表などを含め2枚以内)
- 代表的な論文1報(審査参考論文)
記載項目:
- 研究テーマ名(サブタイトルを含め全角40文字以内)
- 研究計画の概要(図表などを含め2枚以内)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
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🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
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🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
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🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- 応募要件は2026年11月1日時点で満年齢39歳以下であること。常勤・非常勤は問わないが、国内の大学・大学共同利用機関および高等専門学校に勤務する研究者に限られる。
- 所属長の推薦が必須で、学部長・研究科長などの相当職の自筆署名または公印押印が必要。
- 研究テーマ名はサブタイトルも含め全角40文字以内。
- 募集期間中は何度でも修正や提出書類の差し替えが可能だが、締め切り後の修正は一切受け付けられない。
- 助成金は所属研究機関へ奨学寄附金として支払われ、研究活動の経費として使用する限り使途は限定されない。オーバーヘッドは事務局から所属機関へ免除の申請が行われる。
- 採択者は2027年3月10日開催の贈呈式に出席する必要がある。
締切2026年10月30日(金)正午。説明会の開催案内は公表されていない。学内締切は3週間前を推奨。所属長(学部長・研究科長相当職)の自筆署名または公印押印を要する推薦書が必須で、公印の決裁に時間がかかるため。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。