2026年度(第7回)三五ものづくり財団 研究開発助成
募集中| 助成機関 | 公益財団法人 三五ものづくり財団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 工学材料科学ものづくり製造技術 |
| 助成額 | 1テーマにつき100万円から200万円(若手枠7件程度、一般枠7件程度、助成金総額2,400万円) |
| 締切日 | 2026-09-30 |
| 公募開始日 | 2026-08-01 |
| 研究期間 | 1年(2027年4月から2028年3月の研究および活動の事業) |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | 13件(2025年度・第6回の研究開発助成実績、助成金総額2,420万円。2026年度は14件程度を予定) |
| 申請システム | Web |
概要
ものづくりに関する領域において支援活動を行い、科学技術の振興を図ることを目的に設立された財団の研究開発助成。ものづくりにおける環境負荷低減に寄与するプロダクトおよびプロセスの研究開発を対象とする。助成分野は3つに分かれ、第1は生産技術に関する研究開発で、金属の塑性を利用した加工、金属の特性を利用した溶融や接合や組立技術とその生産システム、これらのプロセスに必要な金型や治工具や設備に関わる研究。第2は製品に関する研究開発で、自動車等輸送機器(航空機、ロケット、船舶を含む)の性能向上とボデー骨格の研究。第3は材料等に関する研究開発で、鉄鋼系やアルミ系やチタン系の金属材料、CFRPやGFRPやエンジニアリングプラスチック等の複合材料の研究。若手枠は助成研究の始まる前の3月31日で満40歳以下が対象で、一般枠に年齢制限はない。助成金額は1テーマにつき100万円から200万円、助成件数は14件程度、助成金総額は2,400万円を予定。受付は2026年8月1日から9月30日まで(事務局必着)で、財団指定の申請書をダウンロードし、申込フォームから送信する。
応募要件
国内に所在する大学、高等専門学校、公共研究機関等にて生産技術、製品開発分野で研究開発業務に従事している者。国立の研究機関等で既に大型プロジェクトに参入している方の応募は遠慮するよう求められている。若手枠は助成研究の始まる前の3月31日で満40歳以下、一般枠は年齢制限なし。同一研究テーマの助成は3年間可能で、継続申請する場合は活動中案件の進捗と変化点を明確に記載する。出産、育児、介護などの理由で研究活動を中断した研究者は、助成対象期間や成果報告時期を考慮する場合があるため事務局に相談する。
対象となる研究
ものづくりにおける環境負荷低減に寄与するプロダクト、プロセスの研究開発。1.生産技術に関する研究開発(素材から製品まで一貫した生産技術)として、1-1金属の塑性を利用した加工に関する研究、1-2金属の特性を利用した溶融、接合、組立技術およびその生産システムに関する研究、1-3これらのプロセスに必要な金型、治工具、設備に関わる研究。2.製品に関する研究開発(未来を切り拓く独創的な製品)として、2-1自動車等輸送機器(航空機、ロケット、船舶を含む)に関わる性能向上の研究(エネルギー効率向上、消音や浄化の向上、熱マネジメント性能向上など)、2-2自動車等輸送機器のボデー骨格の研究。3.材料等に関する研究開発(成形性、接合性に貢献する材料等)として、3-1金属材料の研究(鉄鋼系、アルミ系、チタン系等)、3-2非金属材料の研究(CFRP、GFRP、エンジニアリングプラスチック等の複合材料)。
採択されやすい研究像
募集要項の選考基準は「(1)助成事業目的との整合性(2)研究課題の重要性、実用可能性、研究方法の妥当性、研究環境(研究体制、研究設備)の適切性、研究経費の妥当性」と定められ、「特にカーボンニュートラルの観点から、省エネ、省工程化に寄与する研究は評価する」と明記されている。申請書には「特に、カーボンニュートラルの観点から、どのように省エネ、省工程化に寄与するか」を記入する欄があり、研究の位置づけとして「世界初の技術確立」か「既存技術の革新的向上」かを選択する。研究計画書では期待される成果について、特に技術産業界への応用について今後の展望を記載することが求められる。
過去の採択傾向
財団サイトの助成実績ページで年度ごとの採択一覧が公表されている。2025年度(第6回)の研究開発助成は13件で、竹井敏(富山県立大学)「限界解像度100nmの超微細構造を曲面に多用したプラスチック射出成形品の生産技術」、袴田昌高(京都大学)「ジェットめっきによるめっき接合の高速化」、木元慶久(大阪産業技術研究所)「塑性加工による水素貯蔵材料の省エネ製造プロセス開発」、小嶋隆幸(信州大学)「ボールミルを用いた機械的プロセスによる担持金属間化合物触媒の汎用合成法の開発」、神永健一(東北大学)「省コバルトと高性能を両立するナノ傾斜組成三元系電池正極の創製と機構解明」、箱山智之(岐阜大学)「金属板の面外異方性とバウシンガー効果挙動の解明」、田中慶吾(大阪産業技術研究所)「Ar-N2ティグアーク熱源を用いたステンレス鋼の積層造形中における部分的高強度化」、梶川翔平(電気通信大学)「木材・金属複合管の製造を目的とした外面しごき加工による機械的接合法の開発」、加藤智治(米子工業高等専門学校)「可搬型レーザピーニング装置の照射角度及び黒皮の有無が圧縮残留応力導入に及ぼす影響」、窪田紘明(東海大学)「域差・時間差強制潤滑技術により鋼管の板厚を自在に制御する衝突変形部材の軽量化」、山本啓(大阪大学)「Cu-W合金の積層造形/台金接合同時プロセスの開発」、下村勇貴(静岡大学)「フェライト系ステンレスのbcc+fcc二相域における熱間圧延変形挙動の解明」、戸塚穂高(東京電機大学)「冷間パイプベンダー加工用時効硬化型Mg-Al-Zn-Sn-Sr系合金厚肉小径管の開発」。募集要項によると2025年度の研究開発助成の実績は13件、助成金総額2,420万円。応募件数は公表されていない。助成実績一覧に職位の記載はない。
応募方法
申請システム: Web
必要書類:
- 2026年度 研究開発助成 申請書①研究申請書(Excel様式)
- 2026年度 研究開発助成 申請書②研究計画書(Word様式、A4サイズ2枚以内)
- 発表論文(過去5年程度で本研究テーマと関連するものがあれば別紙添付)
記載項目:
- 申請者氏名(フリガナ)、生年月日、年齢、学位、役職
- 所属機関、部局、所属機関所在地、電話、内線、メールアドレス
- 専門分野、学歴(大学卒業年、大学院修了年)、所属学会
- 応募のきっかけ(大学・高専窓口、財団HP、先生の紹介、学会、助成サイト等から選択)
- 助成対象(生技開発、製品開発、材料開発)と研究開発区分(1-1から3-2)
- 研究開発テーマ名(全角40字まで)
- 新規申請か継続申請かの区分
- 研究開発背景、研究開発目的、期待される成果
- カーボンニュートラルの観点から、どのように省エネ、省工程化に寄与するか
- 研究開発期間
- 研究予算総額と助成申請額(200万円以下)、助成金の主な使途(機械器具備品費、消耗品費、旅費交通費、外注費、その他)
- 研究計画書:研究体制(共同研究者、研究協力者、研究助言者、アドバイザーの氏名、所属機関、役職名、専門分野、学位)
- 研究計画書:研究開発の背景(既存技術、国内外の状況、ニーズ、研究状況等)
- 研究計画書:研究開発の目的(目的、意義、実施するに至った事由、研究の特色、創造性、先進性、優位性等)
- 研究計画書:研究開発計画(実施計画、スケジュール、概念図や開発機の見取り図)
- 研究計画書:この研究で使用する主な機器・設備等
- 研究計画書:期待される成果(特に技術産業界への応用についての今後の展望)
- 研究計画書:この研究の今後(来年度以降)の予定
- 研究計画書:研究歴、受賞、発表論文等(過去5年程度)
- 研究計画書:過去5年程度において他機関から科学研究費等の助成金を受けた実績および現在申請中のもの
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
-
🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
-
🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
-
🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
-
🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- 助成対象はものづくりにおける環境負荷低減に寄与するプロダクトとプロセスの研究開発に限られる
- 国立の研究機関等で既に大型プロジェクトに参入している方の応募は遠慮するよう求められている
- 選考基準に「特にカーボンニュートラルの観点から、省エネ、省工程化に寄与する研究は評価する」と明記されている
- 応募する研究者本人および共同研究者の人件費など間接的な経費は助成対象外
- 汎用性のある機器(パソコン、ファクシミリ、複写機)の購入費は対象外。ただし助成対象研究に特に必要なパソコンは可
- 助成金の支払いは助成先の取扱い(ルール)に従って全額一度に行われ、受給時に振込先の指定を行う
- 同一研究テーマの助成は3年間可能。継続申請の場合は活動中案件の進捗と変化点を明確に記載する
- 出産、育児、介護などの理由で研究活動を中断した研究者は、助成対象期間と成果報告時期を考慮する場合があるため事務局に相談する
- 領収書および受領書など関係書類は研究終了後2年間整理保管する
- 翌年8月に成果報告会が予定されている
受付は2026年8月1日から9月30日まで(事務局必着)。申請書はホームページ上の申込フォームから送信する。機関長の承認や学内推薦の定めはないが、他機関からの助成金受給実績と申請中案件の整理に部局事務の確認が要るため、機関内締切は財団締切の2週間前を見込むのが実務上の目安。添付資料は合計最大10MBまで。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。