ERC Starting Grant 2027(ERC-2027-StG)
募集中| 助成機関 | 欧州研究会議(European Research Council, ERC) |
|---|---|
| カテゴリ | 国際研究グラント |
| 分野 | 全分野国際共同研究若手 |
| 助成額 | 1件最大150万ユーロ(最長5年)。必要な場合は追加で最大100万ユーロを申請可(EU加盟国・連合国の域外から移籍してグラントを受ける場合は追加最大200万ユーロ) |
| 締切日 | 2026-10-14 |
| 公募開始日 | 2026-07-22 |
| 研究期間 | 最長5年(60か月) |
| 難易度 | 高 |
| 採択率 | 約8.8%(ERC Starting Grants 2026:応募4,807件、採択421件) |
| 採択件数 | 421件(ERC Starting Grants 2026) |
| 申請システム | Web |
概要
欧州研究会議(ERC)が、自らの独立した研究チームや研究プログラムを立ち上げる段階の研究者を支援するフロンティア研究助成。あらかじめ定めた重点分野はなく、全研究分野が対象。国籍・年齢を問わず、博士号の審査合格日が2017年1月1日から2026年12月31日までの研究者が応募できる。研究はEU加盟国または連合国のホスト機関で行い、勤務時間の50%以上をERCプロジェクトに、50%以上をEU加盟国または連合国で費やす必要がある。1件最大150万ユーロ・最長5年で、必要に応じ追加で最大100万ユーロ(域外から移籍する場合は最大200万ユーロ)を申請できる。応募はEU Funding & Tenders Portalの電子申請で、ホスト機関の支援レターが必要。締切は2026年10月14日。問い合わせは ERC-2027-STG-APPLICANTS@ec.europa.eu。
応募要件
国籍・年齢・居住地を問わない研究者で、最初の博士号(または同等の博士学位)の審査合格日が2017年1月1日から2026年12月31日まで(出産・育児休業、長期疾病、臨床研修等による延長規定あり)。締切時点で博士号または同等の学位を保有していること。研究はEU加盟国または連合国に所在するホスト機関(大学、研究機関、企業など法人の種類を問わない)で行い、応募時にホスト機関の支援レターが必要。勤務時間の50%以上をプロジェクトに、50%以上をEU加盟国または連合国で費やすこと。ERC Starting Grantの研究代表者になれるのは生涯で1回のみ。
対象となる研究
全研究分野のフロンティア研究。あらかじめ定めた重点分野はなく(ボトムアップ型)、学際的な提案も歓迎される。自らの独立した研究チームや研究プログラムを立ち上げる段階、または立ち上げて間もない研究者が対象で、主著者として重要な論文を少なくとも1本出している、あるいは博士課程の指導教員が加わっていない論文があるなど、研究の独立性の可能性を示していることが求められる。
採択されやすい研究像
①研究計画の画期性と野心(重要な科学的問いに取り組んでいるか、目標が野心的で知のフロンティアを前進させ、提案する手法が科学的に説得力があるか)②研究方法と実施体制が目標達成に適切か、期間と資源が適切で十分に説明されているか(第2段階で評価)③研究代表者の知的能力と創造性(画期的な研究を行う能力を示しているか、創造的で独創的な思考の証拠があるか、計画の遂行に必要な専門性と能力を備えているか)。評価基準は卓越性(excellence)のみで、研究者の独立への移行段階も考慮される。
過去の採択傾向
ERC Starting Grants 2026(2026年9月3日発表)は応募4,807件から421件を採択(採択率約8.8%、総額7億500万ユーロ)。ホスト機関の国別ではドイツ89件、英国47件、フランス38件、スイス36件、オランダ33件など25か国。欧州域外を拠点とする採択者は21人(うち米国20人)。ERC Starting Grants 2025(2025年9月4日発表)は応募3,928件から478件を採択(採択率約12.2%、総額7億6,100万ユーロ)。
応募方法
申請システム: Web
必要書類:
- 申請フォーム Part A(管理情報、倫理問題表、予算表と資源の説明、時間配分を含むオンライン入力)
- Part B1(研究計画 Part I、履歴書と研究業績)
- Part B2(研究計画 Part II、Funding ID)
- ホスト機関支援レター(Host Institution Support Letter)
- 博士号の証明書類と資格確認用の補足書類(延長を申請する場合はその証明書類)
- 該当する場合は倫理・安全保障関係の補足書類
記載項目:
- 研究計画 Part I(5ページ以内。現在の知見、科学的問いと目的、全体のアプローチ)
- 履歴書と研究業績(合わせて4ページ以内。学歴、職歴、博士課程指導教員とポスドク受入教員、研究成果10件以内、主要な受賞等)
- 研究計画 Part II(7ページ以内。研究方法、作業計画、リスク評価と対策)
- 資源と時間配分(2ページ以内)
- 予算表(人件費、下請費、購入費、内部請求、間接経費)
- Funding ID(現在の研究費と関連する応募中の申請)
- 要旨(採択された場合は公開される)
- 審査パネルとキーワード(最大4つ)の選択
資金の受入れと機関の手続き
この資金情報の確認日:
| 資金の受入れ | 機関管理根拠の原文を見る
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|---|---|
| 資金の性格 | 補助金根拠の原文を見る
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| 間接経費 | 内数 上限: 直接経費(下請費と内部請求分を除く)の25%(定率) 根拠の原文を見る
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| 機関長承認 | 応募時に必要根拠の原文を見る
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「記載なし」は、確認した資料に定めを見つけられなかった項目です。承認不要や間接経費の利用可を意味しません。
資金の取扱いの出典を開く募集要項・申請様式・出典
公募データの更新日:
募集要項の抽出日:
申請様式
- ERC Work Programme 2027
- Information for Applicants to the Starting and Consolidator Grant Calls(Version 11.0、2026年7月22日)
- Standard application form (HE ERC STG)(公募ページ掲載版。表紙はVersion 6.0)
- Guide for Peer Reviewers - Starting and Consolidator Grant Calls
更新日・確認日・抽出日は対象の情報ごとに異なります。応募する年度・回次と、公式ページに掲載された最新の要項・様式を確認してください。
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
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🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
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🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
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🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- 研究代表者がホスト機関を代表して応募する形式で、応募時にホスト機関が拘束力のある支援表明(Host Institution Support Letter)を出す必要がある。
- ホスト機関はEU加盟国または連合国に設立された法人である必要がある。公式の参加国一覧では、日本の連合はHorizon Europeの第2の柱(Global Challenges and European Industrial Competitiveness)が対象と記載されており、ERCはExcellent Scienceの枠に属する。
- 採択後は勤務時間の50%以上をERCプロジェクトに、50%以上をEU加盟国または連合国で費やす必要がある。
- 応募にはEU Loginアカウントの登録と、ホスト機関の参加者識別コード(PIC)の選択が必要で、PICのない機関は事前に自己登録する。
- Starting Grant 2026で第1段階の評価がBまたはCだった応募者などは、2027年公募に応募できない再応募制限がある。
- 第2段階では審査パネルとの面接があり、公式の日程表では面接は2027年5月末から6月中旬の3週間に分けて行われる予定。
締切2026年10月14日。応募時にホスト機関の支援レターが必要で、ホスト機関のPIC番号の確認(未登録なら機関による自己登録)も要るため、受入先となる欧州のホスト機関との合意と書類の準備を締切より前に済ませる必要がある。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。