第4回 留学研究奨励金(循環器系分野)
募集中| 助成機関 | 朝日インテック・宮田尚彦 医療技術支援財団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 医学循環器医療機器 |
| 助成額 | 一律100万円(5名程度) |
| 締切日 | 2026-09-30 |
| 公募開始日 | 2026-06-01 |
| 研究期間 | 留学研究期間(申請書に留学期間を記載)。報告は給付から1年程度の後および留学終了時 |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | 5名程度(募集要項。第3回は6名が給付先として公表されている) |
| 申請システム | メール |
概要
国内外で研鑽する若手医師や医療機器研究者を支援する財団による留学助成。臨床経験のある日本の医師免許を有する者が、海外の研究機関および大学等において、新たに特定テーマの留学研究を行う、または医療技術の習得・臨床経験の蓄積を目的とした留学を行う場合に、渡航費、滞在費等の生活費、資機材や書籍等の購入、学会発表準備費用等の一部を支援する。募集テーマは循環器系分野(心臓血管系・下肢血管系)に即した臨床研究および医療機器開発で、基礎研究および薬剤に関する研究は対象外。給付額は一律100万円、5名程度で返済義務はない。応募期間は2026年6月1日から9月30日必着で、申請書はメール添付での送信と郵送の両方が必要。採否は2027年1月末頃までに書面で通知され、2027年2月頃の認定証授与式(Web会議方式)への出席が応募要件。説明会の開催は公表されていない。問い合わせは財団事務局(info@miyata-foundation.or.jp、電話090-4543-3822)。
応募要件
次のすべてに該当する者。日本の国内施設に勤務し、申請時点で海外の研究機関・医療施設等への留学研究が決まっていること。2026年4月1日現在で満40歳未満であること。循環器系分野における臨床経験があり、日本の医師免許を有すること。当財団からの奨励金を所属機関が研究費として管理する前提のもとに所属長が応募を承認していること、および外部研究費の受給にかかわる制約がないこと。本人、その家族および所属団体が反社会的勢力と結びつきがないこと。2027年2月頃に予定される認定証授与式(Web会議方式)に出席すること。倫理委員会に提出する研究実施計画書がある場合は併せて提出する。第三者からの推薦は任意。
対象となる研究
循環器系分野(心臓血管系・下肢血管系)に即した臨床研究および医療機器開発にかかる研究。基礎研究および薬剤に関する研究は対象外で、領域横断的な研究は選考委員会で審議されるが給付対象外となる可能性がある。助成対象となる活動は、臨床経験のある日本の医師免許を有する者が海外の研究機関および大学等において、①新たに特定テーマに関する留学研究を行う、②特定テーマの研究は伴わないが医療技術の習得・臨床経験の蓄積を目的とした留学、のいずれかを行うこと。財団ページには「特定の目的を持った留学研究に対して支援を行うもので、単なる研修受講や講師等としての渡航は対象としません」と補足されている。
採択されやすい研究像
①循環器系分野の臨床研究または医療機器開発であること。募集要項2は「応募は、循環器系分野に即した臨床研究及び医療機器開発にかかる研究であることが求められます。基礎研究及び薬剤に関する研究は対象外となります」と明記している。②留学の目的と計画が具体的であること。記載要領は別紙に「留学研究の目的(研究テーマ、課題など)」「留学研究目的・課題のキーワード(3つ程度)」「留学研究の概要・実行計画:留学先(研究機関名等及び所在地)、活動内容、留学期間、想定される成果、その活用方法、等を具体的に記入ください」を求めており、留学先が決まっていること自体が応募資格でもある。③帰国後の活用が見えること。上記の別紙で「想定される成果、その活用方法」の記載が求められている。第3回の給付先として公表されている研究課題名は「経カテーテル三尖弁形成術後の右心リモデリング評価における新規画像スコアの開発」「ファロー四徴症術後患者の肺動脈弁逆流に対する経カテーテル肺動脈弁留置術の有用性の検証および治療戦略の確立」「心臓MRI T1マッピングを用いた三尖弁閉鎖不全症の至適治療介入時期の確立」などで、いずれも循環器の臨床課題に直結したテーマである。なお選考基準の詳細は「奨励金選考委員会が別途定める選考基準」とされ公表されていないため、これ以外の採択像を断定することはできない。
過去の採択傾向
財団は「助成の実績」ページで各回の給付先を公表している。第3回留学研究奨励金(2025年度、公表日 令和8年3月2日)の給付先は6名で、氏名・所属機関名・役職・研究課題名が公表されている。内訳は、公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 循環器内科 医長(経カテーテル三尖弁形成術後の右心リモデリング評価における新規画像スコアの開発)、東京大学医学部附属病院 循環器内科 特任臨床医(ファロー四徴症術後患者の肺動脈弁逆流に対する経カテーテル肺動脈弁留置術の有用性の検証および治療戦略の確立)、神戸大学医学部附属病院 循環器内科 医員(心臓MRI T1マッピングを用いた三尖弁閉鎖不全症の至適治療介入時期の確立)、東海大学医学部付属病院 講師(冠動脈プラーク不安定化に関わるプラーク内出血の解明)、日本医科大学 循環器内科学 助教(心不全退院後の在宅モニタリングにおける、尿中ナトリウム濃度測定の有用性と実現可能性を検証した単施設前向き研究)、慶応義塾大学病院 循環器内科 助教(本邦に未導入の経カテーテル的弁膜症治療の、本邦への安全な導入を目標とした技術習得ならびに大規模多施設研究による臨床成績の比較検討)。所属機関名・役職は申請時点のもの。第1回と第2回についても給付先が公表されており、第1回については「認定研究報告」も掲載されている。申請件数および採択率は公表されていない。
応募方法
申請システム: メール
必要書類:
- 第4回留学研究奨励金交付申請書(様式第3号。財団指定のExcel様式)
- 奨学金交付の対象となる留学研究等に関する事項(別紙。WordまたはExcelでA4縦印刷が可能な書式で作成)
- (該当する場合)倫理委員会に提出する研究実施計画書
- (任意)第三者からの推薦(形式不問)
記載項目:
- 申請者氏名(自署・捺印。郵送分のみ捺印)、生年月日、申請日現在の年齢、性別
- 連絡先メールアドレス
- 所属機関名(診療科等含む)、役職
- 所属機関所属長の署名(自署)、捺印、役職名
- 所属機関所在地、電話番号、e-mail
- 留学研究の概要:留学先の国名・都市名、留学先研究機関・施設名、留学期間(予定含む)
- 所属学会名
- 自宅住所、電話番号、e-mail
- 学歴・職歴等(大学の学部・学科から記入)
- 専門分野
- 別紙1:留学研究の目的(研究テーマ、課題など)
- 別紙2:留学研究目的・課題のキーワード(3つ程度)
- 別紙3:留学研究の概要・実行計画(留学先の研究機関名等及び所在地、活動内容、留学期間、想定される成果、その活用方法等)
- 留学研究に要する費用(渡航費、滞在費、資材費、設備費、書籍購入費等を項目ごとに記載し、奨励金の金額に関わらず費用総額を記入)
- 本件に関する他の奨学金、奨励金、助成金等への申請の有無(有の場合は助成機関名と助成金額)
- 併願の理由
- 留学者の発表論文(直近の主な論文を10点以内。共著可。未受理・投稿中の論文は対象外)
- 第三者による推薦の有無
- 倫理委員会に提出する研究実施計画の有無
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
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🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
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🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
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🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 給付額は一律100万円で、5名程度に給付される。返済義務はない。
- 募集テーマは循環器系分野(心臓血管系・下肢血管系)に即した臨床研究および医療機器開発にかかる研究に限られ、基礎研究および薬剤に関する研究は対象外。
- 申請書はメール添付での送信(PDF不可、WordやExcel等の形式)と、署名・捺印した正本1通の郵送の両方が必要。受付漏れを防ぐため両方の提出を求めている。
- 奨励金は所属機関の間接経費に充当できない。海外での個人的な旅行、遊興、会食等、留学研究に関連のない費用にも充当できない。
- 2027年2月頃に予定される認定証授与式(Web会議方式)への出席が応募要件になっている。
- 給付は原則として2027年2月末頃までに申請者が指定する預貯金取扱金融機関(外国銀行を除く)へ全額振り込まれる。留学の時期が決まらない等の事情がある場合は、留学時期の決定の通知を受けた月の翌月末までに振り込まれる。
- 採択結果については、対象者・研究内容等の概要が財団ホームページで公表される。
- 郵送する申請書はA4サイズ・片面縦印刷とし、ゼムクリップ等で留める(ホチキス止めは不可)。
- 募集要項は年齢要件を「2026年4月1日現在で満40歳未満」としているが、申請書Excelには「応募資格は7/1時点で満40歳未満」との注記が残っており、記載が一致していない。境界年齢の場合は事務局に確認すること。
締切2026年9月30日必着(応募期間は2026年6月1日から)。説明会の開催は公表されていない。学内締切は3週間前を推奨。所属機関所属長の署名・捺印が申請書上で必要で、かつ奨励金を所属機関が研究費として管理する前提の承認を得る必要があるため、機関内の決裁に日数がかかる。メール送付と郵送の両方が必要な点にも注意する。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。