令和8年度 上廣倫理財団 研究助成(若手研究者公募助成)
募集中| 助成機関 | 上廣倫理財団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 哲学倫理学教育学心理学人文・社会科学 |
| 助成額 | 助成(新規)=100万円(上限)、助成(継続)=100万円(上限) |
| 締切日 | 2026-09-19 |
| 公募開始日 | 2026-07-01 |
| 研究期間 | 助成期間は令和9年3月1日より1年間(助成金の支給は令和9年2月末) |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | 令和7年度実績: <新規>39件、<継続>4件(財団公式「令和 7 年度 公募研究助成 助成対象者一覧」) |
| 申請システム | Web(財団ホームページの申込フォームより応募。郵送は不可。ただし論文別刷は別途郵送可) |
概要
人間の「生命」や「生き方」、社会における「共生」に関して哲学・倫理学・教育学・心理学等の人文社会科学分野で研究する若手研究者を育成するための助成。現代の倫理的課題に関する実態研究・調査、学校における倫理教育・道徳教育に関する研究も対象になる。応募できるのは日本国内外の大学・学校およびその附置研究所等の教育機関に在籍し、在籍機関から応募の承認を得た概ね45歳までの研究者(博士課程在籍・満期退学・修了者は指導教官の推薦状を提出できれば所属を問わない)。学術振興会の公的助成を同じ研究で助成期間中に受けていないことが条件。財団は助成金を所属機関に振り込み、全額を直接研究費に充てる方針のため、採択後は所属機関へ免除申請を行う必要がある。
応募要件
日本国内外の大学・学校及びその附置研究所等の教育機関に在籍し、在籍する機関より応募の承認を得ている概ね45歳までの研究者。ただし博士課程に在籍もしくは満期退学及び修了し、指導教官の推薦状を提出可能な場合は所属に関係なく応募できる(この場合は推薦者記入欄を明記)。学術振興会の助成等の公的助成を助成期間中・同じ研究で受けていないこと。国籍は問わないが応募は日本語に限る。財団は博士課程に在籍もしくは修了しながらも正規の職位を得られず学術振興会の公的助成を受けていない研究費取得の必要性が高い若手研究者、また女性研究者の積極的な応募を期待している。
対象となる研究
募集要項「3 助成対象となる研究」に3区分が示されている。(1)人間の「生命」や「生き方」、社会における「共生」に関する哲学、倫理学、教育学、心理学等、人文社会科学分野からの研究。(2)現代の倫理的課題に関する実態研究及び調査。(3)学校における倫理教育・道徳教育に関する研究。
採択されやすい研究像
募集要項「11 選考のポイント」に5項目が挙げられている。(1)財団の研究助成の目的や募集する助成対象領域との合致、(2)研究課題設定の独自性、(3)研究の将来性、(4)研究の社会的な意義と効果への期待、(5)研究計画の実行可能性、研究助成金の使途内訳など。また「1 本助成の趣旨」に「博士課程に在籍もしくは修了しながらも、大学・研究所等の正規の職位を得られず、学術振興会の公的助成を受けていない研究費取得の必要性が高い若手の研究者、また、女性研究者の積極的なご応募を期待しています。」とあり、申請書の「研究計画」欄については「助成期間中もしくは期間終了後に研究成果をとりまとめ、公表できるような具体的な計画を立てて下さい。」と指示されている。
過去の採択傾向
財団公式PDF「令和 7 年度 公募研究助成 助成対象者一覧」によると、令和7年度は<新規>39件、<継続>4件が採択された。新規採択の助成額は上限100万円で、課題により99万円・85万円などの減額査定もある。採択課題の例は「ケアを基盤とした医学教育構築のための探索的研究―医師の内面に焦点を当てて」(医療法人社団鉄祐会祐ホームクリニック大崎 院長 井口真紀子、100万円)、「当事者性が紡ぐ犯罪からの離脱―日英支援団体の比較を通じた協働支援モデルの検討―」(名古屋大学大学院教育発達科学研究科 博士後期課程 林秋成、100万円)、「集中治療領域における日本人医師の一方的な治療撤退・差し控えに関する質的研究」(東北大学医学系研究科課程 秋本貴子、100万円)、「超高齢社会における高齢者の『避難しない権利』と倫理的課題―避難意思決定における『リスクを冒す尊厳』の視点から―」(東北大学災害科学国際研究所 助教 朴慧晶、99万円)、「多文化共生に向けた『ヘテロトピア』:避難首都・釜山遺産をめぐる文化的記憶」(東京大学大学院人文社会系研究科 特任助教 李貞善、85万円)。所属は大学の助教・特任助教・博士後期課程のほか、海外機関(University of Bristol)や医療法人にも及ぶ。
応募方法
申請システム: Web(財団ホームページの申込フォームより応募。郵送は不可。ただし論文別刷は別途郵送可)
必要書類:
- 研究助成<新規>申請書(所定様式・docx。所属機関承認欄に公印、または推薦者記入欄に推薦者の押印)
- 研究助成<継続>申請書(継続申請の場合)
- 論文別刷(2020年度以降に発表したもの最大3点。別途郵送可、任意)
記載項目:
- 申請者氏名(ふりがな)・押印、生年月日・年齢、メールアドレス、連絡先
- 所属機関承認欄(所属機関名、承認者氏名・職名および公印。学長、研究科長、学部長、附置研究所長、施設長、センター長)
- 推薦者記入欄(所属機関承認欄記載の場合は不要。推薦者氏名・所属機関及び職名・押印)
- 申請者が研究する領域に関する他からの助成(受給中のもの、申請中・申請予定のもの、上廣倫理財団で過去に受けたもの)
- 最終学歴、略歴、専門分野
- 助成金額(新規は上限100万円)
- 研究タイトル(日本語・英語)
- 研究概要(研究計画の要旨)
- 1. 研究計画の内容((a)研究の意義と目的、(b)研究の内容と方法、(c)当該研究のこれまでの経過、(d)当該研究分野に関する日本および諸外国の状況、(e)研究スケジュール)
- 2. 申請者の本研究に関連する業績(著書、論文等、最近5年以内のもの)
- 3. 研究成果の社会化についての予定(成果公表の手段、媒体等を含む具体的な方針)
- 4. 申請助成金の使途内訳計画書(研究人件費、旅費、機械・器具・備品費、研究委託費、会議費、資料・印刷経費、交通・通信費、消耗品費、その他の諸経費)
- 特記事項
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請書の記入応募要領の記入例を参照しながら申請書を作成します。手書き指定の財団もありますが、多くはWordやPDFのフォーマットで作成可能です。記入欄のサイズに合わせて簡潔に記述してください。
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🏢 事務担当者 機関長の押印・推薦書の取得学長・学部長等の機関長印が必要な書類に押印を受けます。学内の決裁手続き(稟議)が必要な場合があり、数日から1週間程度かかることがあります。機関長の推薦書が別途必要な場合は、推薦文の原案も準備してください。
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🏢 事務担当者 提出書類のコピー保管提出する書類一式のコピーを取り、機関内で保管します。採択後の経理処理や報告書作成の際に参照が必要になります。スキャンしてPDFでも保管しておくと便利です。
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🏢 事務担当者 🔬 研究者 簡易書留での郵送書類一式を封筒に入れ、簡易書留(または公募要領で指定された方法)で郵送します。封筒の表面に「○○助成金応募書類在中」と朱書きすることが一般的です。配達記録が残る方法で送付してください。
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🏢 事務担当者 到着確認簡易書留の追跡番号で配達状況を確認します。到着確認の連絡をくれる財団もありますが、不安な場合は財団に電話で確認してください。
- 所属機関からの応募承認が応募要件。申請書の所属機関承認欄に公印が必要。
- 財団は助成金を所属機関に振り込む。全額を直接研究費に充てる方針のため、採択後に所属機関へ免除申請を行う必要がある。
- 助成期間は令和9年3月1日より1年間で、助成金の支給は令和9年2月末。応募から支給まで約半年空く。
- 応募は財団ホームページの申込フォームから行い、郵送は不可(論文別刷のみ別途郵送可)。
- 国籍は問わないが応募は日本語に限る。
- 学術振興会の助成等の公的助成を助成期間中・同じ研究で受けている場合は応募できない。
- 被助成者は財団主催の研究助成報告会(令和9年11月頃開催予定)に出席する可能性がある。
- 申請書類は原則として返却されない。
所属機関承認欄への公印取得が応募要件のため、公印申請の学内手続き(一般に2〜4週間)を見込み、締切(2026年9月19日必着)の1か月前を目安に学内申請を開始する。承認者は学長、研究科長、学部長、附置研究所長、施設長、センター長のいずれか。採択後は所属機関へのオーバーヘッド免除申請も必要になるため、受入規程上の可否を応募前に研究支援課へ確認しておくとよい。
申請のポイント
- 「消印有効」と「必着」を必ず確認してください。必着の場合は余裕をもって発送する必要があります。
- 機関長印(学長印・学部長印)の取得に数日〜1週間かかる場合があります。学内の押印申請スケジュールを事前に確認してください。
- 一部の民間財団では推薦件数の制限(1機関あたりN件)があります。学内で応募調整が必要な場合は、研究推進課に早めに相談してください。
- 書類の折り曲げ禁止、クリップ使用(ホチキス禁止)など、書類の体裁に関する細かい指定がある場合があります。応募要領を熟読してください。