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科研費「若手研究」の応募資格と採択率|令和9年度は2026年9月17日締切

最終更新: 研究費サーチ編集部 検証方針

AI生成コンテンツ: この記事はAI(Claude)が公式の一次ソースを参照して作成しました。金額・応募資格・締切は年度により変わります。正確な情報は各機関の公式サイトで必ずご確認ください。

若手研究者向けの助成金とは、博士課程の大学院生からおおむね45歳程度までの研究者を対象に、年齢や学位取得後の年数で応募資格を区切った研究費のことです。科研費「若手研究」、日本学術振興会の特別研究員、JSTのACT-XやFOREST、そして数多くの民間財団の助成金が含まれます。

本記事では、若手が使える主な制度を対象年齢・金額・研究期間の目安で整理し、応募時期の目安と申請の考え方をまとめます。締切の具体日は年度ごとに変わるため、応募可能な公募は研究費サーチと各機関の公式サイトで最新の情報をご確認ください。

この記事の要点

  • 応募資格に年齢制限はない。科研費「若手研究」の要件は「令和9(2027)年4月1日現在で博士の学位取得後8年未満」(平成31(2019)年4月2日〜応募時までに学位を取得した者)。かつての「39歳以下」は撤廃済み
  • 令和9年度の締切は2026年9月17日(木)午後4時30分(厳守)。助成額は500万円以下、研究期間は2〜5年、審査結果の通知は令和9年2月26日
  • 採択率は令和8年度で40.1%(応募14,771件・採択5,928件、新規採択分)。令和7年度は40.2%で、科研費の主要種目のなかでは高い水準が続いている
  • 若手研究と基盤研究(C)、若手研究と挑戦的研究(萌芽)は併願できない。一方、令和9年度公募からは39歳以下に限り基盤研究(C)と萌芽を併願できる(併願可否の表
  • 受給回数は「若手研究」「若手研究(S・A・B)」を通じて2回まで。平成22(2010)年度以降に基盤研究(S・A・B・C)を研究代表者として受給した人は若手研究に応募できない(応募資格の判定表
  • いま応募できるのは科研費 基盤研究(A)(B)(C)・若手研究(2027年度)挑戦的研究(開拓・萌芽)(2027年度)。どちらも締切は9月17日
  • 博士課程学生は特別研究員(DC1・DC2)、ポスドクはPDやFOREST、民間財団の若手助成が主な選択肢になる。民間財団は年齢で区切る助成が多く、こちらは基準日と数え方が制度ごとに違うため公募要領の確認が要る
  • 民間財団の助成は分野特化型で科研費と重複受給できる場合が多く、並行応募が有効。募集中のものは研究費サーチで締切順に確認できる

いま応募できる公募

この記事の主題に関係する、募集中の公募です(2026年9月2日時点。「予定」は募集開始前)。各行から公募ページに移ると、締切・金額・募集要項・事務手続きを確認できます。

公募機関締切金額
令和8年度 愛知県若手研究者イノベーション創出奨励事業「第21回わかしゃち奨励賞」愛知県(共催: 公益財団法人科学技術交流財団、公益財団法人日比科学技術振興財団)2026年9月9日最優秀賞30万円(優秀賞10万円)
2026年度 日立財団 倉田奨励金(自然科学・工学研究部門)日立財団2026年9月10日100〜300万円
2026年度(第46回)ENEOS東燃ゼネラル研究奨励・奨学会 研究助成公益財団法人 ENEOS東燃ゼネラル研究奨励・奨学会2026年9月11日1件原則120万円(特に優れた案件は150万〜200万円、総額3,300万円・20〜24件)
第40回(2026年度)ノバルティス研究奨励金公益財団法人ノバルティス科学振興財団2026年9月15日1件100万円(35件程度)
2026年度 上原記念生命科学財団 海外留学助成金Ⅰ・Ⅱ上原記念生命科学財団2026年9月3日海外留学助成金Ⅰ: 最大1,000万円、海外留学助成金Ⅱ: 83万円/月以内(Ⅰ・Ⅱ合計約35件)
第21回(2026年度)凝縮系科学賞凝縮系科学賞事務局(東京大学大学院理学系研究科)2026年9月7日賞状、盾および賞金20万円

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1. 若手向け助成金の考え方

若手研究者にとって外部資金の獲得は、研究費の確保にとどまらず、研究者としての独立性を示す実績になります。日本では、博士課程の学生からおおむね45歳程度までを対象に、年齢や学位取得後の年数で応募資格を区切った助成金が数多く用意されています。これらはシニア研究者と同じ枠で競争せずに応募できる点が利点です。

一方で、助成金の情報は各機関のサイトに分散しており、全体像を把握するのは容易ではありません。本記事は、公的制度と民間財団の若手向け助成を対象年齢・金額・研究期間の目安で整理し、効率的に候補を見つけるための地図として使えることを目指しています。

なお、締切の具体日や採択件数は年度ごとに変わります。本記事の金額と応募資格は各機関の公式資料に基づいていますが、応募の前には必ず最新の公募要領を確認してください。募集中の公募は研究費サーチで締切日や分野で絞り込めます。

2. 若手研究の応募資格を学位取得年で判定する

科研費「若手研究」の応募資格は年齢では決まりません。令和9(2027)年度公募要領は対象を「令和9(2027)年4月1日現在で博士の学位を取得後8年未満の研究者」と定めており、e-Rad に登録された博士の学位取得日をもとに要件が確認されます。かつての39歳以下という年齢要件は撤廃されており、40歳を超えていても学位取得後8年未満であれば応募できます。

公募要領は、令和9(2027)年度公募で応募できる人を、学位取得日でこう区切っています。平成31(2019)年4月2日から応募時までに博士の学位を取得した者です。この一文が判定の中心なので、自分の学位記の日付をこの基準日と突き合わせてください。

表1. 若手研究(令和9年度公募)に応募できるかの判定表
自分の状況 応募できるか 根拠(令和9年度公募要領)
平成31(2019)年4月2日から応募時までに博士の学位を取得した応募できる令和9(2027)年4月1日現在で学位取得後8年未満に当たる
平成31(2019)年4月1日以前に博士の学位を取得した応募できない下の産前産後休暇・未就学児養育の除算に当たる場合を除く
応募時に学位を持たないが、令和9(2027)年4月1日までに取得見込み応募できる学位を取得見込みの者を対象に含める旨が明記されている
学位取得後に産前産後の休暇を取得した、または未就学児を養育していた期間を除いて8年未満なら応募できる当該期間を除くと学位取得後8年未満となる者を含める。未就学児は民法上の解釈に即した本人の子(実子・非嫡出子・養子)
博士の学位を複数持っている最初の学位で判定最初に取得した博士の学位取得日を e-Rad に入力する
「若手研究」「若手研究(S・A・B)」を通算2回受給した応募できない受給回数は通じて2回までに制限されている
平成22(2010)年度以降に基盤研究(S・A・B・C)を研究代表者として新規受給した応募できない令和3(2021)年度公募から若手研究に応募できない。電子申請上は受け付けられても審査に付されない
40歳以上だが、学位取得後8年未満に当たる応募できる年齢は応募要件ではない

出典: 日本学術振興会「令和9(2027)年度 科学研究費助成事業 公募要領(基盤研究(A・B・C)、挑戦的研究(開拓・萌芽)、若手研究)」(2026年7月14日公開。「Ⅱ. 公募の内容 3. 各研究種目の内容 ③若手研究」および同種目の留意事項)。2026年8月19日参照。

令和9(2027)年度公募の締切は2026年9月17日(木)午後4時30分(厳守)です。審査結果の通知は令和9(2027)年2月26日、交付内定は同年4月上旬が予定されています。他の制度も含めた結果発表の時期は研究費の採択結果はいつ発表されるかにまとめています。

上の表で「応募できない」に当たった場合、次の受け皿になるのが基盤研究(C)です。応募総額は若手研究と同じ500万円以下で、年齢や学位取得後の年数による制限がありません。採択率・審査方式・応募資格は科研費 基盤研究(C)の採択率と金額で解説しています。

3. 若手研究と基盤研究(C)・挑戦的研究(萌芽)は併願できるか

科研費は同じ研究者が複数の種目に同時に応募することを制限しており、正式なルールは公募要領の「別表1 重複制限一覧表」にあります。若手研究者からの相談が特に多い組み合わせについて、研究代表者として双方に新規応募する場合の可否を令和9(2027)年度の一覧表から整理しました。

表2. 若手向けの主な組み合わせの併願可否(令和9年度公募)
組み合わせ 併願できるか 補足
若手研究 と 基盤研究(C)できない受給回数1回目・2回目のどちらの若手研究でも応募できない
若手研究 と 挑戦的研究(萌芽)できない受給回数1回目・2回目とも応募できない
若手研究 と 挑戦的研究(開拓)1回目: できない
2回目: できる
令和5(2023)年度公募から、受給回数2回目の若手研究と開拓の制限が緩和された
若手研究(2回目) と 基盤研究(S・A・B)できる双方採択された場合は基盤研究の課題を実施する
基盤研究(C) と 挑戦的研究(萌芽)39歳以下: できる
40歳以上: できない
令和9(2027)年度公募からの緩和。基準は採択年度の4月1日現在の年齢。双方採択なら双方を実施できる
基盤研究(S・A・B) と 挑戦的研究(開拓・萌芽)できる別表1に制限が置かれていない組み合わせ。双方採択なら双方を実施できる
研究活動スタート支援(継続)から 若手研究・基盤研究・挑戦的研究への新規応募できるスタート支援の継続課題を持つ研究代表者への応募制限は設けられていない
特別研究員奨励費(継続)から 若手研究・基盤研究(C)・萌芽への新規応募できる(開拓は不可)特別研究員(DC)は、特別研究員奨励費と国際共同研究強化以外の種目に研究代表者として応募できない

出典: 日本学術振興会「別表1 重複制限一覧表」(令和9(2027)年度、1-1「研究代表者(新規・継続)(甲欄) 研究代表者(乙欄)」型)および令和9(2027)年度公募要領。2026年8月19日参照。ここに載っていない組み合わせは公式の一覧表でご確認ください。

表で目を引くのが、令和9(2027)年度公募から入った緩和です。公募要領は「若手研究者支援を更に充実させるため、39歳以下を対象として挑戦的研究(萌芽)と基盤研究(C)との重複応募・受給制限を緩和します」と述べています。若手研究の応募資格は年齢と無関係ですが、この萌芽と基盤Cの緩和だけは年齢で線が引かれている点に注意してください。両者は別のルールです。

重複制限の全体像、記号(×・▲・■・□)の読み方、継続課題を持つ場合の可否は科研費の重複制限 早見表にまとめています。なお、科研費の重複制限は科研費の研究種目どうしの制限であり、民間財団の助成はこの制限の対象外です。財団側が他の助成との重複を制限する場合があるため、財団ごとの募集要項をご確認ください。

4. 若手向け助成金の種類

若手研究者が応募できる資金は、大きく分けて公的制度、博士課程・ポスドク向けの研究員制度、民間財団の助成金の3系統があります。順に整理します。

4-1. 公的制度(科研費・JST・AMED)

国の研究費制度は規模が大きく、制度が安定している点が特徴です。若手にとっての中心は科研費「若手研究」です。

表3. 主な公的制度の応募資格と規模
制度 対象 金額・規模 研究期間
科研費 若手研究博士取得後8年未満応募総額500万円以下2〜5年
JST ACT-X博士課程学生を含む若手要確認(年度・領域による)要確認
JST さきがけ年齢制限なし(若手中心)要確認(年度・領域による)要確認
JST 創発的研究支援事業(FOREST)博士取得後15年以内原則5,000万円(7年)原則7年(最大10年)

出典: 日本学術振興会「科研費(研究計画調書)」JST「CREST・さきがけ・ACT-X研究提案募集」JST「創発的研究支援事業」(いずれも2026年7月3日参照)。ACT-X・さきがけの金額と期間は年度・領域により異なるため公募要領でご確認ください。

4-2. 博士課程学生・ポスドク向けの研究員制度

博士課程の学生や博士号取得直後の研究者には、研究奨励金と研究費を合わせて支給する日本学術振興会の特別研究員制度が本命の選択肢になります。

表4. 日本学術振興会 特別研究員の区分
区分 対象 研究奨励金(月額) 採用期間
DC1博士課程後期1年次相当20.0万〜23.0万円3年
DC2博士課程後期2年次以上20.0万〜23.0万円2年
PD博士号取得後5年未満(移動要件あり)36.2万円3年
RPD出産・育児等で研究を中断した博士号取得者36.2万円3年

出典: 日本学術振興会「特別研究員(申請資格・支給経費・採用期間)」(2026年7月3日参照)。金額はいずれも支給予定額で、採用年度により変わる場合があります。特別研究員には別途、研究費として特別研究員奨励費(科研費)に応募できます。

特別研究員のほか、JST ACT-X や後述の笹川科学研究助成のように、大学院生も応募できる助成金があります。博士課程在学中から応募できる制度を早めに把握しておくとキャリア設計に役立ちます。

4-3. 民間財団の助成金

民間財団の助成金は分野が特化しているものが多く、自分の研究テーマに合致すれば有力な資金源になります。科研費との重複受給が可能な場合が多いのも利点です。応募資格の年齢は財団ごとに異なるため、下表は代表例です。金額と締切の詳細は必ず各財団の公式サイトでご確認ください。

表5. 若手向け民間財団助成の例(金額・対象年齢は目安)
財団名 助成名 金額(目安) 対象年齢(目安)
武田科学振興財団医学系・薬学系・ライフサイエンス研究助成200万円要確認
稲盛財団研究助成要確認要確認
三菱財団自然科学研究助成(若手)最大400万円40歳未満
住友財団基礎科学研究助成最大500万円45歳以下
旭硝子財団研究奨励最大300万円37歳以下
東レ科学振興会科学技術研究助成最大3,000万円45歳以下
井上科学振興財団井上リサーチアウォード500万円45歳未満
日本科学協会笹川科学研究助成最大150万円35歳以下

出典: 各財団公式サイト(武田科学振興財団笹川科学研究助成 ほか。2026年7月3日参照)。金額・対象年齢・締切は年度により変わります。稲盛財団の金額・対象年齢は「要確認」とし、応募前に公式の最新公募要領でご確認ください。

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5. 金額別・採択率別の主な助成金

5-1. 金額の大きい若手向け助成

年齢や学位取得後年数で応募資格を区切った助成のうち、金額規模が大きいものを整理しました。金額は上限であり、実際の助成額は審査によります。

表6. 金額規模の大きい若手向け助成(金額は上限の目安)
助成名 金額(目安) 対象年齢(目安) 分野
東レ科学振興会 科学技術研究助成最大3,000万円45歳以下理学・工学・農学・薬学・医学
上原記念生命科学財団 海外留学助成金最大600万円要確認生命科学・医学
井上科学振興財団 井上リサーチアウォード500万円45歳未満自然科学
科研費 若手研究応募総額500万円以下博士取得後8年未満全分野
住友財団 基礎科学研究助成最大500万円45歳以下数学・物理・化学・生物・工学
三菱財団 自然科学研究助成(若手)最大400万円40歳未満自然科学
旭硝子財団 研究奨励最大300万円37歳以下化学・生命科学・環境

出典: 各財団公式サイトおよび日本学術振興会「科研費」(2026年7月3日参照)。金額は上限の目安で年度により変わります。上原記念生命科学財団 海外留学助成金の対象年齢は「要確認」とします。

5-2. 採択率が公表されている公的制度

採択率を公式に公表しているのは主に公的制度です。民間財団は採択率を公表していないことが多いため、ここでは科研費「若手研究」の公表値を示します。

表7. 科研費「若手研究」の新規採択(令和8年度・前年度比)
項目令和8(2026)年度令和7(2025)年度
新規応募件数14,771件13,883件
新規採択件数5,928件5,585件
新規採択率40.1%40.2%

出典: 文部科学省「令和8年度科学研究費助成事業の配分について」(2026年5月15日公表)に基づく配分状況一覧(令和8年度 新規採択分)(2026年8月16日参照)。いずれも新規採択分の数値で、継続分は含みません。令和8年度分は1回目の公表であり、次回は同年8月および12月に公表される予定です。

JST の ACT-X やさきがけは年度・領域により応募件数と採択件数が変動するため、採択率は各年度の募集・採択情報でご確認ください。民間財団のうち笹川科学研究助成のように毎年多数を採択する制度は、採択率は非公表でも間口が比較的広い傾向があります。

6. 年齢制限別の民間財団助成一覧

自分の年齢で応募できる制度を見つけやすいよう、対象年齢の目安で民間財団の助成を分類しました。締切は年度により変動するため、表には季節の目安のみを示します。募集中かどうかは各財団の公式サイトと研究費サーチでご確認ください。

6-1. おおむね35歳以下

表8. おおむね35歳以下が対象の助成(締切は季節の目安)
助成名機関金額(目安)分野応募時期の目安
笹川科学研究助成(学術研究部門)日本科学協会最大150万円人文社会・自然科学秋(要確認)
加藤記念バイオサイエンス振興財団 国際交流助成加藤記念バイオサイエンス振興財団要確認バイオサイエンス要確認
丸文財団 国際交流助成丸文財団要確認エレクトロニクス・情報通信要確認
不二たん白質研究振興財団 研究助成(若手枠)不二たん白質研究振興財団要確認食品科学・生物学要確認

出典: 各財団公式サイト(笹川科学研究助成 ほか。2026年7月3日参照)。金額・締切の確定値が公式で確認できない項目は「要確認」としています。

6-2. おおむね37〜40歳以下

表9. おおむね37〜40歳以下が対象の助成(締切は季節の目安)
助成名機関金額(目安)分野応募時期の目安
科研費 若手研究日本学術振興会応募総額500万円以下全分野秋(要確認)
三菱財団 自然科学研究助成(若手)三菱財団最大400万円自然科学冬(要確認)
旭硝子財団 研究奨励旭硝子財団最大300万円化学・生命科学・環境秋(要確認)
上原記念生命科学財団 海外留学助成金上原記念生命科学財団最大600万円生命科学・医学夏(要確認)

出典: 各財団公式サイトおよび日本学術振興会「科研費」(2026年7月3日参照)。応募時期は例年の傾向で、正確な締切は公募要領でご確認ください。

6-3. おおむね45歳以下

表10. おおむね45歳以下が対象の助成(締切は季節の目安)
助成名機関金額(目安)分野応募時期の目安
東レ科学振興会 科学技術研究助成東レ科学振興会最大3,000万円理学・工学・農学・薬学・医学秋(要確認)
住友財団 基礎科学研究助成住友財団最大500万円数学・物理・化学・生物・工学要確認
井上科学振興財団 井上リサーチアウォード井上科学振興財団500万円自然科学夏(要確認)
武田科学振興財団 医学系・薬学系・ライフサイエンス研究助成武田科学振興財団200万円医学・薬学・生命科学要確認
トヨタ財団 研究助成プログラムトヨタ財団要確認社会科学・学際研究要確認

出典: 各財団公式サイト(武田科学振興財団トヨタ財団 ほか。2026年7月3日参照)。金額・締切の確定値が公式で確認できない項目は「要確認」としています。

7. 応募時期の目安

若手向け助成の応募時期は、公的制度と民間財団でおおまかな傾向があります。以下は例年の傾向であり、正確な締切は毎年変わります。この記事に締切の具体日は載せず、募集中の公募は研究費サーチで締切日順に確認する方法をおすすめします。

8. 初めて応募する人へのアドバイス

8-1. まずは科研費から

若手研究者にとっての最初の目標は、科研費「若手研究」の採択です。全分野が対象で、新規採択率は令和8年度で40.1%と比較的高く、金額(応募総額500万円以下)と研究期間(2〜5年)のバランスも取れています。まだ科研費を取得していない方は、新規に研究を始める研究者を対象とする「研究活動スタート支援」への応募も検討してください。

8-2. 民間財団は並行応募が基本

民間財団の助成金は科研費と重複受給できる場合が多いため、積極的に並行応募することが有効です。

8-3. 申請書のポイント

8-4. 応募システムの確認を早めに

応募方法は制度により異なります。公的資金は電子申請システムを使うことが多く、事前準備に時間を要します。

9. よくある質問(FAQ)

Q若手研究に応募できるのは何年に博士を取った人までですか?

A令和9(2027)年度公募では、平成31(2019)年4月2日から応募時までに博士の学位を取得した方が対象です。令和9(2027)年4月1日までに学位を取得する見込みの方も応募できます。学位取得後に産前産後の休暇を取得した、または未就学児を養育していた場合は、その期間を除いて学位取得後8年未満となるなら対象に含まれます。出典は令和9(2027)年度公募要領の若手研究の項です。

Q若手研究と基盤研究(C)を同時に出せますか?

A出せません。令和9(2027)年度公募の別表1(重複制限一覧表)では、研究代表者として若手研究と基盤研究(C)の両方に新規応募することはできません。これは受給回数1回目・2回目のどちらの若手研究でも同じです。なお受給回数2回目の若手研究は、基盤研究(S・A・B)となら併願でき、双方採択の場合は基盤研究の課題を実施します。

Q若手研究は何回まで受給できますか?

A「若手研究」および「若手研究(S・A・B)」を通じて通算2回までです。令和8(2026)年度公募までにいずれかを2回受給している場合、令和9(2027)年度公募で若手研究に応募することはできません。また平成22(2010)年度以降に基盤研究(S・A・B・C)を研究代表者として新規受給した方は、令和3(2021)年度公募から若手研究に応募できません。

Q複数の助成金に同時に応募してもよいですか?

A原則として、異なる資金源の助成金には同時に応募できます。ただし助成金によっては「他の助成金との重複受給不可」の条件がある場合があります。科研費と民間財団の助成金は基本的に重複して受給できる場合が多いですが、各助成金の公募要領を必ずご確認ください。

Q博士課程の大学院生でも応募できる助成金はありますか?

Aあります。日本学術振興会の特別研究員(DC1・DC2)は博士課程在学者を対象に研究奨励金と研究費を支給します。このほかJST ACT-Xや笹川科学研究助成のように大学院生が応募できる制度があります。対象・条件は年度により変わるため、各機関の最新の公募要領でご確認ください。

Q年齢制限の「40歳未満」と「40歳以下」の違いは何ですか?

A「40歳未満」は40歳の誕生日を迎えていない人まで、「40歳以下」は40歳の人も含まれます。さらに年齢を数える基準日(応募締切日時点、その年度の4月1日時点など)が助成金ごとに異なります。境界の年齢の方は、公募要領で基準日と年齢の数え方を必ず確認してください。

Q科研費「若手研究」に年齢制限はありますか?

A現在の「若手研究」の応募資格は年齢ではなく「博士の学位取得後8年未満の研究者」で定義されています。博士の学位取得見込みの者や、産前産後の休暇取得・未就学児の養育により当該期間を除くと8年未満になる者も含まれます。詳細は日本学術振興会の公募要領をご確認ください。

Q出産・育児でキャリアを中断した場合、応募資格に配慮はありますか?

A配慮がある制度があります。科研費「若手研究」は産前産後の休暇や未就学児の養育期間を博士取得後年数から除外します。また日本学術振興会の特別研究員RPDは、出産・育児等で研究を中断した博士号取得者を対象とした制度です。緩和措置の有無と内容は制度ごとに異なるため、公募要領の但し書きを必ず確認してください。

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11. 出典・参考文献

  1. 日本学術振興会「科研費(研究計画調書等・研究種目の説明)」 https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/03_keikaku/index.html(2026年7月3日参照)
  2. 文部科学省「令和8年度科学研究費助成事業の配分について」 https://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1422129_00009.html(2026年8月16日参照)
  3. 日本学術振興会「科研費(補助金分・基金分)配分状況一覧(令和8年度 新規採択分)」 https://www.jsps.go.jp/file/storage/kaken_27_kohyo8-1/1-1-1_r8.xlsx(2026年8月16日参照)
  4. 日本学術振興会「令和9(2027)年度科学研究費助成事業(基盤研究・若手研究等)公募要領」 https://www.jsps.go.jp/file/storage/kaken_kiban_2026_g_4978/r9_7_kobo.pdf(2026年8月16日参照)
  5. 日本学術振興会「別表1 重複制限一覧表」(令和9(2027)年度) https://www.jsps.go.jp/file/storage/kaken_kiban_2026_g_4978/table_of_restriction.pdf(2026年8月19日参照)
  6. 日本学術振興会「特別研究員(申請資格・支給経費・採用期間)」 https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_oubo.html(2026年7月3日参照)
  7. JST「CREST・さきがけ・ACT-X研究提案募集」 https://www.jst.go.jp/kisoken/boshuu/teian.html(2026年7月3日参照)
  8. JST「創発的研究支援事業(FOREST)」 https://www.jst.go.jp/souhatsu/(2026年7月3日参照)
  9. 府省共通研究開発管理システム(e-Rad) https://www.e-rad.go.jp/(2026年7月3日参照)
  10. 各民間財団公式サイト(武田科学振興財団、三菱財団、住友財団、旭硝子財団、東レ科学振興会、井上科学振興財団、上原記念生命科学財団、日本科学協会、トヨタ財団ほか。2026年7月3日参照)

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検証方針: 本記事の制度・数値は各機関の公式サイトを一次ソースとして確認しています。締切の具体日は年度ごとに変わるため本文には掲載せず、応募時期は季節の目安として示しています。出典を確認できない金額・締切は「要確認」と明記しています。

本記事はAI(Claude)が作成したコンテンツです。データや制度の詳細については、必ず各機関の公式サイトでご確認ください。

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