2026年度(第29回)神澤医学研究振興財団 海外留学助成金
募集中| 助成機関 | 公益財団法人神澤医学研究振興財団 |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 医学生命科学 |
| 助成額 | 100万円/件 |
| 締切日 | 2026-09-15 |
| 公募開始日 | 2026-06-15 |
| 研究期間 | 期間1年以上の海外留学。留学期間が2027年1月1日から2027年12月31日の間にかかるものであること(助成金は2027年3月末までに交付、海外留学経費支出結果報告書の提出は2028年3月末まで) |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | 11.8%(2025年度: 応募34名・採択4名) |
| 採択件数 | 5件以内(2026年度事業計画書) |
| 申請システム | Web |
概要
周産期を中心とするリプロダクティヴ・エイジおよび高年期、老年期の女性に発現する各種疾患について、成因、予防、診断、治療等の多角的な研究を奨励する財団の海外留学助成金。対象は、リプロダクティヴ・エイジの女性に発現する各種疾患に関する研究と、加齢とともに女性に発現する各種疾患に関する研究の2領域で、これらの基礎研究または臨床研究のため期間1年以上の海外留学を行う、日本国内の研究機関に在籍する若手研究者が応募できる。留学期間が2027年1月1日から2027年12月31日の間にかかることが条件。助成額は1件100万円(総額500万円)で、2026年度事業計画書では5件以内としている。対象経費は本人の渡航費および滞在費。応募期間は2026年6月15日から9月15日までで、財団Webサイトでマイページを作成し、申請書、推薦書、代表論文、留学受入承諾書をPDFでアップロードする。採否は2026年12月中旬にWebサイト掲載とE-mailで通知され、助成金は2027年3月末までに交付される。問い合わせ先は財団(fund@kissei.co.jp、電話0263-25-9644)。
応募要件
日本国内の研究機関に在籍し、対象研究領域(リプロダクティヴ・エイジの女性に発現する各種疾患、および加齢とともに女性に発現する各種疾患)の基礎研究または臨床研究のため、期間1年以上の海外留学を行う若手研究者。留学期間が2027年1月1日から2027年12月31日の間にかかるものであること。若手研究者とは2026年4月1日現在で満45歳未満、すなわち誕生日が1981年(昭和56年)4月2日以降の者。応募には推薦が必須で、推薦者は財団の理事、評議員のほか、応募者の所属する日本国内の大学の学長、大学院研究科長、学部長、所属教室の主任教授、所属先の病院長、研究機関の代表責任者に限られる。1推薦者から1件に限る(推薦者の所属機関または役職が異なる場合はこの限りではない)。2023年度から2025年度の当財団海外留学助成金受給者、および2025年度の当財団海外留学助成金受給者と同一の教室または研究室に所属する研究者は応募できない。
対象となる研究
次の2領域に関する基礎研究または臨床研究のために海外留学を行う若手研究者が対象。①リプロダクティヴ・エイジの女性に発現する各種疾患の成因、予防、診断、治療等に関する研究。②加齢と共に女性に発現する各種疾患の成因、予防、診断、治療等に関する研究。財団は「周産期を中心とするリプロダクティヴ・エイジ及び高・老年期の女性に発現する各種疾患に関する成因、予防、診断、治療等の多角的な研究の奨励等を行うことにより、医療、医学の発展を図り、もって日本国民の健康と福祉の向上に寄与すること」を助成の趣旨としている。留学先は海外の研究機関で、留学受入機関の承諾書の写しを提出する。
採択されやすい研究像
選考の評価項目と配点は公表されていないため、以下は公式の趣旨、申請書の記入項目、公表された受給者一覧から読み取れる範囲の整理である。①女性に発現する疾患という切り口が研究の中心にあること。2025年度(第28回)の受給テーマは高齢女性の骨粗鬆症と変形性関節症、妊娠中の胎児への抗がん剤移行、不妊症カップルのマイクロバイオーム、子宮内膜受容性の制御機構であり、いずれも対象2領域に正面から入る課題である。②申請書のⅨ欄が「海外留学の目的(何を学ぶのか、もしくはどのような技術を習得するのか等)」を問うており、留学先でしか得られない技術や解析基盤を具体的に書けること。③申請書のⅣ欄で受入側の体制と受入許可の有無を記載し、留学受入機関の承諾書の写しを提出するため、受入研究室との合意が固まっていること。④過去3年間の申請テーマ関連論文リストと代表的論文1編の別刷を求められるため、留学テーマと国内での実績が地続きであること。⑤対象経費が本人の渡航費および滞在費に限られるため、100万円の使途をこの範囲で計画できること。⑥受給者一覧を見ると産科婦人科学のほか、整形外科、泌尿器科、循環器内科、消化器内科、眼科、皮膚科、乳腺腫瘍科、情報遺伝学、細胞組織学からも採択されており、診療科は限定されていない。
過去の採択傾向
2025年度(第28回)は応募34名に対し4名が採択され、採択率は11.8%であった(財団の2025年度事業報告書)。財団は海外留学助成金受給者の氏名、役職、研究機関、研究テーマを一覧で公表している。2025年度の採択者は、石津帆高(北海道大学病院整形外科)「高齢女性の骨粗鬆症・変形性関節症に共通する骨免疫異常の解明と疾患修飾型変形性関節症治療薬(DMOADs)の探索」、宇野枢(名古屋大学大学院医学系研究科産婦人科学)「妊娠中の胎児への抗がん剤移行および新生児の抗がん剤排出能の検討」、栗林宗平(大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学講座(泌尿器科学))「不妊症カップルにおける膣・精液マイクロバイオームと代謝物の相互作用解析」、柴田峻(東北大学大学院医学系研究科情報遺伝学分野、助教)「オルガノイドモデルとマルチオミクスで解読する妊娠成立に必須な子宮内膜受容性の時空間制御機構」の4名。2024年度(第27回)も4名(千葉大学、久留米大学、横浜市立大学、岡山大学)、2023年度(第26回)も4名(国際医療福祉大学、浜松医科大学、京都大学、大分大学)が採択された。助成額は2022年度(第25回)までは1件50万円で、2023年度(第26回)から1件100万円に増額されている。
応募方法
申請システム: Web
必要書類:
- ①申請書(2026年度(第29回)海外留学助成金申請書。財団所定様式をダウンロードして作成し、PDFでアップロード)
- ②推薦書(2026年度(第29回)海外留学助成金推薦書。財団所定様式に推薦者が記入し押印または自署のうえ、PDFでアップロード)
- ③代表論文(申請テーマに関連する過去3年間の研究論文のうち、代表的論文1編の別刷。別刷が出来上がっていない場合は雑誌名、研究者名、タイトル、summaryまたはabstractをA4用紙1枚にまとめる)
- ④留学受入承諾書(留学受入機関の承諾書の写し)
記載項目:
- Ⅰ 申請者(氏名、自宅住所、本人連絡先)
- Ⅱ 研究テーマ名(日本語タイトル、英文タイトル)
- Ⅲ 留学期間(西暦で記入)
- Ⅳ 留学先(受入機関名、英名、所在地、受入側の体制(受入許可の有無等))
- Ⅴ 留学不在中の連絡先(氏名、研究機関(教室名まで)、職名、所在地、電話、E-mailアドレス)
- Ⅵ 申請者の略歴(卒業大学以降を西暦で記入)
- Ⅶ 本研究テーマに対する他財団からの助成金受給の有無(財団の名称、助成の名称、受給の時期)
- Ⅷ 当財団に対する過去の実績(受給の時期、研究助成金または海外留学助成金の別)
- Ⅸ 海外留学の目的(何を学ぶのか、もしくはどのような技術を習得するのか等)
- Ⅹ この研究テーマに関する申請者の現在までの実績の大要と国内外における研究の動向
- XI このテーマに関する申請者の論文リスト(過去3年間、発表順、代表的論文1編に○印)
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
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🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
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🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
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🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- 留学期間は1年以上で、かつ留学期間が2027年1月1日から2027年12月31日の間にかかるものであること。
- 助成金の対象経費は本人の渡航費および滞在費とされている。
- 2023年度から2025年度の当財団海外留学助成金受給者は応募できない。
- 2025年度の当財団海外留学助成金受給者と同一の教室または研究室(部署等)に所属する研究者は応募できない。
- 2026年度事業計画書では、2025年度に当財団から助成を受給した研究機関の責任者もしくは教室の主任教授は推薦者から除くとされている。
- 1推薦者から推薦できるのは1件に限る。ただし推薦者の所属機関または役職が異なる場合はこの限りではない。
- 申請書の記入欄は必要に応じて枠内で行を増やしてよく、文字数とページ数の制限はない。枠内であれば図表の挿入も可能。
- 同じ財団の研究助成金(第30回、締切同日)とは対象も応募要件も別で、様式も別である。
締切2026年9月15日(応募期間は2026年6月15日から。期間厳守)。説明会の開催予定は公表されていない。学内締切は4週間前を推奨。推薦者が学長、大学院研究科長、学部長、所属教室の主任教授、病院長、研究機関の代表責任者に限られ押印または自署を伴う推薦書が要ること、および海外の受入機関から承諾書を取り寄せる必要があることから、書類が揃うまでの日数が長いため。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。