EMBO Scientific Exchange Grants(EMBO 科学交流グラント)
募集中| 助成機関 | European Molecular Biology Organization (EMBO) |
|---|---|
| カテゴリ | 民間助成金 |
| 分野 | 生命科学分子生物学国際交流 |
| 助成額 | 訪問先の国ごとの日額(68ユーロから140ユーロ)と旅費(350ユーロから800ユーロ)。金額は滞在費と旅費規程による |
| 締切日 | 随時(通年受付) |
| 公募開始日 | - |
| 研究期間 | 1週間(7日)から3か月(90日)。追加資金がある場合はさらに3か月まで延長できるがEMBOは延長期間を負担しない。最長180日での申請も可能だがEMBOの助成は最初の3か月に充てる |
| 難易度 | 中 |
| 採択率 | - |
| 採択件数 | - |
| 申請システム | Web(EMBO online application system) |
概要
研究室間の短期の相互訪問を支援し、技術や専門知識の移転、自分の研究室にない設備の利用を可能にするEMBOの助成。期間は1週間(7日)から3か月(90日)で、旅費と滞在費が支給される。EMBC加盟国32か国とEMBC/EMBOグローバルパートナー(チリ、インド、シンガポール、台湾)の研究室間の交流が対象で、同一国内の研究室間の交流は対象外。日本在住の研究者は原則として対象外だが、応募資格の公式ページと申請要領に、科学技術振興機構(JST)のASPIRE、FOREST(創発的研究支援事業)、PRESTO(さきがけ)、ACT-X、ERATO、CRESTの現在の研究代表者、共同研究代表者、研究参加者は、EMBC加盟国の研究室を訪問するために応募できると明記されている。応募は通年で受け付け、締切はない。訪問開始の3か月前までの提出が強く推奨され、最低でも30日前までに提出する必要がある。採否は完了した申請の提出からおおむね2か月から4か月で決まる。既に共同研究や共著論文がある研究室、過去の指導教員や同僚の研究室、以前訪問した研究室への訪問は対象外で、新しい共同研究の立ち上げが前提。講習会や学会参加のための渡航、他の資金で始めた滞在の延長も対象外。訪問終了後は直ちに元の研究室に戻り、6か月以上連続して在籍する必要があり、その旨の所属機関の署名入り英文書簡を提出する。滞在費は日額68ユーロ(東欧、インド、台湾等)から140ユーロ(スイス)まで、旅費は350ユーロ(欧州域内)から800ユーロ(チリ、シンガポール、台湾)まで訪問先の国ごとに定められている。問い合わせは fellowships@embo.org。既収録のEMBOポストドクトラルフェローシップ(id=1532)とは別制度。
応募要件
申請要領は「The applicant must be an active research scientist at any stage in their career with at least one year of graduate research experience or equivalent at the time of application.」と定める。対象はEMBC加盟国(オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イスラエル、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、モンテネグロ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、英国)およびEMBC/EMBOグローバルパートナー(インド、シンガポール、台湾、チリ)の研究室間の交流。加えて申請要領に「Current PIs, Co-PIs, and researchers registered in the project plan (in Japanese 研究参加者) (as of the end of research visits) of the Japan Science and Technology Agency (JST) are eligible to apply for a Scientific Exchange Grant: ASPIRE, FOREST, PRESTO, ACT-X, ERATO, CREST.」と明記されており、これに該当する日本在住の研究者はEMBC加盟国の研究室を訪問するために応募できる。同一国内の研究室間の交流は対象外。過去の同僚、博士課程やポスドクの指導教員、以前訪問した研究室への応募、既存または過去の共同関係(共同研究費や共著論文、過去の交流を含む)にある研究室への応募は受け付けない。講習会、ワークショップ、シンポジウムへの参加、他の枠組みで始めた滞在の延長、長期滞在の前後をつなぐ資金としての利用も対象外。純粋に応用的な研究、製品や手順の開発を目的とする研究は対象外で、すべての提案が生物学的な意義を持つ必要がある。訪問終了後は直ちに元の研究室に戻り6か月以上連続して在籍し、その旨の所属機関の署名入り英文書簡を提出する必要がある。過去にEMBO科学交流グラントまたはポストドクトラルフェローシップを受けた者は、別の研究室での新しい課題であれば再応募できる(前回の終了、不採択の場合は申請日から12か月後以降)。
対象となる研究
EMBOが定める20の対象分野(Cell Cycle、Cell & Tissue Architecture、Cellular Metabolism、Chromatin & Transcription、Development, Differentiation & Death、Evolution & Ecology、Genome Stability & Dynamics、Genomic & Computational Biology、Immunology、Membranes & Transport、Microbiology, Virology & Pathogens、Molecular Medicine、Neuroscience、Plant Biology、Proteins & Biochemistry、RNA、Signal Transduction、Structural Biology & Biophysics、Systems Biology)の研究。申請要領は「EMBO Scientific Exchange Grants are intended for joint research work, rather than consultations, to establish new scientific relationships.」と定め、相談や打合せではなく共同での研究作業を対象とする。提案する課題は元の研究室で進めている研究と直接関係している必要がある。技術の習得のみを目的とする応募も、元の研究室で行っている研究の文脈に位置づけられていれば対象になる。
採択されやすい研究像
申請要領の選考基準(Quality of the project to be developed in the host laboratory (novelty, feasibility) / The suitability of the host laboratory for the proposed work / The topic needs to be covered in sufficient depth and breadth to evaluate merit of proposal and feasibility / Value of the exchange for the home laboratory (expertise or technology transfer, collaboration, co publication) / CV of the candidate, and in particular research experience)から逆算すると、次の4点を満たす提案が採択されやすい。①受入研究室で行う課題に新規性と実行可能性があること。②受入研究室がその課題に適していること(受入側にしかない専門性や設備を使う必然性が書かれていること)。③提案の主題が、価値と実行可能性を評価できるだけの深さと広がりで書かれていること。④元の研究室にとっての価値(専門知識や技術の移転、共同研究の立ち上げ、共著論文)が具体的に示されていること。加えて、既存または過去の共同関係がある研究室への訪問は選考の対象外となるため、新しい関係を作る提案であることを明示する必要がある。
過去の採択傾向
採択者の一覧は公表されていない。EMBOは選考結果を応募者に個別に電子メールで通知するのみで、公式サイトに科学交流グラントの採択者名簿や年度別の採択件数は掲載されていない。
応募方法
申請システム: Web(EMBO online application system)
必要書類:
- オンライン申請書(英語。書面での提出は受け付けない)
- 推薦書2通(受入機関以外の者から。1通は現在の指導者。オンラインで直接提出。独立した研究者の場合は所属機関の代表者(学部長、所長等)からの1通のみ)
- 受入機関の受入承諾書(host institute acceptance form。受入側の指導者がオンラインで提出)
- 業績リスト(過去5年の論文。著者、題名、雑誌またはプレプリント、年、doi の形式)
記載項目:
- 提案する研究の200語の要約(生物学的意義を含む)
- 研究提案本文(1800語以内、引用は15件以内。背景と論拠500語以内、目的と目標300語以内、受入機関で行う作業の詳細と各目標の工程表1000語以内。図表は不可)
- 元の研究室が訪問から得る利益(200語以内)
- 受入研究室を選んだ理由(200語以内)
- 現在の研究の概要(500語以内)と科学交流グラント終了後の進路計画(200語以内)
- 受入研究室との既存または過去の共同関係の有無とその内容(100語以内)
- 生成AIツールを使用したか、その用途の申告
- ORCID ID と資金源
申請手続きガイド
事前準備チェックリスト
申請手順
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🔬 研究者 申請システムにログイン登録したアカウントで財団の申請システムにログインします。パスワードを忘れた場合はリセット手続きに時間がかかることがあるため、余裕をもって確認してください。
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🔬 研究者 申請フォームの入力画面の指示に従い、研究テーマ、研究計画、予算、研究者情報などを入力します。財団ごとにシステムが異なるため、入力途中の保存機能があるかどうかを最初に確認してください。
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🔬 研究者 添付書類のアップロード研究計画書、予算書、業績一覧などの添付書類をアップロードします。ファイル形式(PDF、Word等)やサイズ上限を確認してください。アップロード後にプレビューで内容を確認することを推奨します。
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🔬 研究者 入力内容の確認・提出すべての入力内容と添付ファイルを確認画面で最終チェックし、提出します。提出完了後に確認メールが届くことを確認してください。確認メールが届かない場合は財団に問い合わせてください。
- 締切はなく通年で受け付ける。ただし訪問開始の3か月前までの提出が強く推奨され、最低でも30日前までに提出する必要がある。
- 日本在住の研究者は、JSTのASPIRE、FOREST(創発的研究支援事業)、PRESTO(さきがけ)、ACT-X、ERATO、CRESTの研究代表者、共同研究代表者、研究参加者である場合に限り、EMBC加盟国の研究室を訪問するために応募できる。
- 同一国内の研究室間の交流は対象外。
- 既存または過去の共同関係(共同研究費、共著論文、過去の交流を含む)にある研究室、過去の同僚や指導教員の研究室、以前訪問した研究室への応募は受け付けない。
- 助成金は応募者本人の個人口座に振り込まれる。EMBOの支払は毎月10日頃と25日頃の2回。
- 講習会や学会の旅費、実験台使用料(bench fee)、間接経費(overheads)は対象外で、旅費と滞在費以外の追加の資金は出ない。
- 他の資金と併用する場合は直ちにEMBOに届け出る。2つの資金源までは認められるが、EMBOの助成額から他の助成額が差し引かれる。
- 訪問終了後は直ちに元の研究室に戻り6か月以上連続して在籍する必要があり、その旨の所属機関の署名入り英文書簡を提出する。
- 査証(ビザ)の費用は対象外で、EMBOは査証や税務の相談には応じない。
締切はなく通年受付。ただし訪問開始の3か月前までの提出が強く推奨され、最低でも30日前までに提出する必要がある。採否は完了した申請の提出からおおむね2か月から4か月で決まるため、訪問予定日の逆算では最低でも4か月から5か月の余裕を見る。学内手続の締切は特に定められていないが、推薦書2通と受入機関の受入承諾書が届くまで申請が完了しないため、依頼は提出予定の1か月前までに行う。助成金は本人の個人口座に振り込まれるため、機関経理での受入れは想定されていない。訪問終了の6か月後に、元の研究室に6か月以上在籍したことを証する所属機関の署名入り英文書簡が必要になるので、部局事務に事前に周知しておく。
申請のポイント
- 財団ごとに申請システムが異なります。初めて応募する財団の場合は、早めにアカウント登録とシステムの操作確認を行ってください。
- 提出前にブラウザの印刷機能やPDF出力で申請内容を保存しておくことを推奨します。提出後に内容を閲覧できないシステムもあります。
- 一時保存機能がないシステムでは、長文の入力項目はあらかじめテキストエディタで準備し、コピー&ペーストで入力すると安全です。
- 推奨ブラウザが指定されている場合があります。申請前にシステムの動作環境を確認してください。