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AI生成コンテンツ: この記事はAI(Claude)が作成しました。正確な情報は必ず各機関の公式サイトでご確認ください。掲載されている締切日・金額・応募条件等は、2026年2月時点の情報に基づいています。

民間財団助成金 分野別まとめ2026|研究助成金 一覧ガイド

この記事でわかること

  • 国内の助成財団は数百以上が研究助成プログラムを提供。科研費を補完する重要な資金源
  • 科研費より使途の自由度が高く、採択率が比較的高い財団も多い(20〜50%)
  • 申請時期は通年に分散。夏(6〜8月)に締切の大型助成も多数
  • 分野別の主要財団、金額別の応募戦略、採択のコツを解説

1. 民間財団助成金とは――科研費との違いとメリット

大学や研究機関に所属する研究者にとって、研究費の獲得は重要な課題です。科研費(科学研究費助成事業)は最も知名度の高い研究資金ですが、助成財団センターのデータベースには約750以上の助成団体が登録されており、そのうち200以上が研究助成プログラムを提供しています。民間財団による研究助成は年間1,000億円以上の規模に上るとされ、科研費の年間予算(約2,500億円)と合わせて、日本の研究費全体の重要な構成要素となっています。

科研費との主な違い

項目科研費民間財団助成金
資金源国(文科省・JSPS)企業創業家、財団法人
審査ピアレビュー(学術的評価中心)財団独自の審査委員会
使途制限厳格な費目管理比較的自由度が高い
研究業績要件業績重視業績が少なくても挑戦できる
採択率約25%(基盤C)財団により10〜50%と幅広い
応募時期年1回(秋)通年で様々な時期

民間財団助成金の3つのメリット

1. 採択率が比較的高い

武田科学振興財団の研究助成は採択率約26.8%(2024年度実績:応募2,097件から562件採択)と、科研費と同程度あるいはそれ以上の採択率を持つプログラムもあります。特にニッチな分野に特化した助成は、応募者が限られるため穴場となるケースがあります。

2. 使途の自由度が高い

科研費では厳格に管理される費目区分が、民間財団助成金では「研究目的であれば自由」とされるケースが少なくありません。例えば新化学技術推進協会(JACI)の研究奨励賞(100万円)は「使途は研究目的であれば自由」と明記されています。

3. 研究業績が少なくても挑戦できる

笹川科学研究助成(日本科学協会)は35歳以下の大学院生・任期付研究者を対象とし、毎年200〜300件程度を採択する間口の広い助成です。キャリア初期の研究者にとって、最初の外部資金獲得の機会として最適です。その他の若手研究者向け助成金も多数あり、稲盛財団「はぐくむ」(200万円、50件)やロレアル-ユネスコ女性科学者日本奨励賞(100万円、4名)なども有力な選択肢です。

注記: 上記の採択率・採択件数は各財団の公式発表に基づいていますが、年度により変動します。最新の情報は各財団のWebサイトでご確認ください。

2. 分野別まとめ

研究費サーチ(grant-search.com)に掲載されている民間助成金データから、分野別に主要な助成プログラムを整理しました。

注記: 以下の表に記載する金額・締切は、登録情報に基づいています。公募時期は年度により前後する場合がありますので、応募を検討される際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

2-1. ライフサイエンス・医学

医学・生命科学分野は、民間助成金の中でも最も充実した分野です。製薬企業系の財団を中心に、大型助成から若手向けまで多彩なプログラムがあります。政府系ではAMED(日本医療研究開発機構)が医療研究の主要資金源ですが、AMEDと民間財団では審査基準や使途ルールが異なるため、両方を視野に入れた応募戦略が有効です。

財団名プログラム名金額締切目安特徴
武田科学振興財団生命科学研究助成1,000万円/件3月上旬55歳未満、医歯薬学系以外が対象
武田科学振興財団医学系研究助成200万円/件3月上旬45歳未満の医学研究者
武田科学振興財団ビジョナリーリサーチ助成1,000万円/件(最大5年)3月上旬挑戦的研究、年齢制限なし
武田科学振興財団特定研究助成2,000万円/件(最大3年)3月上旬超大型、財団設定テーマ
武田科学振興財団ハイリスク新興感染症研究助成1,000万円/件3月上旬55歳未満、感染症特化
上原記念生命科学財団研究助成金500万円/件7月末歴史ある財団、約50〜60件採択
上原記念生命科学財団研究奨励金200万円/件7月末若手向け、約80〜100件採択
中谷医工計測技術振興財団長期大型研究助成年間最大6,000万円×最長5年3月頃民間財団トップクラスの超大型
中谷医工計測技術振興財団特別研究助成最大3,000万円(2年間)7月頃BME分野の独創的研究
中谷医工計測技術振興財団開発研究助成最大500万円/件7月頃15件程度採択
中谷医工計測技術振興財団奨励研究助成最大200万円/件7月頃若手向け、20〜30件採択
第一三共生命科学研究振興財団研究助成200万〜300万円1月末45歳以下、女性優先枠あり
第一三共生命科学研究振興財団PIセットアップ研究助成300万円/件1月末独立間もないPI向け
小林がん学術振興会研究助成250万〜1,000万円1月上旬がん研究特化、賞タイプ別枠
循環器病研究振興財団研究助成最大200万円2月中旬循環器分野
川野小児医学奨学財団研究助成100万〜200万円1月末小児医学特化
杉浦記念財団地域医療振興助成(研究分野)最大200万円2月末地域包括ケア

注目ポイント: 中谷医工計測技術振興財団の長期大型研究助成は、年間最大6,000万円、最長5年間で総額最大3億円という民間財団としては破格のスケールです。BME分野(生命科学と理工学の融合領域)が対象で、AI・情報科学との融合研究も対象に含まれます。

2-2. 情報通信・AI

情報通信分野は、IT企業系の財団に加え、医療AI・セキュリティなど分野横断的な助成も増えています。詳しくはAI・情報科学分野の研究助成金まとめもご参照ください。政府系(NEDO・JST)の大型公募と組み合わせることで、研究資金を多角的に確保する戦略が有効です。

財団名プログラム名金額締切目安特徴
船井情報科学振興財団船井学術賞150万円/件(特別賞300万円)1月中旬39歳以下、顕著な業績
船井情報科学振興財団船井研究奨励賞50万円/件(12件)1月中旬博士取得後5年以内
大川情報通信基金研究助成100万円/件7月上旬8分野対象、40〜50件採択
島津科学技術振興財団研究開発助成100万円/件(23件)7月末計測技術+データサイエンス
GMOインターネット財団研究助成最大100万円12月末AI・IoT・セキュリティ
セコム科学技術振興財団特定領域研究助成最大1,500万円/年(3年)9月末情報セキュリティ超大型
西川医療振興財団医学研究活動費助成100万円/件11月末医療DX・AI画像解析
丸文財団国際交流助成上限40万〜80万円年3回エレクトロニクス国際学会

穴場情報: GMOインターネット財団の研究助成は難易度「低」で、AI・IoT・セキュリティ等のIT分野で100万円を支援。知名度がまだ高くないため、競争率が低い可能性があります。

2-3. 環境・エネルギー

環境分野は、SDGs・脱炭素の流れを受けて助成が充実しています。AGC(旭硝子)財団のブループラネット賞関連など、権威ある大型助成もあります。

財団名プログラム名金額締切目安特徴
住友財団環境研究助成(一般研究)最大500万円/件6月末分野不問、40件程度
住友財団環境研究助成(課題研究)最大1,000万円/件6月末財団設定課題、3件程度
旭硝子財団サステイナブルな未来への研究助成(提案研究)200万円/件10月頃萌芽的研究
旭硝子財団サステイナブルな未来への研究助成(発展研究)1,000万円/件(3年)9月頃社会実装志向
旭硝子財団ブループラネット地球環境特別研究助成1,500万円/件(3年)10月頃超大型、権威ある助成
パロマ環境技術開発財団研究助成100万〜500万円12月中旬環境・省エネ技術
藤森科学技術振興財団研究助成100万円12月中旬環境・ウェルネス、難易度低
水源地環境センターWEC応用生態研究助成100万〜150万円4月上旬ダム・水環境生態系
琵琶湖・淀川水質保全機構水質保全研究助成90万円/件2月末琵琶湖流域限定、難易度低

注目ポイント: 住友財団の環境研究助成(一般研究)は分野不問で環境に関わる研究を幅広く支援し、年間40件程度を採択します。理系だけでなく、社会科学からのアプローチも歓迎される点が特徴です。

2-4. 化学・材料・ナノテク

化学・材料分野は、メーカー系財団の助成が充実しています。ニッチな分野ほど競争率が低くなる傾向があります。

財団名プログラム名金額締切目安特徴
旭硝子財団研究奨励最大300万円/件10月頃45歳未満、化学・生命科学
新化学技術推進協会(JACI)新化学技術研究奨励賞100万円/件2月上旬使途自由、13課題
福岡直彦記念財団助成金最大200万円12月中旬有機化学特化
サムコ科学技術振興財団薄膜技術研究助成200万円/件(約7件)3月中旬薄膜・プラズマ工学
天野工業技術研究所研究助成金最大150万円(30件)2月末機械・電気電子・材料
ヨウ素学会研究助成10万〜100万円12月中旬穴場:ヨウ素関連限定
永守財団永守賞・助成100万〜500万円1月末モータ・制御技術特化

穴場情報: ヨウ素学会の研究助成は、ヨウ素に関連する化学・材料・医療・環境分野が対象の極めてニッチな助成です。日本はヨウ素の世界有数の産出国であり、応募者が限られるため競争率は低い傾向にあります。

2-5. 人文社会科学

人文社会科学分野は科研費に比べ選択肢が少ない印象がありますが、有力な民間財団助成が存在します。

財団名プログラム名金額締切目安特徴
三菱財団人文科学研究助成最大500万円1月上旬30〜35件、グループ研究も可
サントリー文化財団研究助成50万〜300万円2月頃「知の冒険」を標榜
トヨタ財団研究助成プログラム最大800万円(2年)6月上旬学際的共同研究、45歳以下
トヨタ財団国際助成プログラム最大1,000万円5月末アジア共通課題
野村財団研究助成100万円10月頃法学・政治学・経済学
公益推進協会(大洋基金)ハラスメント研究助成50万〜60万円1月上旬ハラスメント研究限定、穴場

注目ポイント: トヨタ財団の研究助成プログラムは「つながりがデザインする未来の社会システム」をテーマに掲げ、2024年度は118件中8件採択(採択率約7%)。代表者平均年齢36.8歳と、若手が中心です。

2-6. 学際・分野横断

特定分野に限定されない、分野横断的な助成プログラムです。

財団名プログラム名金額締切目安特徴
稲盛財団研究助成「はぐくむ」200万円(2年間)7月下旬2026年度から4倍拡充、50件
稲盛財団研究助成「たかめる」1,000万円(3年間)8月上旬2026年度新設の大型コース
三菱財団自然科学研究助成(一般)最大2,000万円2月上旬自然科学全分野、55件程度
三菱財団自然科学研究助成(若手)最大400万円2月上旬40歳未満、29件程度
住友財団基礎科学研究助成最大500万円6月末45歳以下、萌芽的研究
キヤノン財団善き未来をひらく科学技術最大3,000万円(3件程度)6月末超大型、採択率約3%
キヤノン財団新産業を生む科学技術最大2,000万円(10件程度)6月末新産業創出、採択率約3%
笹川科学研究助成学術研究部門最大150万円10月中旬35歳以下、200〜300件採択
三島海雲記念財団学術研究奨励金最大150万円2月末食の科学・アジア学術
山田科学振興財団チャレンジ支援枠150万〜300万円2月末一時的にエフォート低下した研究者向け
ロッテ財団奨励研究助成【A】個人研究上限300万円5月下旬食と健康、40歳以下
ロッテ財団奨励研究助成【B】実装型共同研究上限1,000万円6月末2026年新設、社会実装
G-7奨学財団研究開発助成最大300万円(36件)1月上旬バイオ・IT、50歳未満

注目ポイント: 稲盛財団は2026年度から助成を大幅に拡充し、完全公募制に移行。「はぐくむ」200万円×50件、「たかめる」1,000万円×10件の2コース制で、多くの研究者にチャンスが広がります。

2-7. 食品科学・農学

食品・農業分野には、食品メーカー系の特色ある財団助成があります。

財団名プログラム名金額締切目安特徴
糧食研究会研究支援150万円/件2月中旬食品科学特化、推薦書不要
ロッテ財団奨励研究助成【A】上限300万円5月下旬「食と健康」、40歳以下
武田科学振興財団薬用植物研究助成200万円/件3月上旬漢方薬・生薬、ニッチ分野

3. 金額別ガイド

小規模(100万円以下)――応募しやすい入門編

初めて民間助成金に応募する研究者や、大学院生・ポスドクに最適なカテゴリーです。

財団名プログラム名金額難易度
船井情報科学振興財団船井研究奨励賞50万円(12件)
公益推進協会(大洋基金)ハラスメント研究助成50万〜60万円
琵琶湖・淀川水質保全機構水質保全研究助成90万円
ヨウ素学会研究助成10万〜100万円
成茂神経科学研究助成基金研究助成最大100万円
小川YK基金精神障害分野研究助成最大100万円
GMOインターネット財団研究助成最大100万円
カワイサウンド技術・音楽振興財団研究助成最大100万円
ロレアル-ユネスコ女性科学者日本奨励賞100万円(4名)

ポイント: 難易度「低」の助成は、研究業績が少なくても挑戦しやすいプログラムです。特に大学院生やポスドクは、まずここから外部資金獲得の実績を積むことをお勧めします。

100万円以下の助成金でも、消耗品・試薬の購入、学会参加費、論文投稿料、アルバイト謝金などに充てることで研究を加速できます。採択実績は次の科研費申請時に「研究遂行能力」の証明として記載でき、科研費の採択率向上にもつながります。

中規模(100万〜500万円)――研究の中核となる資金

科研費の基盤C(年間約100〜150万円)〜基盤B(年間約300〜500万円)に相当する規模で、研究活動の中核を担える金額です。RA(リサーチアシスタント)の雇用、中規模の分析機器購入、国際学会への複数回参加などが可能になります。

財団名プログラム名金額難易度
稲盛財団研究助成「はぐくむ」200万円(2年間)
住友財団基礎科学研究助成最大500万円
住友財団環境研究助成(一般)最大500万円
上原記念生命科学財団研究助成金500万円
旭硝子財団研究奨励最大300万円
三島海雲記念財団学術研究奨励金最大150万円
笹川科学研究助成学術研究部門最大150万円
天野工業技術研究所研究助成金最大150万円(30件)
武田科学振興財団医学系研究助成200万円
三菱財団自然科学研究助成(若手)最大400万円
中谷医工計測技術振興財団開発研究助成最大500万円
山田科学振興財団チャレンジ支援枠150万〜300万円
ロッテ財団奨励研究助成【A】上限300万円
G-7奨学財団研究開発助成最大300万円(36件)

大型(500万円以上)――研究室の飛躍を支える資金

科研費の基盤A(年間約500万〜1,000万円)〜基盤S(年間約2,000万〜5,000万円)に匹敵する、研究室を飛躍的に発展させうる規模の助成です。大型装置の導入、ポスドク・技術員の雇用、大規模なデータ収集など、研究の質的転換を可能にします。

財団名プログラム名金額難易度
中谷医工計測技術振興財団長期大型研究助成年間最大6,000万円×最長5年
武田科学振興財団特定研究助成2,000万円/件(最大3年)
武田科学振興財団生命科学研究助成1,000万円/件
武田科学振興財団ビジョナリーリサーチ助成1,000万円/件(最大5年)
稲盛財団研究助成「たかめる」1,000万円(3年間)
旭硝子財団ブループラネット地球環境特別研究助成1,500万円/件(3年)
キヤノン財団善き未来をひらく科学技術最大3,000万円(3件程度)
キヤノン財団新産業を生む科学技術最大2,000万円(10件程度)
セコム科学技術振興財団特定領域研究助成最大1,500万円/年(3年)
三菱財団自然科学研究助成(一般)最大2,000万円
トヨタ財団国際助成プログラム最大1,000万円
住友財団環境研究助成(課題研究)最大1,000万円
ロッテ財団奨励研究助成【B】実装型共同研究上限1,000万円

注意: 大型助成は採択率が低い傾向にあります(キヤノン財団は約3%、中谷財団特別研究助成は約3%等)。十分な準備と独創的な研究計画が必要です。大型助成に挑戦する際は、まず中規模の助成で実績を積み、研究の独自性と実現可能性を示す具体的なデータを蓄積してから応募することを推奨します。

4. 申請のコツ(民間財団特有のポイント)

民間財団助成金は科研費とは異なる審査基準を持つことが多く、申請書の書き方にも工夫が必要です。

4-1. 財団の設立趣旨に合わせる

これが最も重要なポイントです。民間財団はそれぞれ固有の設立理念を持っています。

申請書では、自分の研究がその財団の設立趣旨にどう合致するかを明確に示しましょう。「なぜこの財団に応募するのか」が伝わる申請書は、審査員に好印象を与えます。

4-2. 社会的インパクトを強調する

科研費は学術的新規性が最重要ですが、民間財団では社会への貢献・インパクトも大きな評価ポイントです。

特に企業系財団では、研究成果の社会還元を重視する傾向があります。

4-3. 推薦書・所属長承認のポイント

多くの民間財団助成金では、所属機関長の承認や推薦書が必要です。

4-4. 複数の財団に同時応募する

科研費と異なり、多くの民間財団助成金は他の財団への同時応募を認めています(ただし個別に確認が必要)。分野が合致する複数の財団に同時に応募することで、採択確率を高めることができます。さらに、政府系のJSTさきがけ・CRESTNEDO公募とも並行して応募し、研究資金獲得のポートフォリオを分散させる戦略が有効です。

4-5. 不採択でも再挑戦する

民間財団の審査は年度ごとに異なるため、不採択でも次年度に再挑戦する価値があります。審査コメントが返却される財団であれば、それを参考に申請書を改善しましょう。

また、不採択になった申請書の内容を別の財団向けにカスタマイズして再利用することも有効な戦略です。研究の核となる部分は共通でも、財団ごとの設立趣旨に合わせた「なぜこの財団に応募するのか」の記述を変えるだけで、採択の可能性は大きく変わります。

5. 年間スケジュール:月別の主要公募時期

注記: 以下は主に2025〜2026年度の公募実績に基づく目安です。年度により変動する場合がありますので、各財団の公式サイトで最新情報をご確認ください。

主な締切がある助成
1月三菱財団(人文科学)、小林がん学術振興会、野村財団
2月三菱財団(自然科学)、武田科学振興財団、三島海雲記念財団、循環器病研究振興財団、天野工業技術研究所、山田科学振興財団、琵琶湖・淀川水質保全機構、杉浦記念財団、カワイサウンド技術・音楽振興財団、加藤記念バイオサイエンス振興財団、ロレアル-ユネスコ
3月武田科学振興財団(全プログラム)、中谷財団(長期大型)、サムコ科学技術振興財団
4月住友財団(募集開始)、水源地環境センター
5月トヨタ財団(国際助成)、ロッテ財団【A】
6月住友財団(締切)、キヤノン財団(善き未来・新産業)、トヨタ財団(研究助成)、ロッテ財団【B】
7月稲盛財団「はぐくむ」、大川情報通信基金、島津科学技術振興財団、中谷財団(特別・開発・奨励・調査)、上原記念生命科学財団
8月稲盛財団「たかめる」、旭硝子財団(募集開始)
9月旭硝子財団(発展研究)、セコム科学技術振興財団、笹川科学研究助成(募集開始)
10月笹川科学研究助成(締切)、旭硝子財団(研究奨励・提案研究・ブループラネット)、野村財団
11月西川医療振興財団
12月藤森科学技術振興財団、パロマ環境技術開発財団、GMOインターネット財団、福岡直彦記念財団、ヨウ素学会

戦略的な応募計画: 科研費の応募(10〜11月)に集中する時期は民間助成金の応募も重なるため、夏(6〜8月)締切の助成を狙うと余裕を持って準備できます。稲盛財団・住友財団・キヤノン財団・大川情報通信基金・上原記念生命科学財団など、夏に締切の大型助成は多数あります。科研費・JST・NEDO・民間財団を含めた全体のスケジュールは研究費の年間申請スケジュール2026で詳しく解説しています。e-Radを利用する助成金もありますので、e-Rad電子申請システムの使い方ガイドも事前に確認しておくと安心です。

6. よくある質問(FAQ)

Q1. 民間財団の助成金とは?科研費との違いは?

A. 民間財団の助成金は、企業創業家や財団法人が提供する研究資金です。助成財団センターのデータベースには約750以上の助成団体が登録されており、200以上が研究助成プログラムを提供しています。科研費(JSPS)との主な違いは、(1)使途の自由度が高い(費目区分が緩やか)、(2)研究業績が少なくても挑戦できるプログラムが多い、(3)採択率が比較的高い財団もある(20〜50%)、(4)申請時期が通年で分散している、という点です。科研費が学術的新規性を最重視するのに対し、民間財団は社会的インパクトや設立趣旨との合致を重視する傾向があります。

Q2. 民間財団助成金の採択率はどのくらいですか?

A. 財団・プログラムにより大きく異なります。具体例を挙げると:

  • 武田科学振興財団: 約26.8%(2024年度:応募2,097件中562件採択)
  • 笹川科学研究助成: 毎年200〜300件を採択する間口の広い助成
  • キヤノン財団「善き未来をひらく科学技術」: 約3%(3件程度採択)
  • トヨタ財団研究助成: 約7%(2024年度:118件中8件採択)

分野がニッチな助成(ヨウ素学会、永守財団等)や知名度がまだ低い助成(GMOインターネット財団等)は応募者が限られるため、採択されやすい傾向にあります。ただし、採択率を公式に公表していない財団も多いため、上記以外は傾向分析に基づく推定です。

Q3. 若手研究者が応募しやすい民間財団は?

A. 若手研究者向けの代表的な助成として、以下があります:

  • 笹川科学研究助成(35歳以下、大学院生・任期付研究者対象、最大150万円、年間200〜300件採択)
  • 武田科学振興財団 医学系研究助成(45歳未満、200万円/件)
  • 稲盛財団「はぐくむ」(200万円×50件、2026年度から完全公募制に移行)
  • 旭硝子財団 研究奨励(45歳未満、最大300万円)
  • 船井情報科学振興財団 船井研究奨励賞(博士取得後5年以内、50万円×12件)
  • ロレアル-ユネスコ女性科学者日本奨励賞(女性博士課程学生、100万円×4名)

まずは小規模(50万〜150万円)の助成で外部資金獲得の実績を積み、その後に中規模・大型助成へステップアップする戦略が効果的です。

Q4. 民間助成金と科研費は併用できますか?

A. 多くの場合、併用可能です。科研費と民間財団助成金は資金源が異なるため、重複受給が認められるケースが大半です。ただし、同一の研究テーマに対して二重に資金を受けることが制限される財団もあります。また、武田科学振興財団のように「推薦者が全プログラム通じて1件のみ推薦可」という制限がある場合もあるため、必ず各財団の公募要項で「他の助成金との重複受給」に関する規定を確認してください。なお、複数の民間助成金に同時応募すること自体は、ほとんどの財団で認められています。

Q5. 民間財団助成金の申請に必要な書類は?

A. 一般的に必要な書類は以下のとおりです:

  • 申請書(財団指定の様式、多くの場合A4で2〜5ページ程度)
  • 研究計画書(研究の目的・方法・期待される成果を記載)
  • 研究業績一覧(論文リスト、過去の外部資金獲得歴等)
  • 所属機関長の承認書または推薦書(締切1か月前までに依頼推奨)
  • 予算計画書(費目ごとの使途内訳)

科研費のe-Radとは異なり、多くの民間財団は独自のWeb応募システムまたは郵送で受け付けます。一部の財団(糧食研究会など)は推薦書不要で、応募のハードルが低くなっています。

Q6. 民間助成金の使途に制限はありますか?

A. 科研費と比べ、民間助成金は使途の自由度が高い傾向にあります。例えば新化学技術推進協会(JACI)の研究奨励賞(100万円)は「研究目的であれば使途自由」と明記しています。一般的な助成金で認められる費目には、物品費(試薬・機器・消耗品)、旅費、人件費(謝金・RA雇用)、印刷費・通信費などがあります。ただし財団により異なり、物品費のみ対象(人件費不可)、海外出張費は別途申請が必要、間接経費の計上不可といった制限がある場合もあります。助成金の使途ルールは公募要項または交付規程に記載されていますので、応募前に必ず確認してください。

Q7. 海外渡航助成・国際共同研究の民間助成はありますか?

A. はい、複数の財団が海外渡航・国際共同研究を支援しています。代表的なプログラムは以下のとおりです:

  • 丸文財団 国際交流助成(40万〜80万円、年3回募集、エレクトロニクス分野の国際学会参加)
  • トヨタ財団 国際助成プログラム(最大1,000万円、アジア共通課題の国際共同研究)
  • 上原記念生命科学財団 海外留学助成(最大600万円/年、最長2年間の海外留学支援)
  • 旭硝子財団 ブループラネット地球環境特別研究助成(1,500万円、3年間、国際的な環境研究)

政府系の国際共同研究支援としては、NEDOの国際実証事業AMEDの国際共同研究事業もあります。民間財団の渡航助成は比較的小規模ですが、申請手続きが簡便で採択されやすい傾向にあります。

最終更新: 2026年2月28日

本記事はAI(Claude)が研究費サーチ(grant-search.com)のデータベースに基づいて作成しました。掲載内容の正確性には注意を払っておりますが、応募にあたっては必ず各財団の公式サイトで最新の公募要項をご確認ください。掲載されている採択率・金額・締切等は過去の実績や登録時点の情報に基づくものであり、年度により変更される場合があります。

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